ロンドン、パリやニースで帽子をオシャレに着こなしている女性を多く見かけます。
スカーフやベルト、靴とともにファッションに合わせて、無くてはならない
アイテムとして定着しています。
さすがに、パリやニースのように帽子のツバが大きくうねっているものは
少し日本では浮いてしまい、難しいかも知れませんが日本人でも海外の
リゾート地では違和感がありません。
今は若い人のあいだで、すでに当たり前のように定着しています。
サングラスや帽子は他のものと違って顔の輪郭や目や鼻の形によって
「似合う似合わないが」決まってしまいます。
サングラスやメガネのフレームは眉毛の形が、出るか出ないか、フレームの
上の部分のカーブによって優しく見せたり、きつく見せたりします。
フランスでは『alain mikliアランミクリ』など、今から20年前すでに
今までのデザインの殻を破ったファッション的なフレームが多く
僕も何個か持っていました。
かけると何故か、個性が際立つのです。
メガネの不思議・・・
またメガネのフレームだけを、掛けているだけで仕事以外で女性と対面で
話す時、恥ずかしがりやな僕でも、何故か相手の目を見て話せるから不思議です。
これは僕の勝手な推測ですが、テレビでサングラスやダテメガネをしている
人は繊細さを、隠そうとしているのでは無いでしょうか?
メガネにはファッション以外にもそんな、力が有るように思います。
イタリヤもメガネのフレームはカラフルで種類が豊富にあります。
イタリア人のメガネフレームのおしゃれ感は見習うべきところが
いっぱいありました。
最近男性も女性もクラッシクなデザインと大きめのフレームを若い
人の間でよくかけてるのをよく見ます。
僕が今欲しいのはトムフォードデザインの、スーパーマンのクラーク・ケント
がかけていたようなデザインのものです。
昔からよくあるデザインですが名前がわかりません。
EXILE ATSUSHIさんがデビュウ当時かけていたGUESS (ゲス)のGU1692や
police も原型は、レイバーンによく似ています。
大きさとしては昔、車のポルシェデザインが似たデザインを出しておりレンズを
自分で入れ替えるモデルでした。
ロンドンでおしゃれなメガネフレームを扱っているお店の商品は
結果的にフランスや、イタリア製が多く目につきます。
ロンドンで始めて知った「ハイグラス」
これは曇りの多いロンドンでも日傘したように明るく見えて、気分が
明るくハイになれるサングラスです。
曇りや気分が落ち込んだ時にこれをかけると気分が明るくなります。
ミラノのプラダでサングラスを出していたので大きめでしたが、何個か
購入しました。
一つは60年代風で日本では恥ずかしく、ほとんどしていませんでしたが
1年前、内の奥さんが掛け始め、誰かに褒められたらしくお気に入りでした。先日失くしてショックを受けていました。
大橋純子さんやオードリー・ヘップバーンが掛けていたような大きな
黒のぶちのメガネも、最近の流行によって今や普通に感じるのですから不思議です。
メガネによって顔の雰囲気が変わり、それはファッションとの兼ね合いも
変えてしまうほどです。
海外ファッションブランドも多くのメガネアイテムをだしっています。
シャネルや、ディオール、サンローラン、グッチ、ブルガリ、プラダ、
アルマーニー、ヴィヴィアン・ウエストウッド等上げていったらきりがありません。
それだけファッションとメガネはオシャレアイテムとして重要と
各デザイナーも考えているのでしょう。
奥様族に人気なのがシャネルですが、僕個人的にはヴィヴィアン・ウエストウッドや
ブルガリ、プラダ です。
品性も備えていてやはり個性を出してくれるのです。
(プラダ)PRADA
ブランドによって前衛的なデザインやシックなデザインと色々ありますが
気をつけるポイントは、眼鏡のフレームが気にいても「鼻パッド」が
低いものが多く、
大きいフレームだと笑うと頬にフレームがあたってしまいメガネが動き、
何回か失敗したことがあります。
イタリア人など鼻が高いので必要ないのかもしれません。
しかし最近では日本のメガネ屋さんで、鼻パッドを、付けることができます。
ですから安心して選ぶことができます。
フレームが気に入ったが、合わない?・・・・
こんなことがあると思いますが、あきらめなくても大丈夫です。
眼鏡店でツルの部分や耳に掛ける部分など、上げたり下げたり少し曲げたり
微調整を加えてもらうだけでかけ心地が全然違ってきます。
自分に似合ってないかなと不安に思っていてもこの微調整で案外
さまになったりします。
今は女性だったら帽子を一つアイテムに加えるだけで、今までのファッションが
全て新しく感じてもらえるほど重要なアイテムです。
特にまだ帽子を着用していない40代以上の女性は一つプラスしてみては
いかがでしょうか?
