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これからの美容室が集客する方法を考えてみた。

店舗の集客

僕自身美容室を経営していたのでよく分かるのですが、今や日本の総人口に
たいして美容室は飽和状態です。

過当競争になっています。

今は飲食業にしても、美容業にしても人手不足と集客に苦労が絶えない

これからの集客や、求人をどの様にすればよいか、色々経験した結果
正直なところ、わからなと言う店主がほとんどでは無いでしょうか?

繁盛しているお店は常に集客を考えています。
いくら技術が良くても、そのお店の存在を知らなかったら、集客は難しくなります。

そこで今の現状とこれからの方向性を考えてみたいと思います。

 

過去の美容室での集客方法

美容室は基本的に多くの宣伝費を使うことはできません。

過去の集客方法を考えてみると

  • 40年前は、美容室を出すだけでお客様が来ました。
  • 20年前でしたら、広告やDMを出せば、ある程度お客様が来ました。
  • 10年前は、フリーペーパー、で集客できていました。

もちろん一部の高級感のある店舗では、OZオズモールで集客を今でもで出来ると思います。

 

しかし地域性とか色々な制約があります。広告費0円、しかし売上の20%を支払わなければなりません。

地域ベスト3はその地域にトップページに記載されます。トップになると月に少なく見ても、100人以上は新客が来てくれます。

代官山付近でOZモールで売上200万前後でトップになれます。もちろん地域によって違います。

この売上の20%が広告費として持って行かれます。しかし客層が高級好みですので、定着率もよく、広告としては悪く無いと思います。

このように、お客様の集客にには時代性があります。

 

これからの集客は?

現段階で一番集客効果があるとしたら、確実にインターネットです。

これは僕がブログやネットを勉強し感じたことです。

もちろんネットを集客につなげるためには、経営者自身が今までの考え方を変える必要があります。

では具体的に、美容室の集客に応用できるネット集客を考えてみましょう。

 

やってはダメのこと

美容室での安売りは、ダメです。

現時点でも美容師さんを集めること自体大変な時期です。
もっと美容師の待遇を改善する必要があります。

休眠している美容師を再教育し、パート、アルバイトによる、自由な時間に勤務出来るリレー型勤務体勢も導入せざるえません。

また美容室は全て手作りで生産性を上げることも限界があります。

ではどの様にすればよいのか?
少ない客数で売上が上がるように、経営を改善する努力をします。
集客したお客様は必ず固定化する努力が求められます。

つききりでの対応、お客様もこの方が、喜んでくれます。

 

ネット集客、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)

主に SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用です。

 

もちろん皆さん知っていることですが・・・
SNSは、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。友人同士や、同じ趣味を持つ人同士が集まったり、近隣地域の住民が集まったりと、

ある程度閉ざされた世界にすることで、密接な利用者間のコミュニケーションを可能にしています。

今、広告や、集客でこのSNSを無視することはできません。

これはもちろん美容室に限ったことではありませんが、いくつかのお店のコンサルをお手伝いしている経験上、言えることです。

顧客開拓は常に時代性を敏感に感じ取り、展開していかないと、時代に取り残されてしまいます。

広告も完全に研究しないと的外れになってしまい、広告費だけがかさみます。今やネット広告も費用対効果が取りやすくはなっていますが、それでも費用はかかります。

 

ネット集客は?

成功すれば売上や業績を劇的に伸ばし、圧倒的なコストパフォーマンスを得ることができる集客方法です。

それゆえ、年々競争率が高まっており、しっかり、お金や時間や労力を投下しなければ、成果を得ることが難しくもなっています。

 

必ず取り組むべきネット集客法

時間や努力は必要になりますが、無料に近い集客に、SNSや、ブログがあります。

もちろんホームページは何処のサロンも持っていると思いますが、頻繁に更新しないと意味がありません。

ですから美容室の無料ブログを創ること、そこに毎日、記事を載せていきます。そこからのホームページへの誘導が、これが大きな宣伝になります。

そのために知らなくては、いけないことはありますが、そんなに難しいことではありませんまず無料ブログの良い点は、興味ある話題は多くの人が見て、くれていると言うことです。

 

無料ブログの活用、3代無料ブログ

今や若いオーナーは無料ブログを上手に活用して、集客や、売上を伸ばしています。また無料ブログを活用してホームページに誘導ができます。

 

Amba(アメーバーブログ)

国内ブログサービスの中では、利用者数が1番多いブログサービスです。独自のアバター機能(ピグ)、足あと機能、ゲームコンテンツなど、人を結びつける

コミュニュケーションツールが豊富に用意されており、単なるブログサービスというよりSNS(ソーシャルネットワークサービス)と同じような利用方法が可能です。

芸能人ブログの数も多く、利用者数の拡大に影響している大きな要因だといえるでしょう。

>>Amebaブログの詳細はこちら

 

