昔から風呂あがりの石鹸の香りとか、子供ながら、いい香りに包まれている女性に、何故か惹かれていた。
いくら綺麗にメイクやファッションで飾っても最後は、やはりいい匂いだと思う。
匂いは、五感の中でも、嗅覚だけが脳にダイレクトに作用する感覚。つまり香りは、最高に男をシビレさす薬なんです。
目次
香りの神秘の力を愛用し、その力を大いに利用して権力の座に就いたのが、世界三大美女のひとりクレオパトラと言われています。
女性は「香りで完成する」とファッションスタイリストの、大草 直子さんは言っている。
これは女性も男性も同じだと思う。香りは、着こなし全体を包み込む空気、奥行きのある女性像を
作り上げる。
香りは想像力や、夢をあたえてくれ、男心を酔わす。
これは付けている女性自身も酔いしれているのかも知れない、嗅覚はきれいなメイクやファッションよりも、印象に残るのです。
女性は、香水・フレグランスを、オシャレのひとつとして使用する人も多いと思います。
また部屋にアロマや、お香を炊いたりしている人も多いのではないかと思います。
「すれ違った時に女性から、いい匂いがすると、ドキッと」する。思わず前に回って見てみたくなる。
いい匂いのする女性はファッションセンスの奥深さと、その人の感性が感じられる。
フランス人は歴史から言っても香りの選び方と、付け方が実にうまい。そもそも香りは、付けてる本人はなれてしまい、だんだんつけすぎてしまうが、そのへんが実にうまい
これは男性も女性も言えること
これ又、非常にむずかしい、まず迷ったら日本では石鹸系の香りが、お勧め、石鹸系の香りを嫌いと言う男性の話を聞いたことが無い。
東洋人がもともと、欧米に比較して体臭が少ない為か、香水の使用量は未だ欧米ほどには、なってはいない。
むしろ日本の場合は、お香うの方で、室内で香りを楽しむと言った風習か?体に直接つけると言うより・・・・・
普段使用するものは、香りを上手に生かすのが、初心者に取って良いのかも知れない。
その中で特に、朝シャワーを使用時にシャンプーの香りは大切です。今は髪を痛めないためとか、頭皮に主眼が置かれ、逆に香りが邪魔をしないように、匂いの無いものが多い
しかし最後コンデショナーを流した後に、選んだ香りで髪を包み込み乾かすときに気をつけたい。
髪を乾かす時は香りが逃げないように、ドライヤーで半乾き程度にしておき、あとは自然乾燥で乾かすと、より一層、髪に香りが強く残ります。
電車の中や職場ですれ違った時にナチュラルなシャンプンーの香りが漂うこと間違いない。
シャンプー以外でも、ボディークリームも出勤前や、デートの時など体中に塗ると、体温によって暖められ、ほんのり香るようになります。香水ほどきつくなく、シャンプーほど消えやすくありません。
若い年代は、フレッシュでフルーティな香りを好み、年配になってくると、もう少しエレガントな大人の香りを好むようになります。
もちろん昼間と夜は使い分けてもいい
バスオイルで以前はリッツ・カールトンのエステで使用していた、「ESPA」のバスオイルや、ミスト、ハーブの香りが上品です。
ロンドンのメーカーのバスオイルや、ドイツのクナイプ等を使用したこともありますが、バスタブに入った時に、自分の気分がリラックスしたり、肌が乾燥し易い人にとっては良いかもしれませんが、体に残る香りは過ぎ消えてしまいます。
しかし、ロンドンのように乾燥が激しいところでは、バスタブにオイルを足したくなります。
香りを残すためにはシャンプー、髪に残すのが一番です。風になびく髪からの香りは何とも引きつけられる。
その人の、そばに、ずっと一緒にいたくなるようなそんな気持ちにさせてくれます。
『美しい花に香りがあるように、美しい女性にも香りがあってほしい』と願うのはぼくだけでしょうか?
