予約から考える事
準備と提案、お客様の心理
(素敵になること)それがお客様の一番の要望です。
一人のお客様に対して充分な前準備をします。お客様がお帰りになってから
次回に役立つ情報を細かく書き記すことから前準備は始まります。
一日の始まりには
その日の予約のお客様に思いをめぐらせ、どう喜んでいただくか
又どの様なデザイン提案をするかを考える事から始まります。
細かく書かれた前回の情報から、お客様の幸せを、満足をえる為の準備がはじまります。
前回お話した内容をおりまぜながらお客様の言葉にしっかりと耳を傾けること。
しかし言葉ばかりにとらわれる事は危険です。
イメージを言葉でどれだけ言いたいことが表現できるでしょうか?
お客様の限られた言葉の中から、いくつかのデザインを発想し、確かめ合いながら
決めていきます。
競合店が多くてお客様に支持されるのは難しいと考えるかもしれませんが
実はお客様も本当に自分の事を分かってくれアドバイスし、美しくしてくれる
ヘアデザイナーに巡り合いたいと思っています。いつも探しているのです。
実は私も経験があります。芸能人は初め綺麗ではなくても1〜2年経つと見違えるように
綺麗になります。自分の個性をわかってくれて、スタイリストが洋服を選んでくれたら
自分ももっとかっこよくなれるとはずだと、そのように思っていました。
今やニュースキャスターにしても人から見られる仕事の人にはファッションスタイリスト
ヘアメイクが付くのが当然になりました。
何回か書きましたがヘアデザイナーの仕事は
お客様の隠れた美しさや、隠れた裏の本当の気持ちを
少しずつ、ひも解き時には自信を持たせ、導き、お互いのイメージを共有し
なりたい女性像、男性像にコーチして喜びを分かち合うプロセスが
長いお付き合いになるのでは無いのでしょうか
ちょっとした表現、ちょっとした演出、相手の事を気遣う言葉が
だせるかどうか、マニュアル通りの事務的な表現になっていないかどうかによって
お客様も又、あなたに出会えてよかったと思っていただけると思います。
お客様の夢や、希望を聞き、お客様も知らなかった美しさを引き出してあげる
これ、すべて叶えるためにはコンサルテーションお客様の情報を詳しく記入うすることから。。
スポーツ世界のコーチのように理想に向けて導く、良いものは共同での信頼なしには
お客様も本当の美しさは手に入れられないし、私達も良いデザインの提供はできません
お客様に夢を見せて、その方向に導いて行く、良きパートナーとしての関係が理想です
ですから対等であるべきだと思います。またお客様もそのようなデザイナーに巡りあいたいと
考えていることも事実だと思います
一回だけの関係で終わらせないためにも、お互い良いスタイルを創るために
このようなことさりげなくお知らせします。
予約が入った時点で情報を共有し全員で受け入れる体制が欲しいと思うのです。
プロとしての発想と表現力にお客様は期待をよせます。
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