とても基本的なことですが、髪の毛は一体どうやって
育つのか?
これが分からないと・・・
対策に何が必要なのかわかりません。
色々な相談をウケますが・・・
相談者に助言する時、常に心がけて居ることが
あります。
それは「髪の毛はあなたそのもの」と言った
お話しです。
食べたり、飲んだりして体内に取り込まれた食物は
胃腸で消化吸収され栄養となり血液に乗って毛細血管を
通じて毛を作る組織に取り込まれます。
取り込まれた栄養は、髪を作る組織で 髪の毛=角質となり
細胞分裂を繰り返して積み重なり成長していくのです。
この時、酵素が、栄養が髪の毛になる触媒の働きをします。
「血の巡り(栄養)」「毛を作る組織での細胞分裂」
「酵素の働き」の3つが揃って毛が育つのです。
ですから、毛は、あなたの体内で作られた、「あなたそのもの」
なのです。
すべて過去の頭皮と心身の状態で育った過去のものです。
過去のものを変えることはできません。
変えることができるのは・・・?
未来に生えてく替わってくる髪からです。
「え?今生えている毛を変えることできるでしょう?」と
大抵の人は思っていますが・・・?
毛艶を出したり乾燥させないように、枝毛ができないように
することはできても
髪を太くしたり丈夫にする事はできません。
毛は過去に作られた角質(死んだ組織)の魂なのです。
髪は、切っても痛くないし血も出ません
神経と血管が通っていない過去に作られた角質の魂だからです。
過去に作られた物が積み重なって伸びている
だけなのです。
ですから、生えている毛にヘアカラーをしても
その髪が染まるだけで細くなったり、伸びなく
なったりはしません。
カラーで傷んだ毛は、未来に生え替わって来る毛を順番に
悪影響が及んできます。
髪の毛は抜けてこそ・・・生え替わると言えます。
男性で3年前後、女性で4~5年ですべての毛が
生え替わっていると言われています。
もちろん、何年で生え替わるかは人によって違います。
順番に生え替わることで、毛の総本数は変わりません。
また毛の1本が永遠に伸び続けることも
ありません。
次の3つが良好な状態であることが必要です。
薄毛とは次のようになっていくことを言います。
女性と男性で違うのは、薄くなり方だけです。
問題は、毛がぬけることではなく、ご自身本来の毛に
成長しなくなっていることが根本の問題なのです。
生え変わって来る毛の成長期を、長くするように
することが、薄毛を治すために必要な効果なのです。
そのために必要な「食事で摂る栄養」「その栄養を運ぶ血液の流れ」
「毛を作る組織での細胞分裂」「酵素の働き」と言えます。
栄養バランスを考えた食事と適度の運動による血液の流れ
ストレスを溜めない(頭皮を触ってみて骸骨と頭皮)の
緩みを作り血液の流れを良くする事
こう考えると血管をキレイにする、血液をサラサラにするなど
食事による栄養バランスが大切みなります。
全身の血流がとても良く、心身ともにエネルギーが
満ち溢れていて、元気いっぱいに活動できている
状態ではじめて、元気な髪が育つと言うことです。
風邪の諸症状を抑えたり、血糖値を下げたり、痛みを
取ったりは、薬でできますが・・・
自分の髪や頭皮は、心身・習慣や環境に目を向けないと
改善しません。
まずはご自身で行動することでしか、改善しないのです。
病気の諸症状に薬を頼るように
髪や薄毛に、育毛剤などに、ばかり頼っても
あまり効果がきたいできないのが現実です。
だから、髪は貴方そのものなのです。