僕自身は、海外に行くたびに時間があるときは免税の化粧品売場で有名なシャネルの5番、18番、ディーオール、アルマーニー、ブルガリ、カルバン・クライン、ジャン・ポール・ゴルチエ、エルメス、ティファニー、ソニアリキエル、日本ではコムディーギャルソンと・・・
有名ブランドから日本製品まで自分に合った香りを求めていつもテスティングしていた。
気にいった香りを右手と左手に付け、時間経過と共に嗅ぎ分けるのです。しかし中々見つかりませんでした。
香水は付けた人間の体臭と混ざり合った香りが認識されるので、液体の香りそのものからは身に付けた際の香りを知ることはできません。
肌の酸性度、水分量、皮脂量が各人異なり、皮膚を構成するタンパク質の末端のアミノ酸も違うので同じ香水を付けても香りに個人差がでます。
またその香りも時間がたつにつれて変化します。
やはりフランス人が付けて凄く良い匂いがしても、自分がつけても全然、よい匂いがしなかったり・・・
また日本のように湿度が多い国と、欧米のように乾燥しているところでは付ける量も違ってきます。
僕のお気に入りの香りと、めぐり会うことは、本当に難しいことです。もちろん今では自分の好きな香りをブレンドしてくれるお店など代官山のLELABOという香水をオーダーメイドしてくれるお店などありますが、香りは感覚なので、言葉で相手に伝えることは、これ又大変です。
また嗅いだ香りと、付けた香りが時間と共に変化しますので余計に大変です。
情報すでにある香りから、「これは好き」「これは合わない」と言うことはできても、「少し甘い香りが嫌い」もう「少しスパイシーに」といっても中々伝わりません。
ロンドンの当時トレンドの香水を販売している「Jo Malone」というお店があります。
ショップで、店の人とに相談して比較的気に入った香りを見つけました。
しかし、その香りは「Wild Musuet」ブレンドが、ユリのエキスを配合していた用で、それをつけると花粉症のように鼻水が出るようになったのです。
しらべた結果ユリの花粉が、ぼくのアレルギーの元でした。
それ以来ユリの花をもらうと、花粉だけ取って飾るようにしています。
匂いは爽やかでスパイシー、甘さはありません。残念ですが、未だにありますがあきらめました。
このお店のセレクトに「ナッツ&ジンジャー」があります。これは今でも気に入っています。このお店も「ロンドンウォルトン・ストリート」にあります。
最も好きな香り
もう15年以上、使用しても飽きないのは、サンタ マリア・ ノヴェッラとシャネルのプール ムッシュウ です。
この香りに出会った時は、本当に嬉しかった。
シャネル プール ムッシュウ
シャネルの生き方やデザイナーとしての感性が好きだった。
シャネルの5番を、マリリン・モンローは、着て寝たと言われているが、欧米人がつけるからいい匂いがするのかも知れない、シャネル5番を始め色々付けては試したが合わなかった。
唯一、パリでユニセックスの香りとススメられ付けたのがこの香りとの出会い。シンプル、地味だけど上質な服装に馴れてる子、どちらかと言うとローレックスより、パテック フィリップ が似合う、そんなイメージだろうか?
それとサンタ マリア・ ノヴェッラの、アクア、シチリア、ザクロです。
ザクロは、ロンドンナイツブリッチのハッロズデパート裏から始まる、ウォルトン・ストリートのサウス・ケンジントンよりに、専門ショップがあり、品の良いマダムに聞た『この地区で一番売れているオードトワレ2品選んでくれないか』と、そしてススメられたのは「ルシアンとザクロ」
「あなたの雰囲気にはザクロねと」一言、選んで購入したのがキッカケ、もちろん、ルシアンも使用した経験があります。
サンタマリアノヴェッラ オーデコロン シチリア 100ml
価格12000円前後 サンタマリアノヴ…
僕としてはザクロは、少しキツイかなと、思ったのですが付けた時の女性の反応は良い!
その後使い続けている。
アクアも、シチリアも淡い何とも言えない、嫌みのない香りです。僕自身は全体的にユニセックス系の香りが好きだ、好きで選んだものは、全て結果的にそれだった。
フィレンツェで生まれ、800年もの歴史を誇る香りの老舗『サンタ・マリア・ノヴェッラ』。世界最古の薬局としてを、香水や石けんをはじめ、つねに最高品質の原料にこだわり、天然栽培の草木や天然油脂を使う姿勢を貫いています。
少し濃くつけても嫌味がありません.。
これがぼくのお気に入り・・・・
香りはいくつか、出かける場所や、その日の気分によって使い分けると付け過ぎかどうかも自分で解ります。
サンタ・マリア・ノヴェッラの「ポプリ」もイタリアの古都フィレンツェの歴史と懐かしいような、落ち着くような言葉では表現できない良い香りがする。
ポプリは玄関や寝室にいつも、置いている。
タイ航空の、おしぼりは「オーデコロンMASCA 」が使われている。この「オーデコロンMASCA 」も安らぐ香りだ。ドイツの「オーデコロン・4711」とよく似ている香りです。
香水を付ける量が、実は一番むずかしい。香水のつけ方のポイントは・・・?
