カットデザインがうまくなる 一番のポイント
カットデザインがうまくなる、一番のポイント
ここの所カットに自信が持てない、教えてくれない、いろいろな悩みを抱えている人が大くいることを知りました。
目次
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今回からカットについて書いて行こうと思います
技術を習うとき、最初は全くの素人ですが、少し自分で経験すると自分自身の解釈で、又は勘違いで、間違って行なっているときが良く有ります。
最初に教えられた事から、かなりずれているのに気がつかずに進んでいる場合が多く有ります。これを指摘されると「聞いていない!」「そうは思っていなかった」「そうは言わなかった」との反応が良く有ります。
此処ではどうして自分はそう感じたのか?を考えて、間違った解釈をした原因を探り出す事が重要です。
カットが上手になる、第一のポイントは「素直」です。
ルビンの杯はご存知でしょうか?
この絵は何にみえますか?
ルビンの杯と聞いたので黒いところに目が行ったと思います。黒い部分を見ている人は杯に見えて、白い部分を見ている人は人の横顔に見えると思います
次は、娘と老婆です
こちらは何に見えますか?
娘と老婆と聴いたので、どちらがあなたには見えているのでしょう。娘の斜め後ろ姿に見える方と、老婆の横顔に見える方がいらっしゃると思います。
丁度、娘の耳が老婆の目になっていますね。そして娘の輪郭部分が老婆の鼻筋に当たります。このようにたった一枚の絵でもいろいろな見方があるのです。
コインだって裏と表があり、さらには、側面だってありますよね。それと同じです。
幾何学的錯覚というものもあります。
ABとBCではどちらが長く見えますか?
BC の方が長く見える人が大多数だと思います。実は同じ長さなのです。ここで言いたいことは、あなたが実際に見ているものでも見方をかえると、まったく違うものになるということです。
まずは、そのことを理解して欲しいと思うのです。
頭をやわらかくして
物事を最初から否定しないことが大事だということです。思考の入り口を広くしておくといってもいいかもしれません。
世の中には人それぞれの、いろいろな考え方があるわけですから、例えば非科学的なことやスピリチュアルな話しでも最初から否定しないでください。
実はその先に何か重要なことがあるかもしれないのに入り口を閉ざしてしまっては、先へ進むことができません
まずは素直が大事なのです。
思考の第一歩は、「そんなことあるわけないよ~」ではなく、デザイナーにとっては「それもあるかもしれないな~」です!
先ほどの娘と老婆でいうと、娘にしか見えていない人は、婆の存在に気付かないわけです。または逆も同じです。
自分の目に狂いはないと思っても、他の人には別のものに見えている。可能性もあるということです。
子供の頃、夏になると怪談話を、お婆ちゃんからよく聞いていました、昔話みたいなものです。
いまでも印象に残っているのは、夜遅くに疲れた様子の知り合いが家に訪ねて来ました。扉を「トントン)と叩く音がしたので、お婆ちゃんと孫が手をつないで見に行きました。
訪ねてきたのはとなり村の知り合いでした、婆ちゃんが家に招き入れ、こんな遅くどうしたのか尋ねると、食料を分けて欲しいと。。。
バーちゃんはお腹が空いているのだったら今丁度食べてるところだから部屋に上がって食べて行きなさいと進めます。
孫が泣き出し、どうしても嫌だと泣き叫びます。困った婆ちゃんは、言われた食料を袋に入れて渡して返したそうです。
孫に、なんでお前は人に親切にできないのか叱りながら、「どうしたんだい」と孫に聞きました。孫は泣きながら言ったそうです。
あの人の背中にずぶ濡れになった真っ青な
怖い女性が、おぶさっていたと言うのです。
翌日近くの沼からその人の奥さんの遺体が見つかったと言うお話です。
お婆ちゃんには見えなかったものが、孫には見えていたと言うことです。婆ちゃんは外見に気を取られ見えていない、手を引かれた孫は冷静に周りを見ていたと言うことです
さて、話しを戻すと、素直が大事といっても、なんでもかんでも素直に信じれば良いということではありませんよ。
世の中には詐欺師をはじめ、とても頭の良い、ロジカルライアー(論理的うそつき)も存在しますので、騙されないように感覚を研ぎ澄ますことも重要です。
まずは、素直な感覚でいろいろなものごとに接し、その中で自分が納得したことを信じれば良いのです。
ただし、盲信(わけもわからずに何でも信じること)は、しては、いけないということですね。
第二のポイントは「器」です。
「あの人は器がでかい」とか言いますよね。その器です。もちろん、器は大きい方がいいと思いますよ。
器の大きい人とは、ずばり「なんでも受け入れられる人」です。あの人は、キライだから近寄らない。
あの人は、元々お金持ちだから自分とは釣り合わない。あの人は、肌もキレイで美人だから、もてて当たり前。
あの人は、・・・
自分にとっての「あの人」をどれだけ受け入れられるかが、器の大きさです。例えば、キライだった人に近づいていったら、とても気が合って大親友になったとか、お金持ちの人に勇気をもって、話しかけたら
お金持ちの考え方を教えてもらえたとか?
キレイな人からは、キレイでいる心構えや、化粧品を教えてもらったとか、どうしても波動の合わない人の先にいた友人と、とても気が合ったとか器を広げるといろいろな人から、成長させてもらえます。
まずは、苦手だと思っている人へ自分から近づいてみましょう。これが、器を広げる第一歩です。
例えば、自分のことしか考えない人より、家族のこと考える人の方が器は大きいですよね。それより、地域全体のことを考えられる人のほうが大きいです。
それより、国のことを考える人の方が・・・・・
器は大きいということですね。
地球全体の幸せを考えている人は、あの人はキライなんて言いませんよね。
第三のポイントは「勉強好き」です。
勉強好きといっても、学校の勉強ではありません。もちろん、学校の勉強をしたり、本を読んだりすることはとても大切です。
しかし、ここでの勉強好きとは、常に学びのアンテナを伸ばしておくということです。若い内に自己投資大切な考え方です
話しを戻すと、日常生活の中で、常にビジネスに役立つ情報を探すくせを、つけることが大事だということです。
学校や会社にいる時間だけでなく、普段の生活でも自分の意識しだいで学ぶ事はあふれています。
技術の基本は感覚、感じることにある
反復練習や体に覚えさせることで技術は身につく、しかしそれをどう使うかが今問われている。
感覚は日常の生活の中で自分が意識していれば磨くことが出来ます。目に入るもの、聞こえる音、触れるもの、香りがするもの、すべてが何かを学ばせてくれます。
「なんでこれはこうなっているんだろう」という疑問を常に持つのです。学ぶべき事は、何歳になっても、どこにいてもあるものです
カットはどうして、そうカットするのかカットした結果どうなったか、デザインを考えることです
基本の使い方であなたのデザインの幅が広がります。初めにすることは訓練です
教えてもらったことをその通りしてみる、それが訓練です。
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