プロとしてヘアメイクデザイナーになるには多くの事が求められる。
それは美容技術だけでは無く、人との関わりが大切だから、接客技術やプレゼンテーション技術、過去には(販売技術)と言っていたが、商品説明、販売だけでなく、まず自分を、お客様に高く評価してもらうことも含めてのプレゼンテーション能力だと言った方がいいのかも知れない。
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当然美容師はおしゃれであることが求められる。
お店がヤング層をターゲットにした場合、同年代、もしくは自分よりに年下の人にオシャレと、感じてもらうファッションが求められる。
ファションには流行があり、出店した地域によって趣味趣向が変わる。
お店に立った瞬間から、そこは役者が演じるステージと同じ、お客様に、笑顔で帰っていただくために、最高のパフォーマンスを、役者や、ハウスマヌカンのように表現しなければならない。
しかし根底にあるのは、清潔感で有り、品の良さや、人間力(その人の感じている経験)だと思います。
若い内は色々なファションにチャレンジしていた。パンクテイスト、バイカー、ロッカー、ラッパー、デザーナーブランドと、ストリートファッションを取り入れていた、
多くの経験としては良いことだ、しかしある年齢からどのファッションを取り入れるとしても自分らしさを表現するようになる。
そのための通過点、その後共通点が無いため後で無駄になり、アレンジが聞かない、ようはバランスが取れない事に気がついた。
イギリスでは若い頃パンクだった人は歳を取ってもパンクで通すと言った一貫生がある事を知った。
VivienneWestwood(ヴィヴィアン・ウェストウッド)のように、シックな
スーツにもパンクロックテーストは残っている
ブログでも書きましたが洋服はその時の自分の心を表します。ファッションは人に影響を与え、あなたの印象を表現しているのです。
自分のイメージを作り出す、最も似合う色を、まず探しましょう。
自分の色を持つとコーディネートが楽です。色々なジャンルの洋服がコーディネートしやすくなります。
グレー、カーキ、ネイビー、クロどれも品が良く合わせやすい色です。とくに黒はミステリアスで強い意思を持ち主張します。
コムディーギャルソンがマンションメイカーのころに存在を知りよく着ていましたが、親が『Tomio』の洋服は洗濯時に何処が袖だか、どう干していいか分からないとぼやいていました。
当時それだけ変わったデザインだったと言う事でしょう。黒はデザインで遊べるカラーなのでしょう。
コムディーギャルソン、ヨージ・ヤマモトは全て黒のデザインで遊んでいたのです。カラス族とも呼ばれていた時の話です。
黒は強い意思を持ったカラーと言えます。
ファッションで最後の仕上げは女性も男性も『香り』でしょう。
自分の香りを求めてどれだけ若い頃から探したことやら、またつけ方も大切、今は3つの香りをファッションや気分によって使い分けています。
ファッションデザイナーが化粧品やフレグランスを出したら成功のあかし、ファッションの出来上がりは、やはり『香り』でしょう。
日本人男性が好きなのは湯上がりのほのかに香る石鹸の香り、一般的に無臭が好まれ、つけない人が多くいます。
フランス人は自分の本来の体臭と混じり合って初めて良い香りになる、香水をみんな知っています。
フランス人男性が好きな香りはセクシーで汗と混じった時に感じるフェロモンの香り?要は心地よくいられる香りです。
何と言っても、ファッションデザイナーで化粧品とフレグランスを出したら一人前、世界で成功したあかしです。
ネイビーはインテリジェンスなカラー、ネイビーのカーディガン、パンツ、ジャッケット、何にでも合わせやすくダメージジーズにネイビーのジャケットを合わせると、インテリジェンスを感じさせます。
黒を基本色にネイビーやグレーと言った色にエッジをきかした何かをプラスしてデザイナーとしての個性を大切にしています。
アクセサリー、スカーフ、ネクタイ、帽子、と言った小物でポイント作り、時には靴もポイントとしていかします。
靴を変えれば今までの洋服の雰囲気がガラリと変わり新鮮になります。ですから重要なアイテムの一つと言えます。
僕らの仕事は相手が望む半歩先のデザインを提供します。それには相手を理解すること。
バックや小物は、その人のその日の気分を表しています。
その日、お客様が手にしているバック、パソコンも入りそうな大型のバックから、小さく可愛らしいバックを持っているのか、それだけで仕事帰りか、お出かけ前なのか、あなたの情報が又ひとつ手にはいります。
仕事モードか、デートモード、遊びモードか、その日の気分がわかります。経験を積んだプロにとって、前髪の自分での処理の仕方で好みがわかります。
来店した時のファッションやバックアクセサリ、靴、前髪の処理、お客様は自分の気分を、情報発信しているのです。
その気分によってヘアスタイルの思考も変わってくるはずです。
画家が同じモノを題材に絵を書いたとしても、何を見て感じ取ってるか、によって作り出される絵が、作風が変わるはずです。
その情報をシッカリ受け止めるよう大切にしています。
メイクやヘアで大切にしていることはショートヘアとシルエット、僕でのシルエットとは?