お肌を湿らせる程度につけると良いと言います。ポイントは、強くこすりつけたりしないことです。
香りは付ける場所によっても違います。フランス映画を見って参考にしたことも、たたあります。
あくまでも香りは、ほんのり優しく香る程度、香りはその人の感覚センスが現れます。あくまでも上品に付けたいものです。
フランス人はお風呂に入らないから香水が流行ったと言われてますがフランスですれ違った時に、むせ返るように、あきらかに付け過ぎと思う人と合ったことがありません。
ファッションのように付け方も、上手です。
よくハグをするせいか、耳の後ろは必ず付けます。そして手首に少し・・・・これはぼくも真似しています。手を動かす仕事だけに、肘の内側や手首は、お客様に微かに香るのです。
体温が高く、良い感じで揮発します。体温の高い、大きな血管のあるところが、本来の香りが良く出るといいます。
お客様の前では、万人向けの趣味の、よい香りを付けます。
香りの強いものは、足首や、ふくらはぎ、体温が上がるにつれて微かに香りが足元から、上がってきます。
「いい匂い」て言われることは、相手に好まれている証拠
女性なら、きれいと言われるより、美人とと言われるより「いい匂い」て言われたいと言っていた事を読んだことがあります。
以前ラ・フェンテ代官山にある、寿司屋でお香を焚いていた。
お寿司屋にお香は、タブーと考えがちですが、入り口やトイレ付近にお香がたいていて、とてもオシャレに感じます。
ぼくも思わずお店でお香を炊くことにした。
1日に3回ぐらい、特に朝一番のお客様には、朝早く来るのが楽しみになってもらえるように、焚いたものです。
香りは、お店のセンスと、印象付け、癒やしを求める時代も合って何日も決めるのにかかった。香りを嗅ぐとどんなイメージを持つのか?
それを真剣に考えチョイスしました。
エステルームは特に予約が入ると、精神的にリラックスできるように、たいたものです。
受付とサロンが完全にセパレートした設計でしたので、多くの人に喜ぼれました。
美容室に入った途端、美容室や、床屋の独特の香り、嫌ですよね・・・
ガウンに着替える更衣室にもルームフレグランスを選びスティックをボトルに挿すタイプを置いたりしていました。もちろんお客様の洋服を預かる場所、クロークは別です。
昔はトイレにフレグランスを、ぼくがチョイスしたものを2本ぐらい置いていた時も合った。
これも僕が気に入っている。ローマのレストラン、ロゼッタのトイレに置いてあった時、それを見て感激したのを覚えている・・・
歴史があって花の香りや、香草、香辛料をミックスしたものは飽きがこない。
アーユルヴェーダ製品の中でも「Shahnaz Ayurveda 」シャナーズ アーユルヴェーダのオイルや、トリートメント後に、かけるミストも何ともいえない好きな匂いです。
アーユルヴェーダ
インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」に基づき 一人ひとりのドーシャ(体質・エネルギー)に合ったハーブ美容法を提案していることだ。
アーユルヴェーダは、植物のエネルギーを生かした療法で、人間が持つ自己治癒力 を最大限に引き出し、美と健康の妨げとなる原因を内側から改善し、心と体のバランスを整えることで、心身共に健康にしていきます。
ここでも香りが人間の心理に影響をあたえることから、重要な役目を果たしています。
アベダも、元を正せば、アーユルヴェーダから影響をうけて作られているアーユルヴェーダと考え方は、ほぼ同だ。
ポプリ
このポプリ (フランス語: pot-pourri) は、花や葉・香草(ハーブ)、香辛料(スパイス)、木の実、果物の皮や苔、などをミックスして枕元や、クロークなどに置いっておく、この活用も良くした。
六本木のリッツ・カールトンホテルのスポーツジムのロッカールームにも上品な香りのポプリを置いてある。
香りは、女性と男性では香りの感じ方が違うのかもしれない。
自分の好きな香りの使いきったビンを下着や洋服を入れるワードローブに入れて置くと洋服に微かに香りが移ります。
ポプリの代わりとして使う