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【人間性(人格)を磨く】には、ポジティブな思考が求められます。

ポジティブな人格や雰囲気を作るセオリーとは?

プロである以上、ビジネスやスポーツにおいても、どのような条件の
中でも乗り越えられる、建設的で実践的な精神を持つことが必要です。

常に前向きで確信に満ちた行動をとることが求められます。

あなたはこのコップを見たとき、「あぁ、もう半分しか水がない」
感じるのか「まだ半分も水がある」と感じるのか、どちらでしょうか?

 

 
ポジジティブ思考とネガティブ思考でよく例えられるお話ですが
ネガティブ思考も状況によって一概に、悪いとは言えないのです。

例えばこれが砂漠だとしたら「あぁ、もう半分しか水がない」と考える
これから節約しながら飲もうとイメージするとどうなのでしょう?

ようは、その後をどう考えるかが大切なのです。

人間、年を取るごとに残る時間、寿命が短くなっていくと考える
逆に若ければ、死など遠い先のこと、永遠にあるように感じます。

そんなことを考えていると「今」を忘れてしまう。

年齢に関係なく明日はどうなるか、誰にもわからないのです。
今を知ることが大切なのです。

そしてポジティブに1歩踏み出すかが大切なのです。

 

 


 

人にはポジティブな感情とネガティブな感情があります。

ポジティブな感情を持つためには、「正しい言葉」を使う必要があります。

自分を勇気づける言葉、「僕には出来る!」「きっと出来る」
または「元気だ、元気だ!」「気合だ。気合いだ」と言った言葉を
力を込めて心に念じるのです。もちろん大声で叫んでも構いません。

実際にポジティブな感情を持つ人「気分がいい」と感じて生きている人は、
そうでない人よりも長く生きるということが科学で証明されています。

 

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インドのヒンズー教の経典にこういう言葉がある

  • 心が変われば  態度が変わる
  • 態度が変われば 行動が変わる
  • 行動が変われば 習慣が変わる
  • 習慣が変われば 人格が変わる
  • 人格が変われば 運命が変わる
  • 運命が変われば 人生が変わる

 
このような変化の前には「言葉」があり、思考を生み出すと、僕は
考えています。

 

ポジティブな感情には・・・

ポジティブな映像を見たり「気分が良い」と感じる何かをした後、
人の考えは、創造性が豊かになり、柔軟になり、結びつける能力が高まります。

情報に対してオープンな気持ちになります。

子供達が遊んだり、私達がスポーツをしたり、友達としゃべったり、
好きなことをしたり、することは「楽しいから夢中になって何かをする」

ことですが、理由は「ただ楽しいから」と言う事の他に、そこから肉体的な強さ
健康を得たり、問題解決や新しい情報を学んだり、人との

コミュニケーション、友情を得たり、独自性を身につけたり、
目標を定めることを学んだりと「よりよく生きる」ことに
つながっていくのではないでしょうか。
 

  • 愛・・・あなたの精神的資質がすべてが反映される物を、愛する優しい心。
  • 性・・・想像の根源はすべてここから始まります。
  • 信念・・潜在能力を引き出す、最も効率のよい感情。
  • 希望と欲求・・・願望や目標を達成するために不可欠なもの。
  • 同情・・・肯定的な同情心は同胞意識の土台です。
  • 楽観主義・・・積極的な心構えの核です。

 
ではネガティブな感情を考えてみましょう。

 

ネガテイブな感情・・・

ネガティブ(悲観的)な感情(怒り、恐れ、嫌悪感があげられています。)
このような感情には、自立神経系が反応し、体に変化を起こします。

 
そして「怒り」→「物をなげる」、「恐れ」→「逃げる」、
「嫌悪」→「追い出す、吐き出す」など、自分達を守る行動を起こします。

いけないのは自分を守るために引きこもることです。

この反対で、「恐れの」感情は、大きな筋肉に血流が流れ
「走る」と言った行動を起こさせるとも言われています。

怒りの感情を「どう自分で制御するか?」制御できたら
あなたはポジティブ思考に近づいたと言えるでしょう。

 

ネガティブな感情をいかにポジティブに変えるか?

ネガティブな感情には以下のものがあげられますが、この感情をいかに
ポジティブに変えるか?

ということが現場での課題となります。

  • 恐怖・・・心を貧しくする最大の敵
    ただし、ポジティブに発想すれば警戒心や危険から自分を
    守ってくれるものです。
  •  

と言ったように思えば決して悪い感情ではありません。

  • 憎悪・・・争いの前兆はここから始まる
    逆の発想をすれば、想像力や探究心が既に備わっているということ。
    それをいい方向に使うことが大切です。
  •  

  • 怒り・・・憎悪の始まり
    怒りとはパワーの源であり、パワーそのものなのです。
  •  

  • 羨望嫉妬・・・行動なき目標設定 穏やかな不健全
    人や第三の対象物と自己を比較するという気持ちは、デザイナーにとって
    善し悪しの判断に必要。

 

あくまで客観的に物を見るということであれば、必要不可欠な要素である。

  • 貪欲・・・利己主義の核
    自立していくためには、非常に大切な気持ちです。
    探究心とか追求する気持ちにかえていければ、
    貪欲とは決して悪いことではありません。
  •  

  • 短気・・・体力の不完全な活用、決断力が早いということです。

 

2つの感情をどうコントロールするか?

これらの2つの感情を人間誰しも持っているものですが・・・?



 
プロとしてはネガティブな感情も、もしポジティブに置き換えるなら
どうすれば良いのだろう?

