美容室での人材確保は、特に難し・・・
せっかく集めたスッタフが「辞めたいと」言い出したら
どう対処しているのでしょう。?
まず「辞めたいと」言われたら時はすでに遅しです。
大半の「辞めたいと言い出すスタッフ」は一生懸命
引き止めたとしても8割型やめてしまいます。
目次
スタッフから「辞めたいのですが?」と相談があったとき
あなたはどのような対応をしていますか。
せっかく入社させた人材を手放してしまうのは、会社として
大きな損失だと思いつつも手立てがなく、そのまま
承諾してしまった。
一生懸命引き留めようと、長時間説得してみたが
結局そのスタッフは辞めてしまった。
などといった苦い経験はありませんか?
特に美容スタッフの場合は、この説得がなかなかうまく
いきません。
「今日終わったら時間取ってもらえませんか?」と
言われると、ドキッと心臓が止まる思いの経営者
多くいると思います。
スタッフ:「辞めたいのですが」
上司 :「どうしたの?何かあった?辞めたい理由聞かせてくれる?」
と言った言葉をかけて、理由を探り出すことが
第1段階でできることです。
ところが、なかなか本音を言ってくれない。
ですから、リラックスして話す場所のセッティングします。
まず出来ることは説得して、こちらの思い通りにするのでは
無く、相手のことをよく知っることが大切です。
その状況によって相手に合ったメッセージを
発信していくことです。
やめる理由は色々言って、きますが・・・
店舗側の受け入れ体制や、教育が間違っている
可能性があります。
辞める、一番の理由は「自分のいる場所が無い」
先輩と中々、うまく話せない
何していいか分からないから、勤務時間が長く感じる。
要は必要とされてない感じがするのです。
もちろん美容室側は、待遇面でも他の、お店と比べて
劣るようにはして無いはずです。
本心を中々話してくれ無い、「辞める意思が硬い」場合どうする?
参考のためにアンケートに答えてもらい
もう一度話し合ってみる。
嫌なことから逃げているだけの場合が多いのです。
自分で逆に気づくこともあるでしょう。
美容の場合は、美容師より、免許を持っていることで
まつげのエクステ専門店など、技術は短期間で覚えられ
高収入になり、夜の勉強会など無く楽に稼げるなど・・・
他の仕事に興味を持たれたこともあるでしょう。
新人が入る前に・・・やるべき事
全員でミーティングして、自分たちが入社した時
嫌だったことを話し合う。
またアシスタントが入ってくる喜びや
今まで仕事の仕方が、ナ〜ナ〜に、なって居たところ
(仕事のあり方)など見直す。
できれば少数でも入社式や、歓迎会などを設けて
スタッフとの交流の場を設けコミュニケーションを取り合う。
数ヶ月間は、担当スタッフを決め、仕事の準備や
清掃、接客などを一緒にやりながら覚えてもらう。
もちろん新人スタッフにとって、初日は・・・?
“職場に対する第一印象が決まる大切な日”ですので
「ここに自分の居場所があるんだ!」と感じてもらえるよう
また職場への愛着が生まれように務める。
1日目、3日目、3ヶ月目、など節目で特に注意して
何か夢中にさせるよう、仕事を任せる。
昔から3日坊主というように、3ヶ月後や
6ヶ月後、また年末など忙しくなる前に手を打っておく。
店が許す規模なら、経営者、自らたとえ1日でも良いので
経営者が新人に向けて、理想やビジョンを伝える時間をとるのです。
初めはの内は、入社式を兼ねて経営者の考え方や理想
店長の歓迎の言葉、昨年入試した先輩スタッフの体験談など
どうやってこの1年を過ごしたか?等の励ましの言葉など
伝える。
入社式終了ご、レストランなどで歓迎会をする。
入社してから約1週間、スタジを借りて新人研修を
してから店に配属するなどして、
初めて途中で辞めるスタッフが少なくなった。
・「経営理念」
・「店主の思い」
・「お店の歴史」
・「従業員としてあるべき姿」
・「これからやるべきスケジュール、1年目〜10年目まで」
・「接客、電話応対?」
・「ニュースタッフがやるべき技術」
・「ビジョン」など
あくまでも、学校では無いので、新人、即戦力
としての稼ぎ手と言う点についても、理解してもらう。
シャンプー技術をトレーニングすると同時に
関連した商品説明もできるように・・・・
細かくやれば幾らでもある。
そのようにやらなければいけない目標や目的が
はっきりすれば、モチベーションも上がる。
このような研修が無駄にならないように
全スタッフとの打ち合わせが大切なのです。
説明された事と、お店のスタッフのやって居ることが
違っていたら、指揮が下がります。
美容業は「美容技術」以外にも「接客技術」など自分を
「アピールする技術」など覚えることが多くあります。
「なんと手間のかかることでしょう・・・ホントに効果あるの?」と
思う方もいるでしょう。
また多くの美容室は、スタッフが辞めないように
色々な考えで似たようなことは、すでに取り入れていると
思われます。
ご想像のとおり、100%の業務を教えるには時間も
労力もかかります。
しかしこの手間は・・・身を結びます。
辞められるコストと、定着してくれるのでは
運伝の差です。
定着率が安定した時、売り上げが、安定して
お客様も安心してくれます。
仕事に自信をつけたスタッフは、目が輝き始める
ことでしょう。