センスを磨く、生き方や、年齢の重ね方、マナー、もちろんファッションも
僕にはいつも理想の男性像みたいなものがあって、そのようになりたいと
思って生きてきた。
多分これからもそうだと思う。
若いころと、今では男性像も変わってきた。しかも一人とは限らない。
僕の場合は若い頃は、スティーブ・マックイン、アラン・ドロン、ジェームスー・ディーン
日本人では石原裕次郎、と複数の男性像があった。
当時誰しもが憧れていたのでは無いかと思う。
小さい頃に母と一緒に大人の話をよく聞いていて、ついその話の
中に口を出してしまい、おしゃべりだったせいもあって、よく注意を受けた。
中学生ころからは、おちつき、自然と無口になっていた。
そのせいもあって、憧れる男性は、どちらかと言うと無口で、しかも男としての
優しさのある男性が、理想だったのかも知れない。
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ションコネリー、 クリント・イーストウッド、アルマーニー、と今でも
複数います。
やはり人間味があって、どちらかと言うと、多くは語らないタイプを
求めてしまう。
だからといって何から何まで、すべて理想かと言うと、それぞれに
真似したい所は違う。自分に合ったところを、理想としているのです。
例えばクリント・イーストウッド、歳の重ね方が素晴らしい。
今でも元気で、ヘアにしても自然体、しかも女性に対して、ぶっきら棒のようだが
考えていることは本質的には優しい、映画の中で演じているのかも知れないが
僕にはそう思える。
マカロニ・ウエスタンの荒野の用心棒、ダーティーハリー、グラン・トリノ、
ミリオンダラベイビー等、若いころと、今と基本的には変わってない。
彼の監督としての、感性も好きだ。
ションコネリーもあくまでも映画からの印象だが、「小説家を見つけたら」
などの渋い雰囲気、特にスコッチを飲む時の口元が、とてもステキだ!!
またカツラを付けない方がステキに見える。
アルマーニーは、写真でしか見たこと無いが、Tシャツに、デニムのパンツ
ファッションデザインはシンプルだけど、イタリヤらしく、どこか革新的に攻めている
気がする。
イタリア人は全般的にオシャレだ。
若い頃から今まで、「男性の理想像は」自分と随分かけ離れている
みな細い体で、お腹の出ている人など、誰もいない。
僕も28歳ごろまでは凄く細かった。
理想像には、かけ離れていても問題ないのだ、その人の雰囲気や知性、感性が
少しでも自分の理想なのなら、いいのではないかと思う。
僕自身も、白のTシャツ、デニムパンツ、チノパン、ブルージーンズ、
白いシャツやブルーのシャツが似合う男になりたいと思っている
シンプルだけど、着こなしで個性が感じられるには、またファッションを着こなすのには
まだまだ未熟だといえる。
以前はロンドンに行けばパンクに憧れ、デザイナーブランド、特にコムディーギャルソンや
ヨージヤマモト、ゴルチエ、とアバンギャルドのくせのある。洋服のデザインで
個性を表現しようと思っていたが、ある時海外を旅行中に、例えばハーレムパンツなど
民族衣装がデザインソースかと、感じた時に、着るのが嫌になった。
年齢を重ねるごとに、洋服のデザインで個性を出すのではなく、今、どこにでもある、
定番と言われる洋服で、着ている本人の内面から湧き出てくる雰囲気で
自然で無理のない雰囲気を出せるのが、自分の理想!。
しかしやはりファッションは「ニック・ウースター」のファッション感覚が
自分の好みかもしれない。
エレバーターに乗るときは、「アフターユー」お先にどうぞと・・・
歩道を歩くときは、自分が車道側を歩き、レストランではイスを引き、
花を送るとしたら、バラの花、花いっぱい送るにしても、全てバラ、しかもカラーは
一色が好き、一途な気持ちを込めて、日本人だから、そんなにチャラチャラ
褒めないが『ありがとう』は、夫婦のあいだでも、できる限り使う。
これが僕の求める男性の理想像。
若いころ大阪に1〜2ヶ月美容室で研修させてもらったことがある。
そこでの会話で、お驚いたのは「ありがとう」を頻繁に使うこと
アシスタントに対して、何かにつけて「ありがとう」を言っていた。
さすがに、これには感心させられた。多分今でもそうではないかと思う。
これはロンドンでも同じ、必ず『サンキュー』は言うのが礼儀
タバコは非常に高いにもかかわらず、自分が吸うときは必ず薦めてくる
何かこれに似ている。
もちろん仕事柄、女性の変化には、早く気づく努力は続けてきた。
気づいた変化は、よければ褒める。これはあくまでも女性の笑顔を
引き出すマナーと心得てしてきた。
海外で、もう一つ良い言葉がある。お客様を送り出す時、「Have a nice day!」
ハヴァ・ナイスデー、日本には「ありがとうございます。」はあるがこんな言葉は使わない
「今日も良い一日を送ってくださ」といったことだろうか?
なんとなくいい気分になる。
女性はモデルのように持って生まれて体型がきれい、顔がきれい
と言った人はいるが、多少体型が劣っていても、顔の作りが、バランス悪くても
笑顔には勝てない、いい笑顔をいつもしている女性は「笑顔ホリモンがでていて」
老けないような気がする。一緒にいて、あきないはず、女性の笑顔は表情も。歩く姿勢も
違ってくるように、僕は思っている
こんな女性を笑顔に出来る男性が僕の理想の男性、まだまだ気分によって
出来てなはいないが、なりたいといつも思っていれば、必ず手に入れられるはず、
ビジネス書でも語られていることで。、
多分1年、増ごとに近いづいて行けるはずなのです。
今年は少しお腹を引き締めよう。理想の男性像に近くなるために・・・・