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メイクアップを勉強し撮影をするようになってから色には、感情やメッセージ性がある事、又一口に赤と言っても、色々な赤がある事を知った、それから色に夢中になった。人間は色を無意識のうちに感じ取る。虹の色は日本は7色英語圏は藍色が無いから6色だと言う。黒い瞳とブルーの瞳、僕が感じている赤の色を、ブルーの瞳の人も同じ赤を感じているのか疑問に思って考えた事がある僕に見えてる赤が、例えばブルーの瞳の人達はオレンジ色に見えていて、その色をレッドと呼でいたとしたら、あり得るかもしれないと考えた、しかし答えが見つからなかったので考えるのを辞めた事がある。
オレンジ系赤、ブルー系、茶系、紫系、赤と色々な赤がある、メーカーによっても微妙に違う朱赤のリップが奇麗なのはシャネルもちろん唇の色素によって色の出方が違う。話はそれたが色は人間に感情を引き起こしたり、制度の中で意味を持ったりする。道路標識では、赤は禁止だから赤は〜仕手は行けない、と言った認識がついてしまう。危険を察知する黄色は、待て注意信号を見たとたん、そのようなメッセージを受け止める。
冠位の種類によって朝廷の中の席次を示していた。徳、仁、礼、信、義、智にそれぞれ大小がもうけてあった。これを紫、青、黄色、白、黒、の濃淡で色分けしていた日本では中国の影響が強い、紫の衣を高僧が着ると言う仏教の影響が残されている。
色の特性については様々なイメージがある。寒色と暖色、冷たいイメージ青や白、水や氷をイメージし、赤や、黄色、オレンジは太陽や火をイメージする。又軽い色と、重い色、をイメージする色もある。興奮色と、沈静色、赤や、ピンクは暖色系で彩度の高い色は人に興奮を与える。反対に緑、青、紺などの寒色系は沈静効果がある。
暖かそうで美味しそうに感じるためかオレンジ系の色が多く使われると言われている。色は売れ行きに関係し色の研究が進み企業も店舗もイメージカラーを決める様になり、何かしらのメッセージ性を盛り込んだ、コカコーラは赤で成功した、食品業界ではターブー色がある青がその一つとされている。同じスルメを赤い袋と青い色袋に入れて売ったら、青が売れ残ったと言う。青は空や、海、冷たいイメージがある
だから牛乳は青や、緑、白、を使う場合が多い、牛乳の白さ、牧場の緑、空の青さ、乳製品のヨーグルトもこの色が多く使われている。飲食店は客を引きつけたいのか、注意を引く色、赤が多いオレンジ系赤であったり、赤ちょうちん、焼き鳥屋、中華、人目を引きたいのか赤が多い、荷物を軽くする色もある、黒い色の箱と、青い色とでは、黒の色の方が重く感じる。病院は白色、清潔感と無菌に感じ、お花や、風景画を飾り奇麗と感じさせると痛みが取れると言う実験結果が有ると言う。
印象を変える事ができるメイクは女性を化けさせる、自分の演じたい女性像にメイクする事でなり、人の為でもあるが、自分自身が自信持ちたいのだと思う。暗い印象を明るく見せたり、だから自分の素顔を見せたがらない。私たちは色の好みでその人の特定イメージを持ってしまう事がある。
慶応幼稚舎の受験では子供も親も普段のイメージをがらりと変える、ほとんどの親子が白と紺しかもブランドも決まっているようだ。面接用親子のファッションを目にして来た。赤は服の色としては、かなり強い意味合いを持つ色、活動的で積極的であろうとする姿勢が赤を着せる。現実的には積極的でない人、繊細な人、元気に見せたい人が赤を選び着ているケースが多いように感じられる
竹の様な緑色、ラベンダーのような紫色、店内も色によって人に与える印象と知能指数に影響を与える。僕が唯一色で遊んだ個室はトイレ、赤紫の色を使いたくトイレにその色を使った、オシャレにしたかった事と、店内に一つしかなかったので化粧直しの為に長くいられない様に、結果お客様の評判も良かった。色は人に与えるイメージ、や感情を左右させる。
一部文献から使用
メイクアップを知る事で色の奥深さを知り面白さを知った。
2月12日第一回セミナースタート 多くの方に参加いただきありがとうございます。
ゴールは、「売れるスタイリスト育てあげる」
第二回は3月12日です。
第1回 基本の価値
第2回 応用の力