今20代女性や男性のあいだで定着しているボルサリーノの風がいっぱい
あふれています。
値段もものすごく安くなっています。
ファッションを目新しく見せるだけでなく、メガネと帽子は紫外線避けに、
美肌を保つためにも効果的です。
ボルサリーノの、帽子と言えば一番印象的だったのが「フランス、イギリス
合作の恋愛映画」ジャン=ジャック・アノー監督。
「愛人(ラマン)」の主人公女性、まだ幼さの残る肢体を大胆に奮わせ男と交わる
彼女の姿は、官能的ではありながらも、不思議と純粋な美しさを示し、
僕以外にも観る人を魅了したのでは無いでしょうか?
特に帽子が似合っていてそこから三つ編みにした髪を垂らしているのが
何とも言えず魅力的でした。
愛人 ラマン [DVD]
こんなファッションとの組み合わせが合ったのかと感激した記憶があります。
あれから17〜18年今や街に、その子のような帽子とファッションの
組み合わせが大流行なのです。
僕自身も15年位帽子をかぶり続けていました。野球帽を購入後ヒサシを
少し内側にカーブさせてかぶっていました。
ここ数年前から帽子のヒサシをストレートにしたままかぶるのがトレンド見たいで・・・
僕がヒサシをストレートにしてかぶっていたのを、初めてみたのは
ゴルフプロのリッキー・ファウラーです。
最終日にはいつもオレンジの衣装とヒサシがストレートの帽子、面白いかぶり方
と感じていたのです。
多分ニューヨークミュージシャンのラッパーが、このようにかぶって
いるのかと想像していましたが、今や野球帽は男性女性このかぶり方が
トレンドです。
僕が帽子で影響を受けたのがロンドンの帽子デザイナーの
「フィリップ・トレーシー」です。
サラ=ジェシカ・パーカーやナオミ・キャンベル、最近ではレディ・ガガと
いったモデルやポップ・スター、女優や王族を顧客に持つ人気デザイナーで
女性を美しく引き立てるデザインが得意で、そのデザイン力に当時引かれていました。
そのフィリップ・トレーシーが最近、帽子をかぶるだけで「小顔になる帽子」
マシンを作ったそうです。
そのマシンとは、「SLENDERTONE Face by PHILIP TREACY」
(スレンダートーン フェイスbyフィリップ・トレーシー)だそうです。
電気の低周波の刺激によって、顔の表情筋を鍛え、顔にハリを与えて、
たるんだ肌を引き締めるというものだそうです。
ロンドンでは結婚式の男性出席者は日本で言う燕尾服にダービーハットで
出席するのが正装のようで教会の前でよく見ました。
とてもカッコ良かったです。
それからヒントをえたような帽子でトップが凄く高く、ミュージシャンの
ジャミロクワイ(Jamiroquai)がかぶっていた帽子がかっこ良くいつも
かぶっていました。
当時このミュージックDVと曲がヒットし、この帽子とアディタスの
3本ライン入り上着 黒のスポーツウェアー、を着て
ノミの市、(マーケット)に行くと、「ユーは、ジャミロクワイ(Jamiroquai)?」
と、からかってくれたのです。
このミュージックDVは凄くクリエイティブに作られており、多分今では
簡単に出来るのでしょうが、当時はどの様に制作したのか興味深く何回も
繰り返し見たものです。
この帽子をかぶるとファッションが個性的に見えるのです。
今でもこれだけは持っています。
10年前にパリのエルメスで皮のボルサリーノ風、中折れ帽が最後に
購入した帽子です。
オーストラリアでカーボーイ風、皮の帽子も購入しましたが、帽子の帯の所に
ワニノ歯か、何か骨が飾りとして付いているので日本では恥ずかしくて
とても被れません。
まだⅠ回もかぶったことがありまえん。
話はそれましたが、ファッションアイテムの一つとして帽子を持ってない人に
とってはお薦めです。
帽子と眼鏡このアイテムを、一つ増やすことで自分の気持ちもファッションも
全て新しく新鮮に感じます。