汚れを落とすから心のゆとりへ変化
シャンプーについて考えてみた
今までシャンプーは美容室で一番さっぱりして気持ちの良い技術と
言われ、シャンプーは汚れを落とす技術であったはず
汚れを落としながら気持ちよさを与えていた。
一時期美容室選びでシャンプー技術が上手いサロンはその他の
技術も上手いとされ雑誌でも美容室選びのポイントとして
書かれていた時期もある
シャンプーを担当する者に取って
お客様に始めて肌に触れる場所
でもあり髪を洗うプロセスの中、僕たち美容師は
お客様の骨格、毛流、毛質を把握し、お客様の性格
その日の気分も分かる様になる場所でもある
シャンプーはお客様を理解する為の場所でもあった
毎朝シャワーを浴びるときシャンプーする様に生活習慣が
変わる事でサロンでのシャンプーの考え方に変化が
汚れを落とす技術から
デザイン作りにと、変わった。
良いヘアデザインを作る為の素材作りの場としての
シャンプーが大切となる、シャンプー剤も剛毛な人には
柔らかく、柔らかい髪には、張りと腰を、頭皮がオイリーな
人には頭皮ケアを、要は汚れを落とす、から髪の素材を
デザインするシャンプーに変わり
いつの間にか素材作りと
共に癒しのシャンプーや、顔のリフトアップ効果の技術の
変化があった、今髪についた整髪剤や、頭皮の角質を
奇麗にする炭酸泉等、お客様の生活環境やライフステイルが
変わる事で技術も変化して来ている
当初シャンプー技術は快感を与えるため、手の動きを早く
動かしリズミカルに強弱を付ける事と音楽で言う所の盛り上がる
部分、最後にスローテンポからトップスピードへと速く動かし
お客様の気持ちを高ぶらせ静かに終わる様にして
気持ちよさをアピールしていたが
素材作りデザイン作りの
シャンプーに変化、いかに健康な髪に近づけるかが検討され
本当にツーシャンプーを2回とも根元をこすりつける事が
良いのかが見直されてきた。
その後、心の癒しや健康に
意識が変化しオーガニック思考が高まり、皮膚の衰えを
考え始めるお客様が多くなりヘッドスパとアロマ、シャンプー
多くのお客様がヘッドスパと、アロマ、シャンプー
マッサージ効果と顔のリフトアップ頭皮や肩のこりへの
対処が組み込まれたシャンプーに技術が変わり
シャンプースペースも音楽を癒し系音楽に変えそのリズムに
そって技術も同調させ、お客様に気持ちを込めて
マッサージ効果と顔のリフトアップを主体にした技術に
変わって来た
シャンプーは汚れを落とし
快感与えるから⇒毎日お客さまが朝シャンに変わり
シャンプーの自動化(スタッフの手あれの問題もあり)⇒髪の
健康と素材作りの場に⇒そして癒しと顔のリフトアップと
マサージ効果、炭酸泉へと変わってきた
シャンプー技術をとってもこれだけの変化がなされ
これからは美容室自体の変化が期待される、それに前向きに
取り組んだサロンが 他店との違いとなり
支持されるのではないか
それにはまず自店のコンセプト
今、自店が置かれている地域での特色を出す為にはコンセプト
創りから始めると、店作りもスタッフに対してもすべてにおいて
考え方と取り組み方が変わって来て、次に何をなすべきかが
見えてくる。
本来、僕たちはお客様を見た瞬間から
お客さのヘアスタイルの未来像をイメージし創っているはず。
自店の未来像をコンセプトやテーマを決める事で見えてくる
まずか根底から考えを変えないと行けない時代かもしれない。
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