ヘアデザインを作る時のイメージとは?、想像力VS創造力
イメージとは?想像力VS創造力
最近スポーツの世界でもイメージの持ち方で優勝できたり敗退したり
イメージトレナーを自分のチームの一員として迎える選手が多くなり
スポーツ以外でもポジティブ、ネガティブと表現されるように
悪いイメージを持つとその予感があたり
ポジティブに自分の心をどうイメージしコントロールするかで
良い結果を出すポジティブ思考が重要視されています。
目次
ヘアデザインを作る時のイメージは?
ヘアデザインを作る時のイメージは制約のある中でいかに
その人の気持と感覚に、外れない中で美しく第三者に
見えるようにするかをイメージで膨らませます。
イメージとは・・・? まずは受け取る。
そして受け取ったイメージを他者に与えるといった連想ゲームでもある。
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作品を作る場合また少し考え方が違います。
私たちが何かを作ろうとする時、必ず
「どのようなものを作ろうか」とイメージを膨らませます。
そのイマジネーションが豊かなほど、そこから作られるものの
豊かさを保障します。
自分の中にイマジネーションやビジョンが希薄である場合
作られるものも貧困になりやすいものです。
まず作る前にイメージを頭の中で明確にすること
その想像力がどんな技術よりも重要になります。
技術はそれを現実化する方法に過ぎません。
イマジネーションにはどのような種類があるのでしょうか?
大きく分けて2つになります。
- ハーモニックイマジネーション(創造力
- オリジナルイマジネーション(想像力)
ハーモニックイマジネーション(創造力
今まで持っている情報の組み合わせ能力を「創造力」と言います。
過去から現在までの様々な情報や既存のイメージ知識などを断片化し
それを本来の目的とは違う用途に使えるように
再構築し直すことを「ハーモニックイマジネーション」といいます。
洋服でいえば色々な洋服を解体して新たなアイテムを作り出す
「リメイク」に似ています。
「ハーモニックイマジネーション」は頻繁に行われる
イメージ構築法で、的確にタイミングよく行うためには
膨大な学習が必要となります。
自分の持つ情報量が豊富であれば、あるほどリミックス(再構築)
する材料が豊かになります。
またリミックスするだけではなく根底に強い目的があることが必要です。
オリジナルイマジネーション(想像力)
「オリジナルイマジネーション(想像力)」は・・・?
夢見るチカラ、その夢やロマンや世界の深さが
そのままの発想の大きさにつながりオリジナルな形で
情報再構築法です。
ハーモニックイマジネーションとは異なり
完全な直感によって、表現の解決を行う方法が
「オリジナルイマジネーション(直感)」と強い想いです。
今までにない新しい価値あるものを作り出す力が
オリジナルイマジネーションです。
またオリジナルイマジネーションは突然訪れることはなく
むしろ「ハーモニックイマジネーション」を続ける過程に
おいて、偶然生まれると考えた方がいいでしょう。
ハーモニックイマジネーションや
オリジナルイマジネーションを敏感にするためには
「クリアプロセス」が必要になります。
要は夢見るチカラの手続きを取りながら、自己の「心をニュートラル」に
解放していくことです。
心の解放によって自分以外の領域から直感的な
イマジネーションが入ってくるよう気持ちをニュートラルにすることが
目的ですので、必ずしも即座に具体的なイメージが
浮かぶものではありません。
あくまでもヨガや禅のように、心をクリアにすることによって
いい状態を生むことが大切です。
ハーモニックイマジネーションを成功させるには
イメージ構築能力が最重要になります。
たとえば、丸から発想して楕円をイメージし、楕円からいろいろな
ところを切り取って様々な形を思い描いたら
最終的にそれがハイヒールになった、などが挙げられます。
いわばイメージによるしりとりのようなもので
「元になる事象からイメージを連想させていく」という
感覚で捉えれば、デザインソースから具体的なテーマを
イメージさせることができます。
イマジネーション構築には、注意点があります。
- 単純すぎないこと・・・
黒色を見て夜とイメージする
単純さは作品を退屈にします。 - 複雑すぎないこと・・・
黒色を見て自画像と答えても他人には伝わりにくいものです。
どれくらいのわかりやすさ、わかりにくさがちょうどいいのか
という微妙な判断やセンスによるものです。
しかし誰もが想像できるようなイメージ構築では
わざわざプロフェッショナルに依頼する意味がありません。
想像力
異質な情報を組み合わせ、新しい世界観や夢やロマンあるストーリを
描く力、頭の中にイメージや絵を描くこと
創造力
今までに無い新しい価値あるものを創作り出す力
頭の中のイメージを具体的なカタチに定着させること
創造とは違いを作ること、手直しやグレードアップではありません。
* 発想ノート高橋宣行の一部を引用
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