美容師の仕事柄、洋服や、髪型、メイク、ネイル、について規定を設け、やかましく言ってきた。
まず面接の時ヘアスタイルはこちら側の要望通りにスタイルチェンジすること、ファッションについても店側で駄目だしした場合それを,受け入れること、など、しかし2年もすると各自が、こちらのイメージを理解してかっこ良く育っていくものです。
目次
ファッション業に、たずさわる以上、自分自身が相手にどのように理解されるかが大変重要になり、その後の売上成績に影響するからです。
貴方がどの位、お金を持っているか、あなたの育ち、教育レベル、どの程度正直で、道徳的、論理的かと言う、人品についてまでも判断する。
これは原始時代から私達に残る本能みたいなもの、僕たちは服装によって判断するのです。
僕たちはイメージビジネスにいる、僕のビジネスで考えてみると人々が美しくなり、気分よくいられるような、イメージ作りの手助けをするために働いている。
しかし重要なことはファションやイメージの社会的な意味を把握し、社会的階級が違えば、自分を表現する仕方も違ってくると言うことを理解することです。
地域が変わればまたファッションも変わるのと同じです。
人がどのように話、どのように行動し、どのように歩き、どのように食べ、どのように振る舞うかということまで、含まれています。
僕達のビジネスで技術を身につけたら、次に身につけるべきことは、洞察力なのです。
貴方は下の写真を見てどのような推測をするのでしょう。
カジュアルな中にも、黒のジャッケット インナーはフリルのブラウス、手には携帯でメールのチェック、バックはエルメスバーキン、大きく開いたバックにはものが多く入っています。(バーキンはものを多く入れる人のもの)
ひょっとしてノートパソコン?デニムのスラックスを履いています。しかしこの装いからすると、シューズはパンプスを履いています。
しかもシンプルなロングヘアにカラーはハイライト、かなりのキャリアの持ち主、バックは自分で購入、多分秘書ではありません。
スラックスを履いているので、今日は行動的に動きたいのでしょう。掛け持ちしているのかも?しれません。
ショー会場を行き来するファッションエディターしかも、編集長クラスと言ったところでしょう。
このような推測を張り巡らせ、質問は少なめに済ませます。
美容師が一流になって行くためには、持っている知恵をフルに使い、収入面での成功をおさめること、それには見た目にもプロとして輝いて見えること。
1度のお客様にも、敵では無く、味方と言う態度で接することです。
大金を稼ぐプロはいつも輝いて見える。身につける服装、メイクアップ、髪の手入れまで全てです。
より良く装えば、それだけ効果的に自分を見せ、いっそう多くのお金を得ることができます。
外見と収入には直接の関係が有ると言う研究があります。
服装は偉大な声明書です。顧客に対してファッションモデルの役目を果たそうとすることは、大きな収入をもたらします。
サロンを訪問する顧客より、ほんのすこしだけリードできるような、ファッションで決めること、単におしゃれな服と言うだけでなく、キチンと手入れされたもので無くてはいけません、
そして靴も忘れてはイケません、美しく磨かれた靴は、力強い安定した印象をあたえ、あなたが外見に気を使っている事を示します。
靴は綺麗に磨いておきなさいと、いい僕たちはファッション業界において、オシャレに関するサービスを提供しているのだと、僕達自身を表現することで顧客のファッションを、少し刺激しょうでは無いかと、よく説明したものです。
時々新人のアシスタントが、良い物を着る経済的余裕が無いと言うような事を弁明しますが、僕は説明します。
今までのヨレヨレの衣服を好き勝手に身につけて、それで済ませるならトップサロンでアシスタントする意味が無い、トッププロは出入りする、場所に応じて会場が引き立つように装うのです。
高い洋服とか、安い洋服、そう言う意味ではなく、自分をセンスよく見せること、そのためには年代別の注目されているブディック等に見に行って 出入りしている、お客様のセンスを見る、行動力が大切なのだと・・・
プロとしての収入を得ようと思ったら身だしなみを整えないとイケないことを教えるのです。
女性スタッフにスラックスやダメージ ジーンズを履くことを許してはいけません。スラックスを履くことを少しでも譲歩すると、大きく譲歩することになり、流行だからといってダーメージジーンズを体型の良くない人が着るには、よほど研究しないと野暮ったく見えて店全体の雰囲気が変わってしまいます。
美容師のプロに取って細心の注意を払って容姿の手入れをすることは不可欠なのです。
人気のサロンは容姿や、スタイルを含め人選します。
面接した所で多くの事は、短時間では、実際の所解りません。結局のところ自分たちのサロン環境や出入りするお客様の層に対応できるかどうかになってきます。
体型が太っていたとしてもファッションが好きで工夫をすれば、それはお客様のヒントになるのです。
メイクアップは流行のものを丁寧に控えめにするべきです。適切なメイクアップは、どこか粋で魅力的なものです。
ちょうど良い所でメイクアップを、控えることがわかっている女性を、識別するのは、ファッション業で、微妙な一分野であると思うのです。
避けるべきは顔を厚塗りすることです。厚化粧した顔は安っぽくプロイメージを無くしてしまいます。
映画などで見るように、濃いメイクアップをする場面は生活が、苦しく、薬物に手を出し、売春をしている役柄の時のようです。
資産家風のメイクアップとフレグランスを身につけると、素晴らしい、印象をあたえます。
男性は毎日シャワーを浴びて髪の手入れと、ひげをそる(ひげの手入れをする)
僕たちは他人と接するのだから身体の手入れを忘れ、他人の気分を害することがあってはならないのです。
毎日のヘアモデルであり、当然流行の,ものにしておくことが望ましい、ハウスマヌカンのように。。。
僕達の外見が周りの人たちに対して自分の容姿を最高にしたいと、言う動機づけになることを考えてほしいと言うことです。
笑顔を含めた、この全てがあなたの収入に影響をあたえるのです。
服装はもちろん収入面だけを考えて装うものではありません。
しかしその人の考え方や、みられたい心の願望、職業、階級などを、表すサインでもあります。
ただ単に着飾っただけでは、本心が見破られますが、また外見を変える事で、自分自身の心の持ちようを変えることが、できる事も事実です。
美容業やサービス業によって制服(ユニホーム)と言う考えもありますが、制服は、お店のイメージを一定水準に保つことができます。
お店のブランドイメージを打ち出すこともできます。またチームとしての仲間意識も持つことができますが、しかしあなたの個性を殺します。
お客様からみて貴方のセンスを見抜くチャンスを奪います。
洋服によって近寄って行きたい人か、敵か、味方か、を知らないうちに判断していると言えます。
美容師は自分の身なりを気配りすることで覚え、お客様の服装や装飾品で情報を無言の内に、察してヘアを提案するセンスを身につけることにもなるのです。
多くの、人々は出会って数秒内に相手を判断し・・・原始時代から私達に残る本能みたいなものが、敵か?味方か?服装によって判断するのです動画でご覧ください。