大人になったら「トレンド」よりも「定番「を目指す。
メイクアップはファッションとの連動で進化を
続け「新しければ新しいほどいい」と言った常識がある。
メイクアップアイテムは、ファッションの流行によて
今年の傾向色など、いつも気になるものだ。
「新色をチェックしなきゃ」と思っている人も
多いと思う。
それは確かに正解だ。
しかしファッションも自分に合う色がしっかり決まり
ワンポイント工夫するだけでオシャレができる大人に
とって、メイクは一歩引いて自分の「定番」を探す方がいい
目次
例えばアイシャドウ、肌はもちろん、髪や、眉、瞳の色によって
ブラン系や、ブルー系、グリーン系、パープル系など
自分らしくいられて心地い「ベーシック」を徹底的に
探すこと。
今年はパステルカラーが流行りそうなどと言った
一過性の傾向には、あえて目を向けない。
自分が心地よく輝いて見える色に出会ったら
その色にとことん付き合うのがいい
美しさを極めるのと、その時の「トレンドの顔」を
追うのとは、少し違うのだと思う。
それより今の気分に正直に、自分の定番を
見つけること、その方が断然、美しく見える
ことを知ってほしい。
今アイシャドウも口紅も・・・
「その人の肌を美しく見せるための色」という
発想のベーシックカラーが増えている。
たった一つでいい、たった1本でいい
あなたの今をいかせる定番色を、ぜひ見つけて
ほしい。
一度ファッション雑誌をじっくり見てほしい
洋服ばかりに目を取られないで
モデルのメイクをじっくり見てほしい。
洋服は変えて写っていても
メイクはほとんど変わっていない
基本はブラウンメイクだ、これは今も昔も
あまり変わっていない。
せいぜい変えて口紅の色をドレスなどの時
買える程度だ。
昼(デー)メイクはナチュラルなブラウンメイクを基本に
自分に似合うブラウン系を見つけてほしい
それ似合うチークや口紅だ。
口紅一つ取ってもベージュ系ピンクなど
ブラウン系と一口に言っても色の振り幅は
多いのです。
夜は、マスカラーをプラスしたり
口紅を少し光らすだけ、ライトの光で
輝くはずだ。
若い頃と同じメイク方法を、ずっとやっていた時期が誰でも
ありますが改めて今まで似合うと思っていたメイクが・・・
薄かったり、濃かったり、そういう違和感に気づいたときが
あったはず。
大抵は、20代なら20代の、30代なら30代の、40代なら40代の
それぞれの年齢に合ったメイク方法というのがあります。
その年齢に合ったメイク方法だからこそ美しく
若々しく見えるのです。
年齢と共に、見た目に合わせてメイクのやり方も
リニューアルすべきです。
若く見られたいがために若作りしたり、肌の欠点をカバー
しすぎたりメイクに力が入り過ぎると逆に
周囲に年齢を感じさせます。
カバー力重視はNG!厚塗りメイクは老け顔になります。
大人の女性が目指すメイクは、定番を見つけて
年相応よりも若く、かといって若作りし過ぎない
メイク方法が一番理想的です。
「肌」より「表情」なのです。
美人に見える「空気」のつくり方 著書 松本千登世の
中でレザーソファに例えてメイクについて述べている。
全く同感だ、その一部を紹介しておこう。
肌は、一生付き合うレーザーのソファのようなもの
ソファーを買った直後は汚れもないし、へたっても
いない、フレッシュな輝きがある。
当然のことながらその美しさは失われていくが
かわりに、生まれてくる表情や味わいが出てくる。
表面にシミやシワがついているかもしれない
弾力も以前より失われているだろう。
しかしその日の汚れを落としたり週に一度
磨き混んだり、できるだけ痛めないように
保護クリームを塗ったり、直射日光が当たらないように
ブラインドで光をコントロールしたりしてできるだけ
新しさを大切にしながら、共にしたレザーは圧倒的な存在感を放す。
一朝一夕には決して生まれない深い輝きが出てくる。
これは明らかに新しさとは異なる魅力だと言っている。
僕もアンティーク風レザーソファをよく買い求めた
今でも使用している。
ブルージーンズだって、わざわざ色落ちさせて時には
ダーメージを作って若い子も取り入れているのは
タフな素材力と表情や味わいが好きだからこそ
みんな好んで身につけているのではなかろうか
それは新しい魅力はあるかもしれないがそれよりも
こなれた風合いや表情がカッコいいのだ。
新しい肌は美しいは、確かにその通りだでも同時に
育まれた肌も美しい、それもまぎれもない真実だ。
大人の女性はトレンドに流されない
自分らしい定番メイクを見つけよう。