もちろんはじめの内は、正面の輪郭からヘアのトップに向かってのシルエット、これは基本中の基本、しかし多くのお客様に支持されるコツは?
横顔であり、後ろ姿、お客様から見てあまり見えない所、このシルエットをとくに大切にデザインしている
内外の女性でトップをとっている人は、殆どがショートヘア、長くてもサッチャー大統領や櫻井よしこ止まり、肩に付かない長さ、女性がキャリアを積んでトップを取りに、戦闘モードになるためにはショートヘアとメイクか欠かせない。
ファッションは、選ぶ靴によって洋服が輝くように、ショートヘアはキャリアを積んだトップを取りに、躍り出る人の特権です。
輪郭をだす女性は、心も気力も自信に満ち溢れてい証拠です
世界を見てもロングヘアの首相はあまり、お目にかかりません。
耳に、かけたさりげない髪、耳たぶに輝くピアス、首元の切れそうなほど、さりげないネックレス、これはショートヘアが、かもし出すトップになる女性の象徴です。
サッチャー首相、ナンシーレイガン、バーバラ・ブッシュ、ヒラリー・クリントン、ローラ・ブッシュ、ドイツの首相、アンゲラ・メルケル、
日本でも、仁親王妃紀子殿下 、高円宮妃久子、ニュースキャスターを見ても、滝川クリステル、赤江珠緒、安藤 優子、小谷真生子、政治家小渕優子、若干長めのショートヘア櫻井よしこと、あげだしたらキリがない、皆トップを取ってる女性はショートヘアなのです。
櫻井よしこさんの様なヘアは未だに日本のあるセレブ層に根付いている。
凛々しさとは?
清潔感であり、品の良さで有り、強さでもある。又多くの経験でもあると思うのです。
横顔ほどドラマティックで、ミステリアスな色気はない。
自然にカーブを描くまつ毛、品のいい唇、キリリと上がった口角、アゴから耳たぶに向かってのライン、そこにさり気なく光るピアス、その人のキャラークターが最も出ます。
手でそっと耳にかける髪、手入れの行き届いた襟足、後ろから見たシルエット、ここに一番、神経を注いでいます。
横顔はあなたが知らないだけで色々な男性や、女性からも見られているところなのです。
もちろんここを丁寧にお行儀よく、バランスよく決めてあげることで多くのお客様を紹介して頂けることを知っているから・・・
どう見せるかより、どう見えるかを考えて創る、周囲の環境にあっているのか、あなたは期待される役割を果たせているのか?
周りの人に心地よい雰囲気を届けられているかを考え創る、ヘアやメイクする上での思いやりかもしれません。
あなたのオシャレ感とピッタリあい、無理してる、感がないように、しかもあなたが思い描く半歩先を目指してデザインするのです。
これがハマった時に、深い信頼関係ができます。
メイクも、横から見た、眉毛の流れ具合いや、まつ毛のカーブ、顔に対するチーク、全てにおいてバランスを取るのです。
これが僕の最も大切にしている肝です。
お客様とお話するときは、目をよく見ます。鏡越しに目がキョロキョロしだしたら、トイレか、時間が無いのか、違う雑誌がほしいのか、目が動き出したら、何かを気にしだしてるサイン、これを見逃さないようにするべき
美容師は何よりもお客さもの気持ちを感じ取ることが大切、そのためのサインを見逃さないことです。
口が大きい人でシャイナ人はいない、唇が厚い人で寒い国の人はいない、歌がうまく、おしゃべりな人、よく食べる人、口は気候と動きで進化する。
逆に口数が少ない人、シャイナ人、寒い国の人は、小さくなります。
そう言う視点で口や、唇を見たことがありますか?もう一度あなたのお客様、見直して見てください。
ヘアやメイク以外で、印象をガラリと変えるのは、サングラス、化粧品はなかなか変えられないけど、サングラスは流行ごとに変えてみる。
最も手軽で、あなたの印象が簡単に変わり、イマドキの顔を手に入れられます。
これら全てを大切にしている、プロとして、それはデザインの裏付けに役立っていく作業だからです。