ニューヨークの女性は1本の赤い口紅で運命を変える 著書 一色由美子 読破
はじめに
「明日は昨日と違う私で勝負する」「見た目が変われば自分がもっと好きになる」といったサブタイトルに心惹かれて手にとった。
情報 ニューヨークの女性は1本の赤い口紅で運命を変える 著書 一色由美子
ニューヨークでのイメージコンサルタントの経験をいかし”成功する女性に”ふさわしい立ち振舞や容姿(メイク、ヘア)からファッションまでのコンサル経歴を持っている。
目次
スポンサーリンク
本の目次は?
この本は「第一章から第五章」までありメイク、髪、洋服、美人のしぐさ、メンタルについて書かれており、美容家の僕に取って興味のある内容だ。
最初にニューヨークの女性はメイクで運命を変えるといった、少しオーバーとも思える第一章から読破した。
ニューヨーク女性は24時間メイクに手を抜かない・・・
これはエグゼクティブのみならず、ベビーシッター、メイド、ウエイトレス、パートタイマーの人たちでも変わりないという。
なぜならニューヨークという街にはあらゆる所にチャンスがあふれているからだ。
キレイにしていると、ありとあらゆるところで人との出会いがあり、億万長者もファーストフード店や、ときには地下鉄にも乗る。
また気楽に声をかけてくる・・・シンデレラストーリーの主役になれるチャンスがある。だから手を抜かない。
これは日本の大都会でも同じだとも言える。
メイクで自分を好きになる
きれいになれば、人生は変る。実は、いきなり服から変えてもあまり意味がない、やはりメイクを変えることで心も変わり印象が良くなる。だからまずはメイクを変えることから始めよう。
メイクは、最も簡単にあなたを美しく変えられる方法です。メイクできれいになると「自分には絶対似合わない」と思った服、セクシーな服で着るのが恥ずかしかったと手が出せなかった服も堂々と自信を持って着こなせるのです。
僕も女性にメイクをして完成間際に顔がほころび喜んでいる気持ちが伝わってきたことは何回もある。女性はきれいになったと感じたら嬉しくなるのです。
要は自信が付けば女性のオーラーが変わり、周りに与える影響が変わるのです。
日本ではいくつになっても「かわいいと思われたい」が主流で若作りをして、子どもぽっさを追求する女性が多いが・・・ビジネスシーンにおいてはNGです。
実力があっても、外見が頼りなければ、まず信用されません。その結果やりがいある仕事を任せてもらえません。
目指すのは・・・
年齢不詳の美しさを持った女性です。「かわいい」を進化させ、「上品、エレガント、ゴージャス、クール、」といった魅力をメイクで身につけることです。
ニューヨークに限らず、いくつになったから女として終わり、とい言った概念はありません。
40、50、60歳、あるいはそれ以上の女性にも”女としての市場”が開かれていると筆者は続けます。
僕もニューヨークを初めヨーロッパ各国の女性を見てきましたが、それは間違いないと感じています。
特に最近のアイドル グループに至っては卒業と同時に、私も年だわと言いた風潮になり、そんな目で見てしまいがちですが、大人の魅力は30だいから始まるのにと感じます。
では、「上品、エレガント、ゴージャス、クール、」といったイメージはどの様なイメージなのでしょう。
「シャネル、クリスチャン・ディーオール、ゲラン」など化粧品会社のブランドイメージのポスターにイメージする女性像が表現されております。
その中から自分がなりたい女性像を見つけて・・・「ゴージャス」「セクシー」「ピュアー」など探してください。
眉について
ニューヨークで、困り眉(ハの字型)は、通用しない、眉一つで人間関係も運命も変わる。
日本では下がり眉が流行っていますが・・・これは困り眉ですね。
「守ってあげたい」と言いながら「この子は思い通りになりそう」と考える人がふえ、代わりに対等に話をし、尊重し合える人との出会いが減るはずです。
眉は知性や品格を表します。
あなたが現在「ハの字の困り眉を」作っているとしたら、眉にきちんと角度を付けて見てください、多分近寄ってくる人が変わってくると思います。
ちなみに、ニューヨークで、流行っている「マイクロブレーディング」これは自眉が生えているかのような毛1本1本を描くアートメイクです。
僕のサロンでもしていましたが、医師の免許が必要でやめました。
以前アートメイクと言われた方法はベターとのりでも付けたような眉毛でしたが・・・その当時から不自然と思い、ヘアや皮膚の色に合わせた眉カラーにして、僕は1本1本書き足していました。
眉 マイクロブレーディング動画
ちなみにマイクロブレーディング動画を載せておきます。
Microblading and Microblading correction procedure TUTORIAL
ニューヨークの女性は1本の赤い口紅で運命を変える
ニューヨークでもオフイスでは髪をひっつめてリップカラーはベージュといった一般的なスタイルで働きます。
働く女性は男性と対等に仕事するからです。「男に負けない」といった強気な姿勢が、自分のキャリアアップに繋がるのです。
しかし、そんなキャリアウーマンがアフターファイブになるとオフイスのスタイルとはガラリと変わり、髪は下ろしアイメイクを整えブラウスのボタンを胸元まで開け、リップを赤くセクシーに塗り替えます。
赤い口紅は「女たちのイメージチェンジのサイン」だそうです。
真っ赤なペディキュア
真っ赤なペディキュアが女の市場価格を上げる?