FC2 (エフシー2」ブログ

数あるブログサービスの中でも利用ユーザー数ではトップクラス。レンタルサーバーや動画サービスの提供も行なっており、幅広い無料コンテンツが利用できます。

インターフェイスは初心者向けというより、中級者・上級者向けの印象があります。
カスタマイズ性能は高く、プラグインも豊富なので、ブログ上級者の利用者も多い。

>>FC2ブログの詳細はこちら

 

livedoor(ライブドア)ブログ

大手ブログと呼ばれる、歴史と人気のあるブログです。利用されている信頼感の高いブログサービスです。検索エンジンの評価も高く、数あるブログの中でも検索に強いブログサービスだと個人的には評価しています。

 

 

インターフェイスは初心者にも使いやすく、直感的な操作が可能です。カスタマイズ性能も十分に備えており、テンプレートも用途に合わせて豊富なので「まとめサイト」などにも多く利用されています。

>>ライブドアブログの詳細はこちら

もちろんこの他にもありますが、この3つが圧倒的に多くの人が使っています。

ここに記事を毎日アップすることで、フアンがつき、お店の宣伝効果は上がります。またホームページへの誘導がリンクを貼ることでできます。

手っ取り早いのがAmba(アメーバーブログ)だと思います。

 

広告を打つとしたら、ネット広告
リスティング広告(検索連動型広告)

リスティング広告は、検索エンジンの検索結果ページに、検索されるキーワードと連動して表示されるタイプの広告です。

商品をすでに知っていて、購入を検討している人に向けてピンポイントに広告配信が行えるので、ネット集客の中でも最も費用対効果が高い広告手法です。

例えばお近くのお客様が美容室を検索して調べたとすると、その人がパソコンでフェースブックなど見た時に横に出てきます。

リスティング広告の料金は、広告がクリックされた時に費用が発生する「クリック課金型」です。キーワードごとのオークション入札制で価格が決まり、1円から誰でも広告出稿を行うことができます。

求人広告にも、向いているのでは、ないかと思います。

美容室関係の利用頻度もまだ少ないく、これから利用頻度上がると思います。

 

アフィリエイト広告(成果報酬型広告)

アフィリエイト広告は、広告を経由して自社の商品やサービスが成約(購入や申し込み)された場合に成果報酬を支払うタイプの広告です。

実際に商品が売れない限り成果報酬の支払いは発生しないので、リスティング広告に次いで
費用対効果の高い広告手法です。

しかしアフィリエイト広告の出稿には、ASP各社とも初期費用(3~5万円)、月額固定費用(5万円前後)、デポジットがかかります、それがペイできればリスティング広告より費用対効果を高める事も可能です。

固定費がかかるのであまり美容室向けでは無いかもしれません。

しかし全国展開している美容室などは広告費としては安くアフリエイターを多く創ることで、顧客の導入ができます。

 

ソーシャルメディヤ

SNSが普及し、棲み分けが起こっている現在。SNSの中だけに留まらず、影響は検索エンジンやマップ系のサービス、携帯マーケティングにも範囲を広げています。

これはFacebookやTwitterなどで繋がっていき、仲間を増やしていく方法です。今や美容室でも多く取り入れていますが、まだ戦略的とは言えません。

僕自身が美容室集客で可能性を感じている。最も可能性が高く費用対効果が高い方法です。

これは田舎ほど、集客が上がります。

未来のあらゆる可能性を秘めた広告のあり方が示される機能を含んでいます。

 

その訳について少し説明します。
今一番企業が大切にしている広告戦略は「対話」へ「伝える」ために「繋がる」です。

 

ソーシャルシフトが進み企業や、お店が生活者といかにコミニケーションを取るかという、この新しいコミニケーションスタイルが広告にどのような役割を示すかが今研究されています。

ソーシャルメディヤ上では、価値ある情報ほど、関係が構築され人のつながりを介して伝わります。

情報が、つながりの中で伝わるとすると、お店や、企業は生活者とつながりを持たないと情報はつながりません。

美容業は口コミが一番と言われてきましたが、今iphoneを使ってネットの世界で口コミが広がっています。

今までは、お店や企業は一方的に情報を伝えていました。しかしそのような手法は効果が少なくなってきました。

例えば一人の生活者と繋がることで、他の生活者とも繋がる事になるのです。これが大きいのです。

 

広告の変化

情報は人を介して伝播するようになり、生活者はこれまでとは違った価値観に基づいて行動するようになります。

知らないうちに僕達もその時代の中で取り入れているのです。

これからは自分たち(お店や、企業)の活動などを「伝えて」「繋がる」必要が、あり、繋がることのメリットには、測り知れない価値があるのです。

 

