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新人が入店しまずは整理整頓、掃除から入って行く所も多いのではないかと思う
デザイナーと言われる人で、まずインテリアに興味が無い人は一流にはなれない
以前多くのファッション雑誌で有名デザイナーの住まいや、
インテリア興味深く見ていた。
こだわりがある。インテリアを見ているとその人の感性までもが
見えてくる学生でも美術系、デザイナー系の部屋は個性があり
こだわりが感じられた。
汚い部屋や、ゴミだらけの部屋を見た事が無いこれは世界共通している。
もちろんヘアデザイナーも同じだと思う。
新人に掃除をさせるとその子の性格が現れる
掃除は自分の性格を矯正するのにとても良い方法だと思う。
面倒くさくても置いてある物をどかして見えない所も奇麗にする事と
よく言われたものだ物を大切に扱う事、キレイに手入れをする事
お客様をもてなす人、物を創る人に取って最も大切な心や気遣い
先を予見する気持ちなど掃除を通じて学ぶ事が多いと思うから、
掃除から得る事はとても多くその大切さをもう一度考えてもらいたい
あのスティーブ・ジョブスもお父さんから道具の整理整頓を厳しく学び
人から見えない所も奇麗にする事学んでいる。
お客様が見る事の無い部分まで奇麗に配置し、こだわり抜いて創っている
どのデザイナーもお店を持つとき
お客様のターゲットを考えて戦略をたてているのが今の現状だが
考えると言うよりは、自分のこだわりを、感性をお店造りで表現し
その感性が好きな人がフアンになる、やがてメジャーになって行く
逆に今求められているのはオーナーの顔が見える、感性が感じられる
お店ではないだろうか?
僕たちはお店の顔を見て、感じて、店を選んでいるのではないでしょうかその経験から真赤な店、真黒な店、真白なお店
やがて飽きないシンプルな店、上質なこだわりの店と店づくりには
こだわりを持っている音楽選びから、飲み物、カップに調度品まで思いを込めて来た
マイセンで飲むコーヒ味が違って感じる、バカラのグラスで飲むシングルモルト
これも自分の気分の問題かもしれないが違いがある事は確かだ。
だから掃除も、取り扱いも丁寧にする。大切に取り扱いする事とても大切です。
取り扱いに注意を払うように教えても新人は壊してしまう
壊さないで、出来るだけ奇麗に使う何回も同じミスを犯す人は
周りに注意が足りない人だと言える。
直して行く事がやがて仕事に生きてくる。
だから物はキレイに大切に扱う事この気持ちがデザインする時
カットする時、大切なんだと分かってもらう。
シャンプーボールに髪の毛が付いていたりセット面の椅子に
前のお客様の髪の毛が残っている事などもってのほか、旅館やホテルに行って
ベットや枕に髪の毛が残っていたらどんな気分になるか分かると思う。
当たり前の事が出来てない事が多いのです。
デザインを良くする。この毛束は自由に動いて良い表情を出してもらいたいと
思いを込めてカットすると言う事と聞いてくれる。
カットに入る前に、こんな感性を養う事大切だと思います。
幸いTokyoだと感性の良いインテリヤやアートから写真集、映画、音楽
初めは何が良いのか分からなくても、見て、空気、感じているうちに分かってくる。
その経験を一杯ため込む事が感性を育てる事だと思うのです。
基礎は知らないと計算出来ないが、求める目的が10だとしたら
この答を求めるには4+6=10無数にあること気づかせる事で
自分で考える事になる
お客様が自分らしく、より奇麗を求めたとしたら、時代や職業
ライフスタイルにあわせて多くの引き出しから答えを出してあげる事
時には冒険させること、これが出来るようなスタイリストを育てる必要が
これから一層求められていると感じています。
自分のお部屋をカッコ良くしたり、奇麗に掃除したり
自分の知らない世界の音楽を聞いたり
そこに身をおく事って大切だと思うのです。