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ブログをSSL化したあとにやっておくべきこと

ブログをSSL化した後、早急にしないといけない5つの設定

長く運営されているブログをSSL化された場合に、気をつけることがあります。

それは画像のURLです。

 

実は画像のURLが「http://」になっていると、そのページには警告が出ます。WordPressのブログをSSL化したあと、やっておきたいことをまとめました。

 

 

SSL化するとURLが「http://」から「https://」に変更されるため、いろいろやることが出てきます。

 

レンタルサーバーの設定でブログをSSL化させたから安心 …。という訳にはいきません。これから紹介する5つの設定をしないとブログを完全にSSL化させたとはGoogleに認めてもらえません。

SSL化しているのに「保護されていない」と出る?

SSL化されたページではURLの欄に鍵マークが出ます。しかしこんなふうに(i)のマークがでた場合、SSL化したハズなのに「保護されていない」と出るページがでてきます。

原因は画像のURL

ブログのホームページは完全なのに、個々の中のページは、こんなページがでてきます。

 

 

 

実は画像のURLに原因があります。

 

 

「https://」のページの中に、こういうURLの画像があるとダメなんです。そうです。画像へのリンクが「http://」から「https://」になれば解決です。

 

 

内部リンクのURLの変更する場合

内部リンクのURLを変更するのは、「Search-Replace-DB-master」というプログラムを使うと簡単に一括置換できます。

 

「Search-Replace-DB-master」をダウンロード

まずは、「Search-Replace-DB-master」をダウンロードします。

 

まず、「こちらのページに行ってく」ださい。

 

Search-Replace-DB-master

 

下の画像で示している文字のところをクリックし、「Search-Replace-DB-master」をダウンロードしましょう。

 

 

Search Replace DBのダウンロード手順

少しブラウザを下にスクロールすると「Download Search Replace DB」という文字の下に入力フォームが出てきます。

 

 

 

意味はこんな感じです。

 

 

チェック項目の内容を理解したらチェックを入れます。3つ全てにチェックを入れるとEmail入力フォームと [ SUBMIT ] ボタンが表示されます。

 

 

(A) Name: 姓・名

(B) Email: メールアドレス

(C) Confirm Email: 間違いがないか確認のため、もう一度メールアドレスを入力します。

(D)「Yes! I’d love to receive your newsletter!(ニュースレターを受け取ります)」にチェックを入れるとニュースレターが配信されるようになります。希望しない場合はチェックを入れずに [ SUBMIT ] をクリックします。

 

「Organisation Name」は組織名ですので入れなくても大丈夫です。

 

NameとEmailを入力し [ SUBMIT ] をクリックします。

 

すると、このような画面が表示されます。

 

先ほど入力したメールアドレス宛にメールが送られてきます。

 

この中を確認 > 「here」のリンクをクリックしてSearch Replace DBをダウンロードします。

 

ダウンロードした「Search-Replace-DB-–-*-emaildownloads.zip」を解凍します。

 

 

「Search-Replace-DB-master」を解凍して名前を変更

次はダウンロードした「Search-Replace-DB-master.zip」を解凍します。

 

「Search-Replace-DB-master」というフォルダ名を必ず別のものに変更してください。

 

その解凍された「Search-Replace-DB-master」の名前ですが、適当に変更します。

 

Search-Replace-DB-master-baseball ベースボールと入れました。何でも良いので変更します。

 

FTPソフトでサーバーにアップロード

FTPソフトで、サーバーに「Search-Replace-DB-master-baseball」をまるごとアップロードします。

 

僕の使っているエックスサーバーの場合は・・・?

「public_html」の直下(=「public_html」のフォルダの中)・・・にアップロードします。サイトの一番上の階層です。

 

アップロードはWindowsの場合は「FFFTP」を、Macなら「FileZilla」を使うといいです。

 

 

情報 FileZillaの使い方Mac 

 

 

僕はMacですので「FileZilla」を使っています。サーバーにアクセスできるようにして、サーバー内の変更したいアドレスをクリックし、その中「public_html」をクリックして「Search-Replace-DB-master-baseball」アプロードしました。

 

Search Replace DBにアクセスします。

あなたの使用しているブラウザ(グーグル、サファリ、インターネット・エクスプローラー)などで、サイトドメインの後ろに先ほど変更したフォルダ名を追加してにアクセスします。

 

https://サイトドメイン/フォルダ名/

 

サーバーにアップロードできたら・・・自分の「URLの後に(Search-Replace-DB-master-baseball)」と入れてクリックすると「Search-Replace-DB-master」のプログラムが起動します。

 

(あなたのブログURL)/Search-Replace-DB-master-baseball/

 

 

「https://」に置換させる

「Search-Replace-DB-master」のプログラムが起動、(画面が現れたら)以下のように入力します。

 

 

