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美容業の場合、店側から注意して本人のセンスに磨きをかける、ある反面強制的な事もある。コミュニケーションは接客業にとって、もの凄く重要しされている面があるが、実は第一印象は外見が60%だと言われているその中身は顔の表情とファッションと言われている。声の質(高い、低い、大きさ、テンポ)が33%、話す言葉の内容7%と言われている。
何を元にこの様な統計が出て来たか分からないが、確かにそうかもしれないと思わせる。だから美容室では笑顔の練習と微笑みこれが最大のサービスとして身に付けるよう指導する。そしてファッションセンス、アシスタント時代はファッションに対する好みも考え方もバラバラしかもファッションが大切な事は分かっていても使えるお金が限られているのが現状だ
店によってはアシスタントだけユニホームにしている所もある。スタイリストデビューまでにファッションセンスを身につけさせると言う意味合いと技術者デビューによって私服にする事で自分のセンス個性が出せる喜びが有ると言う事だ。
ほとんどの場合他人から見て判断される事がほとんど自分の好みと他者から見てのカッコ良さが合っている場合は良いが、始めのうちは往々にして違っている場合が多い、勿論自分に似合う服と言うのは、年齢、性別、職業などによって、実は周りの人が固定観念で勝手に決めています。つまり他人の評価で決まる事が高いと言う事です。逆に似合ってないとは周りの評価が低いということ、注意すべきは自分の評価。好みではないと言う現実です。
特にヘアデザイナーは時代によってお店によって、向かい入れる客層によってお店側が総合プロヂュースし狙いのターゲットによって違うと言う事が言えます。高級客層を狙う場合、スーツ着用が義務づけられ、スーツの色を統一その中でデザイナー風にいかに見える様に着こなすかが求められます。
着せられ上手と言っても良いかもしれません。そのくらいファッションは社交的なツールなのです。世の中がクールビズが流行、カジュアル思考になって居る様に思いますが、『センスいいね』と言われる為には、まず周りから見た自分のポジショニング(イメージ)を見る、そこに自分のキャラクターを設定すべきなのです。
デザイナー風と言われると、色で言う黒を貴重にするケースが多く白は清潔感と清楚のイメージがありシンプルな白をデザイナーがオシャレに着こなしセンス良いと言われる為には、かなりの経験と自分を知って着こなす必要があります。
黒はミステリアスに見えやすく謎めいていて、どちらかと言うとネガティブの色です。ミステリアスに見える分、着こなしが楽でデザイナー風に見せやすい事もあり選ぶ人が多いと言えます。
ロンドン、ニューヨーク、パリ、イタリア、日本と場所や地域によってもカッコ良に違いが有ります。逆にネット、YouTube、ファッション雑誌等で、その違いが少なくなって来た様に思います。
数十年前にハンティングワールドのバックが防水性とレンズの保護に良いとカメラマンが愛用しファッションになった時がありました。まだ日本にお店が無い頃ニューヨークで買って長く使っていました。買った理由はハンティング用でハード使用に耐える事と、
1番は色が24色混ぜて、できてる色と言う事でした。だから自然の中に行ったときどの色にもとけ込む、何色の洋服にも合わせやすいと言う事です。迷彩服や、軍服も数年に一度必ず定番としてファッションとして残ります。個性が出やすい事、色が合わせやすい事、実用性が高い事、洗った風合いが楽しめる事が好まれるゆえんだと思います。ブルージンズもしかりです。
ぶっ飛んでいたファッションを求めた時期もありましたが、エレガンスは自分なりにキープするよう心がけていましたが。今ファッションは人前であまり浮いて見えないよう、控えめなオシャレを楽しむ様に成ってきました。
レディーガガくどい感じはありますが、やるのだったら徹底すると人が、世界が認める事になり、これもアニメの影響かなと思えるほど、ここまで行くとお客様も楽しんでくれ迎え入れてくれる様に思います。
いわゆるファッションブランドは一つのセンスの表現、好きなブランドを見つけ統一するとバランスが取れると言えます。基本を決めて組み合わせを考えバランスをとる事で結果センス良いと言われてきます。
一つ身につくとインテリアも音楽選びも、お花から、オブジェに至るまですべてセンス良くまとめるディレクション能力が養われます。他人の目によって評価されます。相手がどの様な物が好きかによってディレクションを変えて上げる能力を磨くとセンス良いねといわれることに成ります。センスは経験と他人からの評価ヘアデザイナーは人目にさらされているからこそ、人目を気にするからこそ若さを保てるとも言えます。
2月12日第一回セミナースタート 多くの方に参加いただきありがとうございます。
ゴールは、「売れるスタイリスト育てあげる」
第二回は3月12日です。
第1回 基本の価値
第2回 応用の力