美的センスとは?
物を選ぶ感覚に優れていることです。
よく美容師は、「僕・私は、生まれつきセンスが無い」と
言いますが、センスは育てるもので、誰しも
持っているものです。
美容師にとってセンスを磨くことは、仕事上とても大切です。
それは美容技術を覚えたら、次に大切なことは
美的センス「物を選ぶ感覚に優れていること」感覚です。
目次
最初にするべきことは、「自分はどれが好きか?」を
知ることです。
目の前にあるものの中で「一番好きなのはどれ?」と言った
目で、いつも見ることです。
ようは適切なものを必要な時に選び取り、どう似合わせるか?
を関連付けることなのです。
だから美容師は「自分のファッション選び」で
今日は何を着ていくかを、毎朝選び出す事が大切です。
その力が、自分自身のセンスを磨き、第三者から
「センスいいね」と言った評価が得られれば成功です。
店によってはファッションに「うるさく」チェックを受けます。
それはあなた自信のセンスを磨くためとも言えます。
毎日の生活の場で「物を選ぶ」シーンは
本当に多いですよね。
家を出てからも、どの道が早く行けるか、などなど
よく考えてみると1日はセレクトの連続。
しかしそのセレクトの仕方は自由ですが・・・
美容師のセンスは「自分の好き」だけでは行けません。
同時に「お客様の好みも」知って、あなたがセレクトした
イメージが、お客様の「好き」を外さないで周りの人に
高感度が上がるよう作らなくては「センス」が
良いといった評価につながらないのです。
あなたらしさを表現するセンスを磨くポイントは・・・?
この3です。
センスの基本とは「見るべきポイントを」知る事です。
いっぱい雑誌を見たり、おしゃれな人をチェックしたり
映画を見たりしているのに「どうして僕は・私は
ぱっとしないの?」といった人は・・・
この基本が抜けている可能性があります。
基本は・・・?
これをあらかじめポイントととして知っておくことです。
例えば雑誌のインテリア写真を見た時
最初に目に付いたののは何なのか?
これに注意を払いそして全体を見て・・・なぜそれが
よく見えたのか?
を考えて見つめ直すことです。
一番良く見えた物の周りを見て知ることで
それを引き立たている背景があり、全体の雰囲気が
よく見えてくるはずです。
モデルが来ているファッションページの背景は
クラッシクなホテルなのか、町並みなのか?
それらは洋服を際立たせて雰囲気やイメージを
背景が伝えようとしています。
映画を見ていても、迫力を伝えるのは「効果音」です。
あなたがヘアーショーをする時自分が伝えようとしている
イメージは「この効果音」のセンスが役に立つかも知れません。
このようなん見方が基本になります。
あなたらしいセンスは「情報力」です。
一般的にセンスと言うと「感覚」「感性」「生まれつき」
という風に言われていますが、そんな事はありません。
プロでも「多くの情報を」集めています。
あるファッションスタイリストの個人オフイスを
訪ねた時、壁一面の本棚に
「雑誌パリVogue ヴォーグ・ELLE 」が年代別に
整理され並んで」いました。
それから僕も古本屋で探しては集めていました。
また、インスピレーションを得るため、ロンドの雑誌や
写真集など・・・もちろん好きなアーティストの美術書
など集め、時間があるたびに見ていました。
するとフアッション写真のとり方に、類似したものが
多くあることに気が付きました。
海外のヘアメイクアーティストたちのインテリは
個性には触れています。
それは「自分の好きなもの」趣味などで通じて
心地よさとセンスを磨いているのでしょう。
もちろん出来れば海外旅行を頻繁にすることで
基本の見方を知っていれば、色々な情報は知らない
うちに蓄積されます。
以前は雑誌の切り抜などしていましたが・・・?
今やWebサービスの「ピンタレスト」などで自分専用の
イメージボードを作るのもおススメです。
これは世界中のネット上にある写真を、自分だけの
写真集として見ることが出来るシステムです。
もちろん僕が集めたボードの中に好きな写真があれば
自分のボードにピンニングすることができます。
美容の立場から考えると「お客様の好み・ライフスタイル」
を感じ取ることです。
「1週間・一ヶ月・1年」のライフスタイルを、知ることが
出来れば良いヘアメイクを作ることができます。
それには、お客様との信頼関係が前提になります。
長いおつきあいが出来れば、よりフィットしたヘアメイクが
提案できるでしょう。
お客様が提示した切り抜き写真も「その中の何が好きなのか」
を把握することが重要です。
ヘアに関して言えば、全体的な雰囲気なのか?
その雰囲気は写真のとり方なのか、「形」「髪の質感」
「ヘアの色」なのか確かめて行く必要があります。
デザインバランスは・・・?
の3方向からチェックします。
カンディンスキーの「点・線・面」をヘアデザインに生かすと
お客様の言っているニュアンスを表現できる。
ここから具体的どうやって「選んでいくか」
「好印象を」作っていくか「セレクト」していくか
まず3つの事に注視してください。
「形」「質感」「色」です。
これらすべて雰囲気につながります。
形はもちろん、質感によって、色の濃度によって
女性らしさ、柔らかさやと言った雰囲気をかもし出します。
洋服でも、インテリアでも、すべてこの三つに
視点を置くだけでグッとセンスがよくなります。
何かの、ものに出会った時・・・
「これはどんな形、質感、何色?」と言う具合に
見ていくと全体像が見えてきます。
「形・質感・色」の3つにアンテナが常に立つように
なり、セレクトにひつよな基本が備わってきます。
シンプルイズベストです。
写真のの中に映し出されている化粧品の並べ方
や背景、これらすべて余分物を排除し、主役が
引き立つように色合わせや、並べ方や写真の明るさに
によってバランスを取り雰囲気を出しています。
高級感や清潔感を出すには色合いが重要になりますし
時代を超えて飽きないデザインはシンプルです。
デザインする上で考えなければならない要素とは?