  • 【1】元のURLを「replace」に
  • 【2】SSL化したURLを「with」に
  • 【3】dry runで仮実行・live runで確定

 

します。

 

注意したいのは、元のURLにも、SSL化したURLにも、最後にスラッシュは入れないことです。

 

良い例

https://tomio23.com
https://tomio23.com

 

悪い例

https://tomio23.com/
https://tomio23.com/

 

「dry run」で仮実行し、最終的には「live run」を実行することで置換が始まります。

 

僕の場合は1,000記事以上あるのでけっこう時間がかかりました。

 

もし失敗した場合はバックアップで戻すしかありません。
僕は2つのサイトで実行しましたが失敗したことはありません。

 

 

「Search-Replace-DB-master」を削除

注意非常に大切なこと・・・

さきほど「public_html」の直下にアップロードした「Search-Replace-DB-master」を必ず削除しましょう。

 

先ほどファイル名を変更してアップロードした理由は、ほかの人がアクセスできなくなるためです。

 

前述した通りパスワード認証がなくてもアクセスできてしまうため、配布された、ままのフォルダ名だと「サイトドメイン+フォルダ名」でアクセスできてしまい大変危険です。

 

使用後は必ず「Search-Replace-DB-master」フォルダをサーバーから削除してください。

 

 

外部リンクの画像URLの場合

上ではSSL化した自分のブログ内の画像URLだけに適応されます。

 

でも外部のサイトで使われている画像URLが残っていることが多いんです。この場合は手動で直すしかありません。

 

しかし調べてみると・・・?
WordPressプラグインの「Search Regex」で一括置換できる神プラグインがありました。「Search Regex」が便利です。

 

新規プラグインで「Search Regex」サーチ後「Search Regex」をインストールし、有効化します。

 

その後、サイドメニューの「ツール」から「Search Regex」を選択します。

 

 

 

変換前と変換後の文字を入力

下の画像のようにして下さい。

 

変換前と変換後の文字を入力

 

A.「Search pattern」に変換前の文字を入力
B.「Replace pattern」に変更後の文字を入力
C. Search »で検索・Replace »で仮変換・Replace & Save »で変換して保存

 

Search »Replace »の順に押して意図しないものが出現していないか確認します。

 

問題なさそうならReplace & Save »を押すと完了です。

 

外部サイトの画像を使っている例

ブログをやっている方で、外部サイトの画像を使うときで一番多いのは「Amazonアソシエイト」と「楽天アフィリエイト」で す。

 

ブックマークレットの「カエレバ」はすでにSSL対応していますが、過去にカエレバで取得した画像の場合は「http://」のままです。

 

あと、「はてなブックマークレット」のカウント数画像も「http://」です。これらの置換は下の表を参考に!

 

これらの置換は下の表を参考にしてくだし。

画像URLの変換例
Amazonアソシエイトの画像 変更前 http://ecx.images-amazon.com
変更後 https://images-fe.ssl-images-amazon.com
楽天アフィリエイト
の画像
変更前 http://thumbnail.image.rakuten.co.jp
変更後 https://thumbnail.image.rakuten.co.jp
はてなブックマークのカウント数画像 変更前 http://b.hatena.ne.jp/entry/
変更後  https://b.hatena.ne.jp/entry/

 

 

アフィリエイトのバナーを入れている場合は注意!

アフィリエイトのバナーを入れている場合は、これも関係します。

 

アフィリエイトのバナーを入れると、いっしょに超小さい透明画像がセットになっています。

 

アフィリエイトのバナー画像を入れているときはちゃんとその画像にもSSL対応をしなければなりませんが、一括置換でなんとかなる場合がほとんどです。

 

僕が変換した透明gif画像の置き換え例も紹介します。

 

透明GIF画像のURL変換例

 

透明GIF画像のURL変換例
バリューコマースのGIF画像 変更前 http://ck.jp.ap.valuecommerce.com/
変更後 //ck.jp.ap.valuecommerce.com/
もしもアフィリエイトのGIF画像 変更前 http://i.af.moshimo.com/af/i/impression
変更後 //i.moshimo.com/af/i/impression
レントラックスのGIF画像 変更前 http://www.rentracks.jp/
変更後  https://www.rentracks.jp/

SSL化後にほかにやること

SSL化後にほかにやることは、他にもあります。

 

Google Analyticsでの設定
Google Search Consoleの設定
PHPファイル
ウィジェット
CSS(「style.css」など)の設定
SNSのシェア数を戻す
単語登録の辞書

 

などです。

 

これらについては次回説明したいと思います。
2018年12月現在今だに一つひとつ手作業で変更中です。

 

ゴルフブログについては、だいぶ直しました。・・・はぁ〜疲れる!

 

続きはこちら↓↓
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おススメ記事 保護されていない通信」を解除する方法を【対応手順を丁寧に説明】

 

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