新しいメディア戦略として最近良く耳にする。
オウンドメディア戦略
『自らが所有するメディア』の意味です。
インターネットの自社が会員サイトやメールマガジン、自社発行の広報誌や
パンフレットなどのこと。
ANAの画像使用
多くの企業が、これまでの従来型メディアに露出する広告から、オンラインを
活用して顧客と直接的な関係性を築くことに関心を持ち初めている。
オウンドメディアは必ずしも新しい手法というわけでは無いようなきも
するが、気がついてみるの、世の中その方向になっていることは確かだ。
目次
まずは基本を抑えてみよう・・・
今の時代オウンドメディアを理解して早く構築したものが成功するとも
言える。
従来はメディアと聞くと、テレビや、ラジオ、新聞、雑誌と言ったマスメディア
をイメージする人が多いと思う。
マーケティング戦略を考えるときに「マスメディア VS デジタルメディア」と
言う捉え方がされてきた。
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メディアの主流はマスメディアだった、しかし近年は新しいメディアの
捉え方が盛んにされるようになってきた。
その中で最も注目されているのが「オウンドメディア」だ。
オウンドメディアはすでに知っているように”自社が所有する”メディアの意味
ウエッブサイトやメールマガジン、ユーチューブ、広報誌、パンフレット
などのこと。
オウンドメディアは「インターネット」や「紙」といった種類ごとに
捉えるのではなく、複合的、多角的な捉え方をする。
インターネットの自社サイトやメルマガ、紙媒体のパンフレットも
オウンドメディアになります。
このオウンドメディアには3つに分類されている。
自社のWebサイト、メールマガジン、ブログ、ユーチューブ
会社やお店のサービスのオリジナル情報を発信し、ユーザーとの関係構築や
教育の役割を果たしていきます。
最大の特徴は、顧客とダイレクトに繋がる「メディア」戦略です。
簡単に言ってしまうと「支払うメディア」
テレビや、新聞、雑誌、大手ポータルサイトなど
広告費を払って掲載する従来のメディアの事で、オウンドメディアに
誘導し認知を促す。
これまでのマスメディアはほとんどが「ペイドメディア」の分類に入ります。
テレビCM、新聞広告、雑誌のタイアップ記事、ラジオ広告、それ以外にも
インターネットのバーナー広告、リスティング広告、イベントの
スポンサーシップなど料金が発生するメディアは、ペイドメディアななります。
「信用や評判を得るメディア」
Facebook、Twitterなどの、ソーシャルメディア、オウンドメディアのオリジナル
情報を拡散したり、ユーザーとの関係構築を助ける役割です。
この3つのメディアは従来のメディアを3つに整理したものです。
1.オウンドメディア
2. ペイドメディア
3. ソーシャルメディアを初めとする「アーンドメディア」です。
これからはマーケティングにおいてこの3つのメディアを有機的に
活用して行くことが大切なのです。
この3つを巧みに使っているのが、今まで僕が勉強してきた、情報教材販売
なのです。もちろんアフリエイトなども含まれますが、これは小さい会社や
商店など、お金をかけずに発信していけるメディアとも言えます。
オウンドメディアの役割は、顧客とダイレクトな関係性を気づき
絆を「強固」なものにする事。
例えばインターネットで商品が売られるようになって、顧客の選択肢は
ものすごく増えた。
顧客が自分の要求を解決したいと思った時、ネットを覗けば選べる商品が
たくさんある。
これは売り手に取って売りにくい状況ですが、買い手にとっても買いにくい
状態です。
選択肢が増えすぎていて、見込み客も何を買っていいか
分からないからだ。
その時、重要になってくるのが、「どの商品を買うか」ではなく
「誰から買うか」と言うこと。
企業や商店、個人でもそうだが、ブログやFacebook,Twitterなどの情報を
配信していることが、信頼やフアンになってくれて、それらの情報を受け取って
いる人は、私達の情報を一定のレベルで信頼してくれています。
このことに大企業も気が付き、オウンドメディアに注目しているのです。
実際「中村さんが紹介していたから、買いました」とか「山田さんがいいと
言っていたので買いました」となるのです。
そう言う場合、元々築き上げた信頼のベースがあるから、その人を信用して
購入を決定をします。
これは顧客とダイレクトな関係性を築き上げたから、ブランド力や
信用が購買に結びつくのです。
小さなビジネスをしている人こそ、メディアを自分で持つと言った考え方が
どんどん重要性を増しているのです。
人の商品をネットで販売しようとした場合、まずセールスページを創る
もちろん個々ではでページのデザインも重要だが、コピーライテイング
(セールスライティング)もかなり重要です。
これが出来て、お客様が探している情報のトップページに僕の情報がのる
必要があります。そうでないと誰も目にしてくれないのです。
もしくは広告を出してメールアドレスを集めて、メルマガで顧客と関係性を
築き、その中で共感してくれた人が購入(行動)してくれる事になります。
このような手法がアフリエイトなのです。
しかしセールスレターが、この商品はお買い得とか、良いと売ろうとしても
売ろうとした行為が見えた時、今や見向きもされないのです。
そこでブログやメルマガなどで自分が多くを語れる情報を流し読んだ人との関係性を
築くことで信頼関係が出来て、その人が購入した商品や、おススメが自然と
売れることになるのです。
このブログ発信も時には「ペイドメディア」を使ったり「アーンドメディア」を
