今回、ブログでのアドセンスを使った最適なサイズや効率的な収益化と配置の仕方について説明します。ブログを書いている以上最低限の広告収益として、アドセンス広告は挑戦したほうが良いとおもいます。
アドセンス広告を自分のブログに使用する場合は「Googleアドセンスの登録 」をして審査に通るとGoogleアドセンス広告を設置することができます。そのためには申請をしなければいけません。
Googleアドセンスの登録申請方法など下記のブログで説明されています。
情報https://affiliate150.com/googleadsense-summary
目次
アドセンスの広告の設定には、「自動広告」と「広告ユニット」の2種類あります。
はじめての人にとって、審査に合格した時に、自動広告が初期設定のようになっているようですが、配置場所やサイズを手動で決められる「広告ユニット」がおすすめです。
その訳は・・・?
自動広告は、ブログを読んでくださる読者の立場からすると、基本広告は邪魔になります。
自動広告はグーグルが自動でユーザビリティーを損ねる配置場所やサイズで広告が挿入されてしまうからです。
アドセンス収益をアップさせる効果的な配置場所やサイズは、運営するブログ(サイト)のテンプレートなどで若干変わってきます。
特に、最近はスマホでブログ記事を読む人が大半になってきているので・・・・
広告ユニットでアドセンスの広告を設定する時に注意しておきたい事があります。それは、特にスマホでの表示を優先させるということです。
Googleアドセンスの収益化の仕組みは・・・?
自分のブログ(サイト)などにアドセンス広告を掲載し、訪問者がその広告をクリックするか、インプレッション(表示)した時に報酬が発生する仕組みになっています。
ですので、商品やサービスを売って報酬が発生するアフィリエイトとは違います。アドセンスは広告のクリック、インプレッション(表示)された時点で報酬を発生させることができます。
そして、基本的にブログ(サイト)の運営者が広告を選択することはできず、Google側で自動的に広告が表示されるような仕組みです。
この、ブログで実際に貼り付けているアドセンス広告の配置例を紹介します。
PCで表示した時のアドセンス広告の配置例は、以下のような感じです。
実際このブログを直接、見てもらえばわかることなのですが、一応わかりやすく図に表してみました。
ピンク色で塗られた「アドセンス広告」と書かれている部分にアドセンス広告を入れています。
簡単に説明すると・・・
アドセンス広告1・・・タイトル真下です。
アドセンス広告2・・・目次のすぐ下です。
アドセンス広告3・・・記事の一番下です。
こんな配置にします。
「タイトル下」と「記事下にある広告」というのは最もクリック率が高くなります。
2016年8月からアドセンスの広告上限、数3つまでという縛りがなくなりましたので、現状では1記事にいくつでもアドセンス広告を貼ることができます。
しかし、”コンテンツよりも広告が目立ってしまわないレベルで”という条件が付けられているので、あまり広告をベタベタと貼り過ぎるのも考えもので、しかもブログが読みにくくなっては問題です。
僕の場合は、1記事に3つのアドセンス広告を入れる事に決めています。読者に邪魔にならないようにするためです。
このブログに訪問してくるユーザーも、60%以上がスマホを利用していることがわかっています。あくまでもスマホで読んでもらうことを前提にしています。
実際に、上で紹介した「3つのアドセンス広告」をスペースに、それぞれ、どのような種類の広告を入れていけばいいのか、そしてその広告の作成手順について詳しく説明いたします。
アドセンス広告1に入れているのは、「リンク広告のレスポンシブリンク」です。最近良く目にするので邪魔にならずに効果が高いと言えます。
この様な広告リンクです。
アドセンスの規約が変わるまでは、ファーストビューで広告が表示される位置に貼るのはNGでしたが、今はタイトル真下でも問題なく貼ることができます。
この位置での「リンク広告のレスポンシブリンクがクリックされやすい」と多くの人が言っています。今まではヘッダー真下に貼っていました。
アドセンスの管理画面から[(A) 広告]→[(B) 広告ユニット]→[(C) 新しい広告ユニット]をクリックします。
テキスト広告とディスプレイ広告の[選択]をクリックします。
広告ユニット作成画面が表示されるので、(A) から(D) までの項目を作成していきます。