例えば映画の「マイノリティ・レポート」
SF映画はすぐ現実として自分たちの生活入ってきます。

 

演じるのは、トム・クルーズ映画の中に印象的なシーンがあります。逃亡中のトム・クルーズが地下鉄の駅のコンコースを早足に歩くシーンです。

コンコースに設置された網膜スキャニングシステムが、逃げる彼の網膜を感知し個人情報を識別します。

そして本人であると認識した瞬間、両壁面からは3Dの広告映像が次々現れ、セールストークを始めるのです。

「レクサスはあなたに快適な走りを・・・・」「ジョン、ギネスビールをいっぱいどうだい?」「ジョンストレスがたまってますよ・・・」「旅にでませんか?」と言ったように、

相手の気持ちを察して広告してくる、これが広告業界では注目され、将来このようになるのか?と言ったことで一時話題になりました。

しかし、現実に今やグーグルが検索広告で培った行動を分析して、消費者の取った行動を、あなたに向いている「本」は、これですとか、靴をネットで調べると、この靴買った人は、この靴も買っています。と出てきます。

映画 Her 世界でひとつの彼女、
この映画も実現しそうな話です。携帯電話の音声アシスタントに恋心を抱いた男を描いたラブストーリー。

コンピューターや携帯電話から発せられる人工知能OS「サマンサ」の個性的で魅力的な声にひかれ、次第に“彼女”と過ごす時間に幸せを感じるようになる。

話す相手は人工知能OSの「サマンサ」携帯のカメラを胸ポケットから覗かせれば、旅行に言っても同じ景色が見え、こちらの好みを全て感知してくれる。と言った内容です。

これは膨大な消費行動から各個人の好みに合わせるシステムが、くまれているのです。

このことを考えると美容室は顧客情報を頭皮の状態から髪の質、肌の状態、お客様の雑誌の好み、色々な情報を知っているはず、ただ生かしていないのが現状です。

美容室の、お客様もネットを通じて色々調べたり、過去の購入履歴からその本人の趣味趣向が、分析され、ヘアサロンでも、お客様の消費行動や、ヘアの好みもデーターとして教えてくれる。またiphoneやパソコンからすぐわかるようなシステムが出来るかもしれません。

多分やろうと思えば、できることだと思います。

SNSと繋がることで、大きな可能性が広がると思いませんか?

 

スマホ時代の広告作り、スマホ世代を狙う

今ボク自身もブログを通して伝える場合、パソコンで見てレアウトしただけでは、伝わりません。

いま僕の、ブログを好んで読んでくれている90%の人がスマホを通じて読んでくれています。

スマホを見た時に活字の大きさや、読みやすさのレアウトと考えざる得ないのです。電車に乗っても殆どの人がスマホをカシャカシャしています。

またFacebookやTwitterなどに、きょうは何を食べたとか記事を載せる場合、殆どの人がスマホで写真を撮り、人に伝えています。

ですから、これからの集客はスマホを軸にすえた、戦略をたてざる得ないのです。

写真でとってもらう事を考える。
写真や動画をとってもらう事を前提とした、お店での商品作りを考えるべきです。

写真を撮るときの理由
料理が単体で出てきた場合、写真を撮ります。

動画で取る場合
料理に動きがある場合です。そこが演出です。

誕生日にケーキをテーブルに持って行く時、ローソクではなく、花火だったら動きがあるので動画で撮ります。

いくら丼 わざわざお客さんの前でいくらを乗せる。これ動画で撮りたくなりますよね〜

お客さんが勝手に宣伝してくれる
このお客さんが勝手に宣伝してくれる、仕組みを考えるべきだと思います。

これを考えるだけで、多くの生活者に拡散して、そのお店に行ってみようと行動させるのです。

美容室では、お客さま誕生日など、ほとんどカルテに書かせています。
誕生日を一つのイベントとして、写真や、動画を撮りたくなるような企画は考えやすいと思います。

当然写真を取れば、お店をFacebook,Twitterなどで拡散してくれて、しかも集客アップが望め、費用も少なくすみます。

 

iphoneアプリの作成

お店のホームページのiphoneアプリの作成、とても簡単です。
あなたのお店を探す時お客様にiphoneアプリを入れてもらえば、何時でもすぐ確認できます。

また表の立て看板にお店のiphoneアプリ創りましたと言った宣伝にも使えるのでは、ないでしょうか?