使い多くの人に目に触れるよう使っていきます。
この3つの中でFacebook、Twitterなどの、ソーシャルメディアは、批判も
浴びたり時には炎上もありますが、
オウンドメディアは自社のメディアなので、唯一自分でコントロール出来る
メディアと言うことになります。
今美容室でホームページを持っていないサロンはない、以前でしたら
ホームページ制作に数百万の費用がかかった。
しかし今や少し勉強すれば自分で作ることができます。
自分で作る利点は、自由に編集できるところでしょう。
作っても自分で編集できなホームページは、ないのとほとんど同じです。
広告効果はないのです。
唯一自分で情報発信できるメディアはホームページやメルマガです。
多くの美容室がスタッフのブログを書かせていても、メルマガなどで
情報を発信している人は少ないはずです。
まず最初の壁は何を書いてよいか分からない・・・?です。
しかしこれもある程度のなれとコンセプトで書けるものなのです。
若い美容室オーナーは無料ブログをホームページにしている人も
いますが、やはりこれは自店舗のホームページへの導入口として
使用し、有料のホームページを作ったほうが良いことは間違いありません。
オウンドメディアを活用できないことは、実にもったいない話です。
これからの集客はオウンドメディアを理解して活用する方向になるのは
時間の問題です。
今までDM,で初回来店時のサンキューレターやカット、パーマーの来店時期の
お知らせDMなど、してきたサロンの多くほとんど飽きられてきました。
それが考え方を変えるとお客様に喜ばれて、料金もほとんどかからず
顧客との関係性を築くことが、美容室だと簡単にできてしまうのです。
これも今や簡単にできます。
この関係性が大切なのです。
もちろんオウンドメディアは個人の技術者と顧客との関係でも
言えます。昔から言われていることは「口コミの」大切さです。
これが今の時代SNSに変わったりしているだけなのです。
ではオウンドメディア戦略とは、どのようなことをすれば良いのでしょう。
まず美容室で、すぐにでも出来る事は、メルマガです。
今やほとんどのサロンがメールアドレスを書き込んで頂いていると思います。
もし出来てないなら、住所より今や大切な情報は、メールアドレスを
集めることです。
「なーんだメルマガか」と侮るなかれ。
メルマガとは、そもそも何なのか?まずはそれを考えた見ましょう。
よくある勘違いがメルマガを、売る込みのツールと認識している人は
多くいますが、これは大きな間違いです。
メルマガは「メディア」として捉えることです。
その役割は情報発信者である私達と、情報受信者である、見込み客・顧客と
のあいだで、コミュニケーションをとること。
それは絆を創ることであって、けして売り込みではないことです。
配信のコストはほとんどかからないし、人でも多くの人を必要としません、
チョットしたコツをマスターすれば、記事1本書くのに数十分で出来てしまいます。
それでいて見込み客と、コミュニケーションがとれ、既存客へのフォローアップも
出来る。これはまさに未来への預貯金です。
今までやってきた顧客との人間関係づくりをDMでやっていました、これが
オンラインで出来るわけです。
色々なサロンからのお知らせや、悩み相談の知らせまで、今までかなりのコストが
かかったことが情報発信としてほとんどコストゼロで出来るのです。
お客様の興味ある料理レシピを調べて差し上げたり、使い方色々です。
これに広告費を支払える所は「ペイドメディア」使い。
お客様とのダイレクトのつながりから「アーンドメディア」を使用しながら
この3つのメディア内で顧客をグルグル循環して、太い絆と信頼を気づき
結果的に紹介へと繋がるのです。
もうすでに皆さんが受けているサービスです。
ケンタッキーフライドチキンでは・・・・?
オウンドメディアでブランドムービーを配信し、ユーザーがコメントを投稿できるように
なっています。
さらに、ケンタッキーを食べている時のsogoodな瞬間の写真をfacebookに投稿する。
「sogoodキャンペーン」を展開し、オウンドメディアとソーシャルメディアを
組み合わせています。
ケンタッキーフライドチキ
http://www.kfc.co.jp/365sogood/index.html
今の口コミのバリーションの一つに”べた褒めしてくれる顧客を”まずは何人
持てるか?
誰でも、何人かはそのようなお客様がいるはずなのです。
そのようなお客様を今は「お客様の声マーケティング」と呼ばれています。
かつては技術者は自分のヘアスタイルブック持たせる時代がありました。
もちろん今でも有効です。
昔と違うのはその最初の2〜3ページには、”ベタ褒めしてくれる”熱狂的なフアン”と
一緒にヘアの喜びの写真と、チョットしたコメントを書いてもらい、ベタベタと
貼り付けておくのです。
その技術者のヘアスタイルブックをセット面に置いておき、お客様の目に
触れるように、あなたが多くのお客様から評価されているとしたら、
信頼するでしょう。
あなたの専用バインダーを創ることです。
これが僕がしているセールスページになると、購入して喜んだ顧客の
声として何人も乗せるのと同じことです。
あなたがインターネットで商品購入時(アプリ)でも評価とレビュー記事は
読んでから購入を決定しているのではないでしょうか?
すでに自分が購入者の時は、していることを売り手になると見えなくなります。
すでにオウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアの中にいるのです。