唇の描き方と唇の形と位置

唇の描き方 形と位置

リップは顔の中で表情を引き締める重要なポイントになります。

 

 

形やラインの書き方によって又質感や色味によっても様々な表情を演出
することができます

アイブロー、アイシャドウ、アイライン、マスカラ、チークで作り上げてきた
イメージをリップで完成へと持っていきます。

 

 


 

唇の位置と横幅

唇は左右対称とは言えません、ですから左右のバランスや上唇、下唇の
大きさなど、又顔の中心からはどうか、など見ます

 

 

 

瞳の内側を降りた延長線上が横幅になります

僕の場合特にアイシャドウを控えめにし、リップを完成させてから
バランスを見てアイシャドウを若干、後からプラスするようにしています。

それだけリップは顔全体に対してポイントになるからです。

唇の美しいバランス

リップは顔に対して自分の目の瞳、内側から降りたライン上が唇の横幅
になります。唇が最も美しく見えるのは、上唇が1とした場合、下唇1.2位が
理想的とされています。

1対1.2が理想とされているバランスです。
ですから場合によってはオーバーして書きます。あまりにも大きく
オーバーしても不自然です。

よほど唇が大きくない限り少しラインをオーバーして書くと立体感が出ます。

唇の色素と形

唇には色々な形と色があり、色素が多い人は軽く、ファンデーションで
カバーすると、色々なカラーの口紅が楽しめます。

だいたい寒い国の人は唇が薄く小さく、温かい国は大きく、分厚いとされています。
どちらかと言うと印象的には唇が厚めの方が愛情豊かで優雅で女性的に見えます

基本より少し厚めに書く場合、円熟した女性に見せる場合に効果的です。

ラインの書き方で冷たい印象や柔らかい印象となり、下唇を円形より船底型に
書いたりすることで愛情豊かな女性像を演出できます。

唇が大きすぎる人

唇が大きすぎる場合リップラインをファンデーションで塗りつぶし
リップラインをハッキリさせないように描きます。

唇のリップラインをはっきりさせない事で大きさを意識させない、効果があり
唇を小さく見せることができます。

もちろん撮影では唇を大きく書くことで顔が締まり小顔に見せる事ができます。
レンズを通して見た場合と、肉眼で見た場合では当然違います。

実際対面した時リップラインより、かなり大きめにはみ出して書かれているのも
不自然だと思います。

 

立体感を出す

唇を描く場合にも立体感を出します。上唇の山の部分や下唇の中心部に

クリームペンシュルの白を乗せてリップを上塗りすることで、唇に立体感が出ます

 

 

ふくよかな感じを演出したり、口紅を塗った後にハイライトを使う場合もあります。

 唇の各、名称を確認しときましょう

実際は目の前で実演したりしますので、この部分とか名称があまりハッキリして
いないのが現状です。

 

 

例えば唇の山の部分、僕でも名前が解りません、ネットで調べても出て来ません

細かな部位については、医学用語でも、あまりハッキリしてないケースもあります
ここではメイクアップする上で確認しやすいように記載しときます。

実際の書き方

プロが練習するときは濃い目の色味で練習すると何処が綺麗に書けてないか
わかりやすいのでお薦めです。

実際の書き方は上唇の山の位置を決め、下唇の中心位置を決めます
1:1.2のバランスを見ます。

 

出来ればは唇の色に近い色のペンシュルで、

1.の山の部分を中心に向かって書きます。

2.の部分を書きポジションを決めます。このV字部分の間を広げるか狭めるか
によって、印象が変わります。山の部分を鋭くするか、丸く描するかで
印象が変わります。

3.下唇中心部の位置を決めます。この時上唇とのバランスを見て決めます。

4.リップライナーで唇の口角から唇の山を繋げます。

5.も同じように口角から山に向かって書きます。このラインを外側に丸みを
持たせるのか直線で内側に弓を描くのかによってかなり印象が変わります。

6.口角から下唇の3の部分に向かって書いていきます。

7.も同様に描きます。

 

 

ラインの書き方で印象が変わる

 

 

 

あくまでの前回も解説していますがラインが人に与える印象は、ヘアも
眉毛やアイライン、リップラインと全てに共通する、人に与える

印象です。バランスを見て当然、唇の大きさや、ラインの書き方が大切になります。

デザインする上でラインは抑えておきたいポイント、こちらも合わせてお読み下さい

情報 デザインする上で考えなければならない要素とは?

 

 

ぽってりさせるには、厚みをもたせる為、実際の唇よりも大きく見せるよう
オーバーラインにリップラインをとるとといいです

ラインにそって口紅を塗る

輪郭を書きリップを後から塗ります。
唇でペイパー軽くはさんでもらい、軽く押し当て、もういちど重ね塗りをします。

マットに仕上げるのか、グロスを塗って湿った艶感を出すのか好みと撮影の場合
光とか全体の雰囲気によって決めていきますが

最後に忘れがちなのが口角のつなぎの部分です

 

 

上下の口角を繋げる書き方は、口を「あー」と開くと書きやすい

ここは口を開いてもらい綺麗に繋ぐのと、上唇と下唇はズレがあります
ここで修正し美しくドッキングします。

日常では最近保湿の面からもグロスを塗るケースが多くなりました

ぷっくり唇がも持てるわけ

あくまでも個人的な感想かも知れませんが、特に男性目線かしれませんが
唇がぷっくり、ぷるるんとしているのは、魅力的に感じます。

 

 

 

男性に取って愛情を感じるのかも知れません
だから下唇は船底形が好きです。

 

女性の皆さんはどうでしょうか?

 

 

 

tomio23