秋から冬にかけて、特に空気が乾燥し始めると、肌をしっかり保湿したつもりでも、お昼すぎから乾燥でメイクが崩れる、目元や口元の小じわも気になると言うのが40歳過ぎ世代の辛いところです。
男性も、女性も乾燥の原因の一つは「厚くなった角層」にあるかもしれません。
[乾燥肌とは?]
秋から冬にかけて、気温が下がり空気が乾燥すると、手や足、ふくらはぎや太もも、腰周り、あるいは全身の肌がカサカサして、時にはかゆみをともなう事があります。
このような症状を乾燥肌と言いますが、これは肌(皮膚)の角質層の水分が30%以下になり、保湿機能が低下して皮膚から水分が蒸発してしまうために、カサカサとした乾燥肌になるのです。
加齢によって肌の水分量や皮脂量が不足すると、これ以上潤いを逃さないよう角層細胞が増殖します。これによって角層が厚くなって肌のキメが乱れると、乾燥や小じわにつながってしまうのです。
とはいえ、角層はバリア機能の低下を補うために厚くなっているとも考えられます。ですので、はやりのピーリングなどで、むやみに皮膚表面を剥がせば良いというものではありません。
まずは”しっかり保湿”が大前提です。
目次
肌乾燥の原因とは一体何のでしょう?人間は生まれ持って乾燥肌になって生まれてきたわけではありません。人間の肌は本来水分をキープしたり外的刺激から守れるように「セラミド」と言う成分が含まれています。
しかし年令による甲状腺機能低下、糖尿病、シェーグレン症候群(涙腺、唾液腺などの外分泌線に慢性的に炎症が生じ、涙や唾液の分泌が低下、乾燥症状を呈する自己免疫性疾患)など重篤な疾患の兆候といして乾燥肌になることもあります。
肌の乾燥がひどいだけではなく、身体全体に体調不全の症状がある時には、病院に行かれることをおすすめします。
乾燥肌が、お肌の老化を進ませる原因にもなりますので、エイジングケアにおいても、乾燥肌対策はとても大切です。
乾燥肌になる原因としては次のような事が考えられます。
自分の置かれている環境をチェックします。
乾燥肌に必要とされる水分・油分・保湿成分を一度に補給することができるホホバオイルやバージンココナッツオイルも有効です。なるべく酸化しにくいオイルを選んでください。
保湿するには保湿する化粧水を外からバシャバシャ補給すればよいのかと言うと、「ちょっと待ってくださいと」言うことになります。
化粧水に収れん作用を目的に肌を引き締める役目を持っています。また早く水分を飛ばすためにアルコールを使用している場合がありますので、あまりオスス目できません。
水は蒸発しますし皮膚にはバリア機能があって中にあまり浸透しません。角層には通常15~20%の水分が蓄えられており、また自分から自然に出ている(天然保湿因子)も働いているため、考えての使用が求められます。
細胞間脂質の半分をしめている”セラミドが近年注目されているのです。したがってコスメ選びの基本は”セラミド”や”ヒアルロン酸”など保湿成分が配合されたものが良いでしょう。
ファンデーション選びも注意しましょう。
ファンデーションも保湿効果の高いものに切り替えましょう。最近は肌をキレイに見せるだけではなくスキンケア効果の高い商品も数多く出ております。
例えば薄づきでも保湿力がある「クッションファンデーション」などです。 進化し続ける「リキッドファンデーション」も良いでしょう。ケーキタイプやパウダータイプは、一時避けて使用しましょう。
「ターンオーバーケア」を試して見ましょう。
乾燥によりターンオーバーが乱れて厚くなった余分な角層をケアすることで、保湿成分が角層にキチンと行き渡るようにすることが重要です。
ターンオーバーと言えば、ゴマージュが一般的ですが、ゴマージュの刺激も時には心配です。
おススメなのは・・・? アビサ・ジャパンの「シュクレ」てんさい糖を使った無添加のシュガースクラブです。もともと砂糖には高い防腐性や殺菌性の他に細胞再生の働きがあり、古くから医療現場で使われてきました。
中でも蜂蜜を「肌に塗ると」良いでしょう。「マヌカハニー」は殺菌作用を数値で表されており数値の高いものは医療現場で使われています。
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オイル美容は、乾燥肌の救世主、皮膚の皮膚の脂質分泌は冬に低くて夏に高いものですが、40歳過ぎになると、夏でも脂質が出ない、一年中乾燥が止まらないと言う悲し事態に陥っていることが分かりました。
そこで老いてる乾燥肌にはオイルで徹底抗戦! 角層が蓄えている水分が蒸発しないように皮膜を作ります。化粧水のあとに美容液、もしくは酸化しにくいオイル、ホホバオイルやアルガンオイル、バージンココナッツオイル、バージンオリーブオイル、白ワセリン、などを少し手のひらになじませ顔全体を優しく包むようにのせていきます。
目の周りと、唇だけは、皮脂がほぼ出てないので、乾燥が気になるなら重ぬりしても構いません。
今や沢山のオイルがでていて効能や香り、テクスチャーもいろいろですが、乾燥、小じわ対策ならやはりホホバオイルやアルガンオイルなどが王道です。
肌表面の保湿効果の他に、肌荒れを防ぐ抗炎症作用に加え、角層を柔らかく整える働きもあります。美容家から言わせれば、あまり色々な香り付けや物がハイいていないものがオススメです。
見た目に美しくないと言うことで以前フランスでは流行りませんでしたが、その流れを一気に変えたのが台湾で爆発的に人気を博している「Timeless Truth」ブランドのバイオセルロース素材のマスクシートパックです。
こちらは日本未上陸です。Rakuten ラクマ こちらで扱っているみたいです。
日本製での人気商品は・・・ フェイスマスク ルルルンプレシャスGREEN 32枚入り(肌メンテナンスタイプ)
2015年にはパリのデパートでもコーナーが誕生したほどです。パック人気が欧州全土に飛び火したほどです。パックは毎日使うと、お肌にtoo muchです。
夜はパックよりオイルで皮膚呼吸をさせながらカバーしたほうが保湿効果と潤いに良いと思います。
コットンや手づけどっちが良いなどと言われていますが、開発者の意図をよく読んでいただくことです。アイテム商品にコットンと書いてあればコットン使用にの方が効果的と言うことです。
もしハッキリ表示されていない時は基本お好みでどうぞということでしょうが・・・? あなたがいま乾燥で肌が敏感になっている状態ならチョット話は違います。
コットンの摩擦も刺激になる可能性があるからです。
まずは手をこすり合わせるなどして温めて、規定の量を手のひらに取ってなじませ、ゆっくりと上から優しく押さえるようにハンドプレスします。刺激を減らすだけでなく、手のぬくもりでコスメが温められ。浸透を助ける効果も得られます。
乾燥肌や小じわの原因の一つが血行不良、血の巡りのが悪いと新陳代謝が鈍くてターンオーバーが乱れたり、栄養が皮膚の細胞に行き渡らなくなったりします。
サウナに入ると体内の中心部の温度である深部体温が上がり、血流が良くて血管の内被細胞から一酸化窒素が多く作られ、それが更に血流をアップさせるということが医学的証明されています。
さらに、肌を外的刺激から守る皮脂膜は、皮脂と汗の成分と混ざり合ってできていることから、たっぷり汗をかけるサウナは、乾燥肌を救ってくれるありがたい存在と言えます。