と置き換えていくことが大切で、結果としてプロはそれらを
自己の成長に変えていくのです。

どんな人間でも2面性を持っているのが常です。
そのポジティブな感情をいかに膨らませていけるかが、キーとなります。

言葉を変えれば、どれだけ豊かな感情を持てるかどうかです。

 

効果的な方法は・・・?

過去や未来に逃げようとせず、今を生きる事です。

例えば美容師で例えるなら下積み時代、経済的には貧しくとも
豊かな感情を持つことは可能です。

明日の食事がない、恋人と別れてしまった・・・そんなネガティブな
感情をどう切り替えていくか?

例えば、本を読む、明るい映画を見る・・・心を豊かにしてくれるものを
見たり取り入れるような行動を起こし、気持ちを切り替えることが大切です。

感情脳の警戒モードをオフにする事です。

 
過去を振り返っても何も戻りはしません、

未来を考えても予測不能です。明日起こる事は誰にもわからないのです。

まずは現実の1歩を前向きに、確実に踏み出す事です。
その結果があなたの未来を作るのです。

 

美容師としてのポジティブとネガティブ思考

ネガティブな感情を常に抱えた、貧弱な心に美意識や、人を美しくする
奉仕すると、いう心の余裕は生まれません。

常に自分の心を癒し、向上させてくれる世界に身を置く
と言うことが大切です。

それは自分の経済状態に関係ありません。

経済的に貧しい気持ちと、いうのも今後のプロの生活の中で
ひとつの経験として生きない訳では決してないのです。

人の心の痛みを感じ取れたり、大きな人生経験のひとつとなったりと
言う大きな糧となりステップとなります。

また経済的に貧しいのと、心が貧しいのとでは意味が違います。
経済的に貧しくとも、心を豊かに保つことはできるのです。

すべては自分の考え次第と言えるでしょう。

“物を創る”という仕事は、そこに魂や気持ちが、こもってないと
人に伝わりません。

純粋な、情熱や気持ちを膨らませないとデザイナーとしては
成功できません。

ポジティブ志向、これが何より大切なのです。
これはスポーツ選手でも同じことが言えます。

ポジティブ志向に、身をおくためには、まずは自分の健康管理を
しっかりする事です。

不健全な体や、病んだ体からはポジティブな発想が生まれてくる
ことはありません。

意外ですが、健康管理は、何より大切な要素のひとつです。

疲れたからと言って1日ダラダラ過ごすより、近くのジムで
汗を流してみる。

もちろん気分は爽快になり、副産物として脳が活性化されて
いろいろな出会いがあるかもしれません。

先述のように、人はポジティブ、ネガティブふたつの感情を
持っていますが、同時にそのふたつをコントロールする能力も
持ち合わせているのも人間です。

それを巧みに、使ってポジティブに切り替えていける人が
プロとして活躍していける人間なのです。

美容師にとっては、自分が犯したミスや現場の怒り、など真摯に受け止め
対応できる人格が求められます。

プロとは、ひとり経営者でもあるので、多くの人から好かれる、
信頼されることが大切なのです。

 

特に気をつけないといけないこと・・・

貧困の恐怖、不健康の恐怖、(相手からの)批判の恐怖、愛を失う恐怖、
こういった恐怖があると思いますが・・・

これらは・・・特に若いうちは誰しも味わう恐怖なのです。

どう、これらをポジティブに変えていくかという
ポジティブ発想が必要なのです。

またどのような職業にとっても、プロとしてやっていくには、
自分探しが必要になります。

自分の強みを探すことが何より重要です。

それは、ある意味、他人の意見をすべて排除して、自分はどれが
「好き」なのかという、純粋な好みを探していくような
ものでもあります。

その上で自分の好きな物を作り手として、制作したときに周りにいる
人たちに感動や共感を得られれば、その特性をさらに追求していけば
よいのです。

ただし、それが他人に共感を得られないとしたら・・・
プロのヘア、メイクデザイナーとしては自立できないことに
繋がります。

作り手にとって、好きなテーマを見つけて追求して作った物を
皆が共感できるのかどうか、そしてそこに留まらず

さらに新たな物を作るチャレンジ精神が大切です。

これらが美容師や、フリーランスのヘアやメイクにとって、
自立していくために絶対的に必要不可欠なことといえます。

ポジティブな考え方は、あなたに良い影響をもたらします。

問題はネガティブな考え方です。

あなたは「自分は何をやっても上手くいかない」と言った考を
信じ込んでしまうことです。

結果的にいつも「失敗ばかりの人生を引き寄せてしまっている」
いうことです。

 

ネガティブ思考を変える?

多くの人は、職場環境で「続けられない」理由を見つけます。

大切な事は「続ける理由を」考え出すこと、このような思考
に切り替えることです。

せっかく就職しても「人間関係が合わない」この仕事は「自分の仕事」では
ない「退職したい」と言ったネガティブ思考ではなく

いい関係を作るためにどうするか?
自分の仕事に、するためにはどうすれば良いか?

この職場で自分をステップアップさせるためにはどうするか?

と言ったように続ける「理由を見つける」ポジティブ思考で
考える習慣を持つことです。

面倒な後片付けも、「ゲーム感覚で」何分で片付けられるか?
と言ったようにゲーム化することで、楽しくできるのです。

結果的に、あなたにとって楽しい空間になるはずです。

スポーツ選手も敗北や失敗の経験を「ポジティブに」考えた人が
成功、大きなチャンスをつかむのです。

”性格を変えよう”と思っても、とても困難なことのように思えますが

しかし、「行動を変えよう」「考え方を変えよう」「選択肢を増やそう」
だとしたら・・・できそうじゃありませんか?

 

 

tomio23