メイクに関しては年齢に応じて流行を上手に取り入れメイクをアップデートさせることが大切と書いています。
ビジネスシーンとアフターファイブでの切り替え、特にペディキュアはベットインする時もセクシーでしょう?と ”もしも”に、備えて彼がいないときにも欠かさないそうです。
真っ赤なペディキュアはセクシーで刺激的ではありますが・・・日本女性にはどうでしょう。
多くの女性のペディキュアを見てきましたが、多くの日本女性は足の小指の爪が小さすぎてきれいな人が少なく思います。
爪の小ささを強調してしまうように思うのは僕だけでしょうか?
また美人になりたいなら「ポーチ」を捨てなさいや、女は肌で「チャンス」と「出会い」を引き寄せるなど気になる項目が多く語られています。
ニューヨークの女性は「顔」より「髪」
ニューヨークの女性は「顔」より「髪」で別人級のオーラをまとう。
この章は仕事柄、興味があったところだ。まず ”不幸の女は髪が 汚い”美人かどうかは髪が決める。この文章には改めて気付かされました。
アメリカでは靴同様、「ヘアスタイルも年収を表す」と言われているそうだ。確かに同感です。髪は最も注目されるパーツです。
美しく手入れの行き届いた髪は、ステイタスを表します。髪と同様に昔からネイルをキレイにしている人と「歯並びと白さ」はステータスと育ちの良さを感じさせます。
「目立つほど美人ではないのに上品に見える」「肌や体つきは年齢相応なのに、なぜか実年齢より若くみえる」それはなぜか?
そのような人は「髪」に手間や時間、お金をかけていると書いています。
人生を変えたいのならヘア サロンを変えなさい
人生を変えたいのならヘア サロンを変えなさい、サロンを変えれば人生が変わるといい、これにも賛同するところが多い。
ニューヨークでもヘアサロンはピン、キリ、です。ラグジュアリーな高級サロンはウエルカムドリンクが出されバスローブに着替えさせられ、ゆっくりとサービスを受けます。
かつてこのようなサロンを運営してたからよく分かります。しかもカット料金が「12万」だそうです。・・・日本ではせいぜい2~3万です。
話は、テニスプレーやの錦織圭プロも有名サロンに通っているとのことで有名店の名前が書かれています。
もちろんメグ・ライアンやトム・クルーズなどのハリウッドスターが通うサロン名も・・・そのようなラグジュアリーサロンはロッカーに名前を書かれることがステイタスだそうです。
お金持ちがラグジュアリー高級サロンに通う理由など・・・
ヘアスタイルを変えるというのは・・・勇気のいることですが、有名ブディックやセレクトショップ等が集まる中心部のサロンまで足を運ぶべきとも書いている、もちろんその理由についても
その中心部には、おしゃれな人が集まり自分のセンスや考え方、人との交流のチャンスもあるとしています。
また、「美人は前髪を作らない」としている。日本では若作りにするために、前髪と顔を細く見せるために顔に沿って顎ラインぐらいまでにカットされた毛束を垂らしている人が多い。
しかしニューヨークでの「映画スーツ」でも登場女性前髪ぱっつん女性はほとんどいません。ファッションから髪型、ライフスタイルまでもトップ弁護士オフイスを通じてイメージがつまめます。
またで「きる女性はジムで女に変身する」や「できる女性は一度シャワーを浴びて出る」など映画などを通じて、かいま見えます。
まとめ
幅広い世代の女性や、美容師にも参考になると思います。ファッション、見た目の大切さだけでなく、仕事でキャリアアップしたい人や、仕事での人間関係、自分の人生について、どう捉え、どう行動すれば幸せになれるかなど、たくさんのアドバイスが読み易くつづらている。
カット料金の12万には驚きはしないが・・・なぜそれだけの高料金が取れるのか?日本の現状を考えると少し考えさせられた。
これはカットの技術料ではない・・・
ほとんどの部分は、変身させるアイディア、センス料が多くをしめると思う。
トップサロンの人気トップスタイリストのカット技術の差は殆ど無い、あるとすれば・・・その人の気持を高揚させるヘア(バージョンアップ)させるセンスが有るかないかで決まるように思う。
このアイディアやセンスは、日本でも、もっと高く評価しても良いのではないだろうか?
以前フリーランスのヘア・メイクが所属する事務所を見ていたときがあったが「ヘア」だけ担当したコマーシャルの仕事で百数十万の請求が通って振り込まれたのを見たことがあった。しかも数十人ものヘアを担当したわけではない。
どうしてその請求が通ったのか聞いたことがる。企画段階から参加してアイアデアが取り入れられたからと言っていた。
ニューヨークの女性は1本の赤い口紅で運命を変える
スポンサーリンク