肌は、気候、年齢、ストレス、暴飲暴食、さまざまな要因によって
変化します。
初めてスポーツジムに入るときに、インストラクターはあなたの身体機能を
調べてからあなただけのプログラムを組んでくれるように、体力がある時
怪我をしている時それに合わせて運動量を調節しているはずです。
同じことがスキンケアにも当てはまります。
自分の年令や色々な状態によっても肌の手入れは変わってきます。
すべての人に取ってスキンケアはクレンジングから、メイクを教えるときも
自分でする時も、始めにメイクの第一歩はクレンジングでなくてはなりません。
目次
例えば車を塗装する時、車の表面に付いた汚れを洗い流してから
行うはずです。
クレンジングは昔から美容の要でもあります。古い皮膚科医がごく普通の石鹸で
きれいに洗浄する事が肌の汚れを綺麗に落とす唯一の方法です。と主張するの
に対して、ほとんどの女性はその苦い経験から、石鹸による洗顔は乾燥と
つっぱりの原因になることを知っています。
石鹸によっては石鹸に含まれる脂肪分が、皮膚に残り、毛穴のつまりや、
吹き出物の原因になることも多く、肌が弱酸性に対して石鹸はアルカリ性
(弱酸性のものも出ています)です。
肌の酸性の皮膜が(PH)ペイハーバランスが損なわれ、皮膚の抵抗力が下がる
ことがあります。
もしあなたがオイリーな肌の持ち主ならタップリの泡で肌をゴシゴシ洗いたい
と言う気持ちはわかります。
結局のところ肌をサッパリさせるには、正しい方法で洗顔し、水で洗い流すのが
一番なのです。
店頭には固形の、バータイプのものや、クレンジングホーム、リッキッド状の
ものまで、洗い流すタイプの洗顔料が、数えきれないくらい揃っています。
肌にやさしい物ばかりです。
ただしラノリンや、パラフィンと言った成分が
含まれるものや、保湿成分が入ったものは避けましょう。
毛穴をふさいで吹き出物の原因になることがあるからです。
自分に足りないのは肌のうるおいだと感じるなら、乳液状、クリーム状の
クレンジング剤で手入れするのが一番です。
油分と水分が、溶け込んだエマルジョンタイプのクレンジング剤は、メイクを
さっと拭き取ることができるうえ、肌に適度なうるおいを残してくれます。
オイル系のクレンジング剤を使って良いのは、慢性の乾燥肌に悩まされている
人だけです。
脂汚れは、すっかり落としながら、どんな乾燥肌にもシットリとした使用感を
あたえてくれます。
日焼け止めクリームを落とす時には特に専用クレンジングで丁寧に落とし
ましょう。
トーニング(肌の引き締め)
化粧水等を結構おろそかにしている人が多くなっていますが、化粧水に
代表される、この種の引き締め効果はたとえ一時的にしても、開いた毛穴を
小さく見せてくれるので、ファンデーションを付ける前の手入れには
適しています。
ローションや乳液などの保湿化粧品は、必要な部分だけに使いましょう。
ですが乳液をつけるだけで肌に行き渡らせることはできません。
肌を整えるのは表面からばかりでなく、内面から運動したり心のストレスを
なくしたり、大きのは食事のバランスです。
特に、たくさんの水を取ることも大切です。
毛穴の目立つ部分には付けるのを、辞めましょう。
オイリーな部分と乾燥した部分の両方がある人は乳液を付けるべきと
考えるでしょうが、まずは角質を取るべきと思います。
いくら肌にうるおいを与えても、はがれた表皮を付けることはできません
貴方自身の肌の潤い度を知ることが、あなたに合った正しいタイプの
保湿化粧品を見つける鍵になります。
真皮から表皮への水分の補給と、肌の表面にバリアを作り水分の蒸発を
遅らせる皮脂の2つが肌のうるおい度をきめます。
年をとるにつれて皮脂レベルと保湿レベルは共に減少します。
これまで保湿の必要がなかった部分が、突然乾燥気味になり
化粧品の助けが必要になります。
最近はテクノロジー革命のおかげで、さまざまな効能を持つ成分を含む
クリームが、さまざまな価格帯で出ております。
どんなスキンタイプの人も保湿化粧品を付ける前には、肌を少し湿った状態に
しておきましょう。
そうすることで製品がより深く浸透し、必要以上につけすぎてしまうのを
避けられます。
目の周りの肌に開いた毛穴はありません
目は肌の手入の成果が最もよく現れるところです。
目の周りは最も早く小じわが出来る場所です。ですから十分な手入れが
ひつようです。
アイクリームをタップリ付けたい気持ちはわかります。
整形外科医の話によると、眼瞼整形手術を望む患者の殆どが
肌が吸収しきれないほどのアイジェルを使うことで目の下にたるみが
出てしまっているとのことです。
目の下にアイジェルを貯めこむ危険をおかすより、軽いクリームを眼の
周りの骨にそって控え前に使いましょう。
目の下にくまができるのは、遺伝子の場合が多いいのですが、血行不良や
アルコール、毒素が原因となる場合もあります。
目の下の肌はとても薄いので下を流れる血管の色が青く透けて見える事が
あります。
シャネルや、エスティ・ローダーなどがくまに対処する製品を作っていますが
最も効果的な対処法はメイクで隠すことです。
まぶたの腫れには、さめたティーバックやキュウリが湿布の役割をはたし
余分な水分を体内から引き出して、昨夜のなごりを嘘のようにスッキリ
消してくれます。
首と胸元は若い時には最もセクシーな部分ですが、年を取るにつれて
最も醜い部分に変わってきます。
市販されている老化防止効果のあるネッククリームの中でも質の良いもので
首や、胸元を手入れしましょう。
年数がたつに連れ違いがでてきます。手遅れにならない内に早めの手入れを
お薦めします。エステ・ローダーやゲランはおすすめです。
メイクをするときに何か一つだけ使って良いと言われたら、ほとんどの
女性は口紅をえらぶでしょう。
ですが唇のケアとなると無頓着な人が多くみうけられます。
唇には、これといった油分のバリアがりません。
したがって乾きやすく、頻繁になめる癖は唇を更にかさつかせます。
唇には脂肪を分泌する線もありません。ですから唇をみずみずしく保つには
外からうるおいを補給する以外方法はありません。
ふっくらとした魅力的な唇を手に入れるために一番よいのは、日常の手入れを
欠かさないことです。
最初はカサカサした、皮を取り除きます。専用のクリームを買う、お金を節約
したいなら柔らかい歯ブラシを使って優しく、とりのぞきます。
つぎにリップバームでうるおいをあたえます。
喫煙や紫外線は目障りな縦しわができる原因になります。外出時には紫外線防止効果の
あるリップクリームを持って出るようにしましょう。
手はいくら整形手術でシワを取ったとしても、ハンドケアを怠った手は確実に
年齢をものがたります。
シミやシワ、乾燥を避けるためにも、手は常に太陽光線から保護しましょう。
専用のハンドクリームや、顔に乳液をつけた後、手をこすり合わせて
おくとよいでしょう。
日常的なレベルでは、洗い物をするときは必ずゴム手袋をはめることです。
クリームは紫外線防止効果のあるものを付ける事が肝心です。
こうすることで将来にわたって美しい手を保つことができます。