*名前で分類するのは、後からどの広告からどのくらいのクリックがあったのかを確認するためです。
アドセンス広告は「とにかくブログに溶け込ませる」ことが大切です。
設定が完了したら、[保存してコードを取得]をクリックします。
すると、リンク広告のレスポンシブリンクの広告コードが発行されます。
これで、アドセンス広告1に貼る、「リンク広告のレスポンシブリンク」の作成が完了しました。
ブログへの貼り付けは後から、一括で設定しますので、まずはアドセンス「広告2と3の広告コード」も同じように作成していきます。
Macでしたら「作成したリンク広告を一時的メモ帳」などに「コピー・ペースト」しておくと後で設定のとき楽です。
「アドセンス広告2と3」には、同じ広告を入れます。入れる広告は、「レクタングル300×250」です。
レクタングル300×250は、スマホで表示した時にきれいに収まります。
<スマホでの表示例>
アドセンス広告が、スマホの画面にうまく表示されているのがわかると思います。
それでは、実際にアドセンス広告2と3に入れるレクタングル300×250広告の作成手順を説明します。
アドセンス広告1と同じ手順です。
アドセンスの管理画面から[(A) 広告]→[(B) 広告ユニット]→[(C) 新しい広告ユニット]をクリックします。
テキスト広告とディスプレイ広告の[選択]をクリックします。
広告ユニット作成画面が表示されるので、(A) から(E) までの項目を作成していきます。
設定が完了したら、[保存してコードを取得]をクリックします。すると、レクタングル300×250の広告コードが発行されます。
これを、目次下に貼るアドセンス広告2とします。記事下に貼るアドセンス広告を3として、名前を分けて2つ作成しておきます。
これで、アドセンス広告2と3に貼るリンク広告のレスポンシブリンクの作成も完了です。この時点で、アドセンス広告1~3までの広告コードが出来上がったことになります。
アドセンス広告がきちんと作成されているのかを確認するには、「管理画面の左メニュー」にある[広告ユニット]をクリックします。
すると、以下のように3つのアドセンス広告が作成されているはずです。
各アドセンス広告の[コードを取得]をクリックすれば、今まで作成した広告のリンクコードが表示されるようになります。
ここで、取得した広告リンクのコードを記事に貼り付けていくわけですが、冒頭でも書いたように手動で貼り付けていてはメンテナンスが大変になります。
なので、WordPressのプラグイン「WP QUADS」を使って、アドセンス広告を一括管理するように設定します。
WordPressには、非常に便利な、ブログの管理画面から記事に貼り付けるアドセンス広告を一括で管理できる「WP QUADS」というプラグインがあります。
このプラグインで出来ることは・・・?
記事内の指定した箇所にアドセンス広告を自動挿入できる(記事を投稿する度に自動挿入される)
すべての記事に貼ってあるアドセンス広告の外し、変更が一括でできる点です。
まずは、「WP QUADS」というプラグインをWordPressにインストールします。
WordPressの管理画面の[プラグイン]→[新規追加]から、「WP QUADS」というキーワードで検索をかけます。すると、以下のように「AdSense plugin WP QUADS」というプラグインが検索されます。
[今すぐインストール]→[有効化]をクリックしてインストールします。
「WP QUADS」の有効化が済んだら、さっそく設定していきましょう。
左メニューにある[WP QUADS]をクリックします。
すると、WP QUADSの設定画面が表示さ「Ad Settings」を選びます。
下のメニューにある[ADS]をクリックします。
Ad1~Ad10まで、入力できる項目が出てくますが、今まで作成したアドセンス広告1~3までの広告コードを順々に入力していきます。
今回入力するのは3つの広告なので、Ad1~Ad3までを使います。
設定は、Ad1にアドセンス広告1を設定、続いて以下のような感じにします。
Ad1にアドセンス広告1を設定する
Ad2にアドセンス広告2を設定する
Ad3にアドセンス広告3を設定する
それでは、アドセンス広告1から設定していきましょう。
もう一度、アドセンスの管理画面に戻って、先ほど作成したアドセンス広告1の広告コードを取得します。
アドセンス管理画面の左メニューにある、[広告ユニット]をクリックし、先ほど作成したアドセンス広告1の[コードを取得]をクリックします。
