そもそもチークは何のために入れるのでしょう?
チークの色味や入れ方によって、たるんだ顔を 引き締める小顔効果があり、さらに色味によって少女のような初々しさ、 大人の優しく微笑んでるように、清潔感を出すことができます。
こういう効果って他のパーツのメイクでは表現できません。
人は年齢とともに、目の下からだんだん間延びしていき、老け顔に なっていきます。
顔について(赤ちゃん顔、老人顔)は下記を参照
https://tomio23.com/archives/3136
目次
少女から大人なになるにつれて、だんだん頬から少女のころのボリューム感が無くなり、目から下が平らになります。
目から下の距離が長く感じ、ヌボーッとして無表情に見え、寂しい印象に なっていきます。
目から下、口元に掛けて間延びしたところに、頬の筋肉の位置を チークで高く見せると、顔に凹凸ができるので、キュッと縮んで 小顔にみえます。
楕円に平行に入れてやることで優しい顔になり、さらに正面から 頬骨にかけて斜め上へ強調することで、顔全体が引き締まって見えます。
また横から見てもリフティング効果があり元気な顔に見えます。チークを入れたのと、入れないのでは、全然印象が変わります。
チークは自然な肌の色を変えるのではなく、顔色に生き生きとした活力を与えるために使います。
明るい顔色を抑えるために、暗い色のチークを入れるというのは間違いです。
血色が良すぎて悩んでいるのなら、下地で抑えた上で、ピンクか、ピーチ系で自然な輝きを添えましょう。
肌の色が暗い人は、青みがかった色(ピンクの種類によくある)を避けアプリコットやオレンジのような暖色系を選ぶこと。
濃い色の肌には、ごく薄い色から大胆に目立つ色までも似合いますがアジア人やイギリス人なら控えめにつけるようにしたほうが、 無難です。
また唇の色と合わないチークを入れてはイケません。
上手くチークを入れるには、自分の顔をよく知ることが大事です。
顔が長い人は横長に入れると顔の長さを感じさせなくなります。
チークの入れ方については下記を参照してください
https://tomio23.com/archives/3179
最近は、チークとハイライトが両方入っているチークカラーも売られています。チェックしてみてください。
チークの色選びは、選んだ色がそのまま貴方の印象になります。
チークの色によって印象が変わります。
今はヘアカラーやご自分の 瞳の色によっても色選びが変わってきます。
基本は自分の自然な肌との相性で決めるのが無難ですが 色々試してみて顔が明るく自然に見えるようなものから 選んでいくと良いと思います。
若い内はチークよりもアイメイクに力が入りますが 年齢を増すごとにアイメイクが薄くなり、ナチュラルメイクに 変わってきます。
年齢とともにどうしても顔色もくすみがちになります。目力すごいアイメイクが主流のお化粧よりも ナチュラルメイクに変わってきて、自分の素顔に限りなく近く、 そして美しくメイクされている
という、お化粧が 40代になって くると人気になります。くすみがちな顔色を綺麗に見せるためにチークが益々重要に なってきます。
チークの色のイメージを参考に40代以上になったらコーラル系の しかもクリームタイプで薄く入れるのがおススメです。
マットタイプや、ラメ入りはやめとくほうが無難です。試してみてください!