昔から、松下幸之助の本は数冊読んできた。
その中から営業に関しての多くを学んできた。
リーダーになる人に知っておいてほしいこと
リーダーから退いた今「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」 何故か、読んでみようと目の止まり読破した。
目次
今や知らない人も、多くなってきていると思うので 簡単な略歴を紹介する。
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。 明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。
9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電灯(現関西電力)に勤務。 大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年、株式会社組織に改め松下電器産業に改称)を創業。
昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。
昭和54(1979)年、21世紀を担う指導者の育成を目的に、松下政経塾を設立。 平成元(1989)年に94歳で没。
一代で築き上げた経営者である。”異名は経営の神様”と呼ばれていた。 現代でも尚、多くのビジネスマンへ大きな影響を与えています。
(松下幸之助・comより引用)
松下幸之助の本は例えにしても子供が聞いても理解できるような 分かりやすい言い方た。
僕が読んだ中でもこの本は実際の語り口調(関西弁)を基に 書かれていて、非常に分かりやすく読み易いと感じます。
これは小規模のリーダでも大企業でも考え方は 同じだろうと思う、 一言一言が深く心に突き刺さる。
また、何度でも読み返しながら、自分自身の置かれた立場に 照らし合わせる事ができる良書と思います。
『素直な心で衆知を集め、自修自得で事の本質を究め 日に新たな生成発展の道を求めよう』
という松下政経塾の塾訓を扉に・・・
「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く 正しく聡明にします」と言ています。
素直になれば物事を色眼鏡で見ないようになり 赤は赤、黒は黒に見えるようになる。
そうすることで過ちが少なくなる。
戦術・戦略も大事。しかしそれ以上に何が正しいかということを 忘れてはならない。 そうでないとリーダーの、大事は決行できないものだ。
今の政治家や閣僚に、読ましたてやりたい 今でも通じる考え方がほとんどだ。 それは、物事の真髄をついているから
読む人の心に突き刺さるのだと思う。
一つは松下幸之助という人物が、いかに優れていたかを 知っていた事はもちろん。
目次を見て、僕もリーダー時代に苦労し克服して多くのスタッフに 協力を求めて成し遂げた多くの要素が含まれていたからだ。
人それぞれリーダーとして思い当たる、もしくは 解決出来るヒントがここにはあると思う。
僕がマニュアルにしてスタッフへのセミナーで 毎年繰り返していた事が、多く書かれていた。
松下幸之助はどのように説明していたのか 知りたかったのだ。
美容技術には・・・3つの技術があるとよくいってきた。
その中の美容技術は毎日の訓練の積み重ねで、出来るように なるが・・・接客技術は苦手な人も多く最低限の接客用語は 教えることはできても、個々の対応となると、話は別だ。
ここで言う販売技術とは・・・? 商品説明して売るだけのことではない。
美容業は自分の人間性や技術のアピール、プレゼンテーション 能力が、口コミに繋がり大きな人気を得ることになる。
その中でも接客技術や販売技術(プレゼンテーション技術)を 身につけてもらうのは容易なことではない。
それは(10人10色)人それぞれに対応しなければならないからだ 。
しかし、逆に簡単とも言える。 接客の基本は・・・?『奉仕の心をいつも持って』対応することだ。
要は、かゆいところに手が届き、すべて相手の立場に たって満足してもらえるように対処することなのです。
簡単に言ってしまえばこの様なことだが、実際は 無理難題をいってきたお客様の対応には それなりの基本的対処の仕方を知らないと応用できない。
これら3つの技術を身に着けて、もらうために教えてきた 事がある。
この本の中でも紹介されているが・・・これらを例に いつも仕事に対する姿勢や、奉仕の心の大切さを訴えてきたからだ。 松下幸之助はどのように捉えているのか、読んでみたくなった。
豊臣秀吉の話のたとえは・・・? 奉仕の心と相手への思いやりの大切さを理解してもらうのに 大いに役立つ話だと感じる。
掃除の話は・・・? 大まかには松下幸之助と同じだが 掃除もマニアル通りに、ただ掃除をしているだけだと何も身につかない、昔の剣豪は弟子入りすると剣の使い方の
基礎を中々教えない、やらせる事は掃除だ、どんな単純な 仕事でも「真心込めてやることで」人に喜ばれ、認めて もらえることもある。
現に誰が言い出したか知らないが「日本サッカーサポーターのように!」 観戦後に掃除をして帰ることっで、他の国にも影響を与えた。
良いことを、どの国も実践する事で、平和が訪れるかも知れないのだ。
これもキレイに掃除をしたことがキッカケで広まった。
「四角い部屋を丸く履くな」とは、昔から言われてきたことだ これは手を抜く技術だ、見えないところまでキレイにする心掛けが 大切ということだ。
植木の間を掃除していても、こうゆうふうに掃除したほうが もっとキレイに早く綺麗になる。
木のためにもなる、など色々な気づきを得ることが出来る。
どんな仕事でも自分で、気づき隅々まで手を抜かない仕事は フアンを増やすことになる事を知ってもらために たとえ話で覚えてもらう大切さを、嫌っと言うほど言ってきた。
宮本武蔵の話も、掃除もそうだが・・・ 宮本武蔵は自分で修業して剣を磨き、絵まで素晴らしい絵を書いた。 修業しているからこそ・・・会得している。
鐘の音を聞いて、風が吹いてきたと知り、その鐘の音によって 何かを会得している。
一流の大将なり軍師は戦争しても、大空をいく鳥の大群がパーっと 散ってにげていくのを見て、何か草むらに隠れている。 そこに伏兵がいると、察知できる。
だから、そこに行っらやられるから、そこを避けて通る。 そうゆうことが教えられずに、分かるくらい頭が敏感に働かないと いけないことを、本来感づかなければいけない。
宮本武蔵は勉強したわけでは無いが、自分で編み出したのだと言う 自分の剣の道を習得した。自分で会得した。
宮本武蔵の精神を育てなさいと・・・自分で研究し 工夫し身につけていいく、どんな仕事でもこの考え方は 大切なこと、今忘れ去られていることでもあります。
ここでは、この3つの点について解説したが、他にも もちろん多くの事が分かりやすく語られているのです。
政経塾の人間教育をベースにして構成されたもので 物事の本質を見極め衆知を集めつつ、道を切りひらいていく 人材となるために大切なことが凝縮された一冊なのです。
特に美容業のように人材が辞めたり、独立するケースが 多い、又人間力を身に着けさせないと、顧客は増えない、だからこそリーダーには、オスス目の本だ。
また、心が清らかになるような気がするのは僕だけだろうか?