表示された広告コードタグをコピーします。
アドセンス広告1の広告コードタグをコピーしたら、再び「WP QUADS」の設定画面に戻り、Ad1をクリックします。
上の画像の[広告コードを入力]という空欄に、先ほどコピーしたアドセンス広告1の広告コードをベースト(入力)します。
Layoutの部分は、中央に広告が表示されるように、真ん中にチェックを入れます。
Marginとは、広告の周りのすき間部分(余白)の設定なので、お好みで設定します。ここでは「10」にしています。
設定が完了したら、[変更を保存]をクリックします。これで、Ad1にアドセンス広告1のコードが設定されました。
同じやり方で、「Ad2にアドセンス広告2、Ad3にアドセンス広告3」というように設定します。このとき便利なのがメモ帳にペーストしておいたアドセンス広告コードです。
Ad2移行、Ad3もアドセンス広告コードの上に下記の「スポンサードリンク」コードをプラスしてペーストして下さい。
このままコピー&ペーストしてプラスできます。
<p id=”sample” align=”center”>ー スポンサード リンク ー</p>
プラスすることでこのように表示されます。
3つのアドセンス広告のコード入力が完了したら、今度は広告の配置場所を設定していきます。
WP QUADSの上部メニュー[GENERAL & POSITION]をクリックします。
すると・・・広告の配置場所の設定画面が表示されます。
もう一度確認しますが、各アドセンス広告は以下のような感じで設定してきました。
Ad1にアドセンス広告1を設定する
Ad2にアドセンス広告2を設定する
Ad3にアドセンス広告3を設定する
これを間違わないように、下の画像の赤字で書いてある通りに設定していきます。
まず、左にあるチェックボックスですが、上の画像と同じ箇所にチェックを入れます。
そして、[Random Ads]の矢印部分をクリックして、上の画像と同じようにad1~3を切り替えていきます。
注意
[End of Post]となっているところがad3になりますので、間違えないようにしてください。
ちなみに、各項目の配置場所を説明すると以下のようになります。
Beginning of Post・・・ (記事の始めの箇所) → アドセンス広告1
End of Post ・・・・・ (記事の一番下の箇所)→ アドセンス広告3
the tag・・・(目次下の箇所) → アドセンス広告2
Visibilityのところのチェックをすべて外します。(記事にのみアドセンス広告を挿入するため)すべての設定が完了したら、[変更を保存]をクリックします。
これで、アドセンス広告を自動で挿入される「WP QUADS」の設定は完了です。
アドセンス広告1は、タイトルのすぐ下です。アドセンス広告3は記事の一番下に自動で広告が挿入されるようになりましたが、「アドセンス広告2だけmoreタグ」で指定するようになります。
moreタグとは・・・?
moreタグというタグで、このタグを記述した箇所にアドセンス広告2が自動挿入されます。
ですので、アドセンス広告2は目次下に手動で記述する必要があります。moreタグは、WordPress投稿画面のテキストモードに切り替えることで1クリックで挿入できるパネルが用意されています。
moreタグとは、 moreというタグで、このタグをクリックした箇所に「アドセンス広告2」が自動挿入されます。
このmoreタグのパネルを使えば・・・
moreタグというタグがワンクリックで挿入できるので、便利です。僕は目次の下に入れていますが、自分の入れたい場所に入れる事が簡単にできます。
以上で、アドセンス広告を自動で挿入させる設定方法は完了です。
これで、記事を投稿する度にあらかじめ指定していたアドセンス広告が自動で挿入されるようになります。
この方法を使えば、アドセンス広告を削除したり変更したりする場合にも、1つ1つ記事に貼ってある広告コードをいじる必要がなくなって便利です。
とりあえず、Googleアドセンスを始めたばかりの方は、「WP QUADS」のプラグインを使って上記のような配置場所で始めて見ると良いでしょう。
ブログの記事数が増えてきてデータが取れるようになってきたら、広告の数を増やしたり、配置場所を変えてみたりするといいです。
すべての設定をGoogleに任せたいという方は、アドセンスの自動広告を使ってみるといいです。