アイシャドウの塗り方、アイメイクの考え方
アイシャドウの塗り方、考え方
僕がメイクを勉強し経験してきた、中で大切と思っている事を書いて皆さんと共有、出来ればと思います。
メイクでプロとして大切な事
ヘアもメイクも美容に関してすべて共通する事ですが、美容サロンでは、お客様がどの様な目的でメイクするのか?
また普段どの程度のメイクをしているかが重要になります。ワンランク上のレベルか、スペシャルなのか、その辺の判断が大切な基準になります。
ようはデイメイク、かスペシャルかと言う事になります。
これが雑誌やコマーシャルベースのメイクになると、雑誌媒体の趣向によって、違って来ます。コマーシャルですと、どの層に向けたコマーシャルかによっても違ってきます。
その見極めが大切と言う事です。
その中でも特に美容サロンの場合、本人が実感として奇麗になったと思える。しかもいつも、こう有りたいと思える様にメイクする事になります。
ファーデーションから、眉、アイシャドウ、リップ、ほほ紅と、すべてに共通する点は
どの様な印象が、お客様が一番理想とするかに、焦点を当てる事になり、そこから外れては技術的に優れていても喜ばれないと言うです。
目次
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僕が表現しようとしている事
<光と陰>を創る上で意識し、小顔に見せたり立体的に見える様にいつも心がけます。
目で見る事が出来ない、「光=ハイライト」目で見る事が出来る「陰=シャドー」
色の明度と彩度のグラデーションを使い自然な広がり奥行きを創ります。ただ奇麗に色を塗る、上手に顔をメイクするこれが僕のメイクでは有りません。
洋服や靴に合っている、環境に、その人が出かける場所に合っている。そしてその人自身の人間性にあっている事が大切と思いメイクしています。
眉の位置、アイシャドウの位置やグラデーションの塗り方、ほお紅の位置によって
印象が変わります下の図を確認いただけると、印象の違いが分かります
その人を取り巻く環境とマッチして始めてメイクが映えると言えるからです。
1 は一番ノーマルな眉、位置とアイシャドウの位置
2 は眉、アイシャドウが中心よりにした、場合
3 は眉、アイシャドウを外側よりにした場合
もう一つはライン
もう一つはライン(線)を顔全体を通して意識します。これはヘアデザインでもお話したように、見た目の印象にスゴく影響を与えます。
残念ながらこの点について解説しているメイクアップアーティストを日本であまり見かけた事が有りません。
アイライン
アイラインも眉のラインに次いで印象が変ります。
キュートなタレ目メイク
タレ目メイクのポイントは「下目尻」にありますアイラインの引く、あくまでも全体で考えなくては行けませんが、方向で違いが出ます。
この事がメイクする上で技術的に一番意識している事です。
もちろん時代によって流行は有りますが、何時の時代も基本的に身につけて置くべき点です
アイメイクアップは線と影と色の組み合わせグラデ—ションで創ります。線は元々の目の形を補正し、大きく見せたり優しく見せたり、一重か二重かによっても書き方に注意します。
アイシャドウを入れる場所
顔がそれぞれ異なるようにベースになる骨格があります。この土台となる、骨の形を最大限に生かした場所に入れると綺麗な目に仕上がります。
- ラウンドグラデーション
- スクエアーグラデーション
- アイホールを活かし、縦、横、斜めのグラデーション
縦のグラデーションと横のグラデーション、横野グラデーションは眉に向って、放射状に薄くして行きます。
斜めのグラデーション
眉の位置とアイホールにシャドウを付ける位置によって顔の大きさと印象が変わります。
眉の位置とアイシャドウを外よりにする事で、優しさと優雅さが出てきます
眉の位置とアイシャドウ、ほお紅(チーク)を中心よりにする事で小顔になり頭の良さを感じさせます。
実際にメイクする時
実際にメイクする時に事前に1〜2分で相手と心を通じあわせ、僕が実践している事ご紹介します。
撮影スタジオのモデルに対しても、お客様に対しても、軽く会話をしながら顔のマッサジをします。
特に目の周りから眉の下にかけて、メイクされる方も緊張してたり気分が乗らない事が多く有ります。
この手のタッチと気持ち良さがリラックスさせ、この人に安心して任せようと言う気持ちが出て来たらスムーズなメイクの始まりです。
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