僕のブログのiphoneアプリも作りました。
下記から簡単に作れます。

>>iphone AppBuilderはこちら

 

Facebookの活用

以前、ホームページにスッタフのブログページを創り、毎日、ブログを書かせることをしていました。時間が無いスタッフには、写真と簡単なコメント書かして、事務所のスタッフにブログに載せるようしていたのです。

しかし今やFacebookが良いと思います。

来てくれたお客さんとつながっていく、そこにアップした記事は自然に読んでくれます。またチョットした個人に対しての案内もできます。

 

前もって誕生日もわかります。イベントも作りやすいのです。

自分が予約の入ってない時間をお知らせれすることもでき、タイムリーに予約が入る可能性もあります。

 

Lineを使って集客

最近ではLINEを使って集客しようとしているお店も増えています。
それがこちらのLINE@(ラインアット)というサービスです。

 

初期費用も月額費用も無料で使用できます。もちろん、有料プランも用意されていますが、効果が出れば有料に切り替えればよいだけで、基本的には無料で使えます。

やはりユーザーの多さ、アクティブの多さを無視することはできません。日本では5000万人のユーザー数を誇り、毎日せっせとチェックをしている人達が多いのではないでしょうか?

もちろあなたのスタッフもほとんど、今やLine使っているのでは?

初期費用・月額無料】LINEが提供する集客ツール「LINE@」
https://at.line.me/jp/?ref=a8

LINEは、地域の集客に絞っています。

 

GoogleのSNSのGoogle+

僕自身もやってはいますが、ハングアウトを使うために、コミニティーに参加してる程度です。残念ながら利用している人自体は少ないので、お店のマーケティングにSNSページとして
効果があるのか?と言われたら、微妙です。

 

お店経営なら絶対しておきたい!Google地図で集客する

まず、下記のアドレスから自店の情報を登録してください。

http://www.google.co.jp/landing/placepages/

 

その際に、検索されたときに表示されたいキーワードをなるべく使ってPR文章と店名を表記してください。

特に地図なのでエリアは必須です。

例えば、「代官山の美容室 ○○(店名)」や「梅田のネイルサロン ○○(店名)」などです。

紹介文章にもなるべく、エリア情報と業種名を盛り込んだ紹介文にすることです。

それから、写真は必ず入れること、これは、ページを開いたときに何もなければ、見た方は当然行きたい気持ちが薄れます。

また、できれば動画をいれてください。youtubeのアドレスのリンクを入れて登録できます。
(ちなみにyoutubeはgoogleは運営しています)とのことです。

その他、詳しい情報は下記アドレスより、SNSの集客について色々、情報を載せています。
多分あなたの役に立つページだと思います。

http://www.syukyaku-houhou.jp/

 

経営者のリスク

当然多くの経営者は、辞めたり、独立するときに、簡単にお客さんを持っていかれると思うかもしれません・・・

しかし時代の流れに乗らないで、拒否しても集客はできません、スッタフの働き方が変わろうとしているわけですし、また独立すると言っても今や、独立資金も(投下資本が)大きくなり、必ずしも独立するとは限りません。

スタッフはお客様と繋がってコミニケーションを、みつにすることで、自分のお客様は自分で集客するような考え方に立てば、新しい広告なのです。

そこは経営者の考え方しだいです。

Facebook,Twitterでお客様とつながり、コミニケーションを取る、またホームページへの誘導や、動画による自分で出来る簡単アップヘア等、今や簡単に一人一人がメディヤに発信できるのです。

 

お店で出来る努力、商品を売る方法

商品をそのまま売るのではなく、顧客が得たい結果を売る

商品そのものではなく、買うとどうなるのかを顧客に分かりやすい形にパッケージして、それを売る。

ヘアの仕上げ方を説明して喜んでいるようだったら ,こんな感じに仕上げる場合、この特別な整髪料が必要です。

よそでは売っていません。と言うだけ買う気になります。
またこの最後の売り込みはお客様へ無駄足を踏ませないため説明するだけです。

仕上げ方を後でFacebookで個人のメッセージのやりとりが出来るとろに記載してあげます。商品名や値段も記載します。これもネットでのコミニケーションの一つです。

お客様は、何時でもそのやりとりを見ることができ、無くなったら正確な商品名も思い出せます。メモする必要もなくなるのです。

エステサロンの場合
脱毛、痩身、とか言ってもお客は反応しないが、

ブライダルエステと名づけただけで「結婚前にしてみたい」と思う女性が多くなります。

光の弱い懐中電を売りたいと思ったら。肝試し専用ライトと命名すると肝試し専用ライトと言う事になります。

ファミレスのメニューブックには、フリードリンクの案内はどのページにも乗っています。

よく売りたい商品は3回セットで売れという法則があります。1回陳列したり、表示しただけでは売れません。

何回も目にするようにすることです。やっぱり買おうと思います。

今ネット広告は自分が調べた商品が何処のブログを見ても出てきます。結果的に買ってしまいます。

The response Magazineの記事より一部記載させていただきました。

 

 

tomio23