髪の健康には、まず「良質なタンパク質」を・・・
早めの対策が10年後を変える
髪の洗い方や、食事の見直しで薄毛のリスクは軽減します。
年齢を重ねるに連れ、多くの人が抱えるようになる
”髪の悩み”。
「ボリュームが減った」「抜け毛が増えた」など
すでに危険信号の人はもちろん。
今は平気でも遺伝などの不安要素がある人もいるでしょう。
タンパク質って、筋肉、血管、骨など体の
あらゆる細胞を作るメインキャストです。
女性が美しいボディーラインを作るのも
タンパク質こそ、最高のパートーナーなのです。
目次
毛髪の健康のピークは?
男性が20歳、女性が30歳、この年齢を超えると
徐々にハリや、コシがなくなり、太さも細くなって
いきます。
太さが2分の1になり、毛量は4分の1になります地肌が
見える割合が増えるのです。
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その為、頭皮ケアは、早期に始めるのが肝心です。
遺伝は無関係では無いものの、日々のケア次第で
予防ができます。
薄毛のサインを見逃さない!
ヘアサイクルは性別や、年齢や季節によっても変わります。
個人差はありますが、抜け毛の本数は「1日約55本多くても約90本」と
されています。
ただし本数が問題なくても「広汎性脱毛根(根本、毛根と
言われているところが細くなること)」の割合には要注意です。
広汎性脱毛根が増えた。
正常毛の毛根はマッチ棒の用になっていますが
「広汎性脱毛根」は尻尾のように細くなり皮脂のかたまりが
付着しています。
これはビタミン、ミネラル不足や血行不良、ホルモンバランスの
乱れなどで発生します。
頭皮が固くなった。
頭皮が固くなる原因は血行不良、血流が悪くなると
髪は栄養不足になり薄毛が進行します。
頭の骸骨と頭皮に、”ゆるみ”があれば大丈夫ですが
頭皮がパン、パンと張っている箇所は注意が必要です。
髪に良い食品をバランスよく摂る
「海藻類を食べると毛が生えてくる」とよく言われますが
それだけ食べても直接の効果はありません。
栄養の偏りはよくありません。
栄養バランスを考え食事を良くすることです。
良質なタンパク質
髪の90%はタンパク質からできています。
タンパク質の種類は・・・?
- ケラチンタンパク
- コラーゲン
- 小麦
- シルク タンパクなどです。
画像使用:http://www.kaciko.com/blog/post_656
この中で「ケラチンタンパク」は、髪、爪、羽毛、角
などに多く含まれます。
ケラチンタンパクは硬くてもろい性質で
繊維状タンパク構造が緻密で固体の保護をする。
シスチンも多量に含むのが特徴です。
髪の健康を維持するための3つの生活習慣
髪の健康を維持するための3つの生活習慣のうち
まず、「食」習慣について・・・「食」は髪の健康を
左右する極めて重要な要素です。
体と同じく、髪も「自分が食べたものからつくられる」と
言っても過言ではありません。
髪は何から出来ているかと言うと、その構成成分は90%は
「ケラチン」と呼ばれるタンパク質です。
タンパク質は、髪に限らず、爪や筋肉など多くの部分を
作っている大切なもの、その為、食事として体内に
取り入れられても、栄養として真っ先に送られるのは
内蔵など生命維持に関わる部分です。
一方そうでない髪や肌への供給は後まわしになります。
栄養が偏ったり、不足すると、てきめんに髪や肌に現れるのは
こうした理由によるものです。
タンパク質が豊富に含まれる食材
タンパク質には・・・?
- 動物性タンパクと
- 植物性タンパクがあります。
動物性タンパク質は・・・?
肉類、魚介、卵、乳製品などです。
植物性タンパク質は・・・?
大豆製品などです。
どちらかに偏り過ぎるにではなく、バランスよく
とっていくのが良いです。
亜鉛や銅は、タンパク質の吸収をサポートしてくれます。
タンパク質の吸収を高めてくれたり、吸収されたものを
体に必要なエネルギーや物質に変えたりするのに
欠かせないのが、「ミネラル」と「ビタミン」と言った栄養素です。
髪の生産を助ける
ビタミン・ミネラル
ビタミンは皮膚の新陳代謝を良くし、細胞活性を助ける
ビタミンB1,B2,B6,などのB群を多めに摂ります。
またタンパク質の合成に必要な、「亜鉛、銅、鉄」などの
ミネラルも積極的に摂ります。
ビタミンB群
緑黄色野菜、レバー、マグロ、カツオ、鶏肉
にんにくなどです。
ミネラル群
牡蠣、アサリ、イワシ、そば、アーモンド、小松菜
まいたけなどです。
ミネラルは「無機質」ともいい、人の体で作ることができず
外から取り入れる必要があります。
人間の体に必須なミネラル
人間の体に必須なミネラルは16種類あり、その中で
特に髪にとって重要とされるのが「亜鉛」です。
亜鉛を多く含む食品
牡蠣(かき)、ニシン、小麦ふすま、カボチャの種、蒸したカニ
ロブスター、鶏肉、豚肉、七面鳥、赤身の肉、レバー
卵、チーズなどは良好な亜鉛の供給源です。
亜鉛が含まれ食品には「銅」も含まれていますので
それほど注意する必要はありませんが・・・?
植物性だと・・・
ピユアーココア
カシューナッツ
ごま
きなこなどです。
動物性だと・・・
牛
レバー
茹でた桜エビ、などです。
亜鉛が不足すると・・・?
髪を生み出す毛母細胞の分裂が衰えてしまい
ひいては薄毛や抜け毛の原因となります。
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