Macで文章作成時に覚えたいショートカット

効率的なカーソル移動で文書作成が、執筆を効率化できる キーボードショートカットを紹介します。

Mac に標準で組み込まれていて、多くのアプリで使える 「Emacs キーバインド」と呼ばれるこの機能です。

カーソルの移動だけでなく、「shift」キーの併用でテキストの 範囲選択もできる優れ物です。

 

 

 

 

Mac のキーボードショートカット記号です

Mac のメニューやキーボードでは、特定のキーが記号で 表記されることがあります。以下の修飾キーは、その一例です。

 

command ⌘ shift ⇧

option ⌥ control ⌃

caps lock ⇪  fn

キーボードビューアを上部メニューの「文字変換」のアイコン中に 入れておくと忘れた時にとても便利

参照　 Mac のキーボードショートカット・キーボードビューアの表記の仕方

 

 

Windows パソコン用のキーボードをお使いの場合は・・・ 「option」キーは「Alt」キー、「command」キーは Windows ロゴキーになります。

 

Mac – キーボードビューアを上部メニューの「文字変換」の アイコンの中に入れておく方法 動画

 

 

 

基本のカーソル移動系6選

最初にカーソルの移動に使えるショートカットキーです。 まずは「control」キーを、通常のアルファベットキーと組み合わせて 使います。

たとえば、文章を選択後「command + C」(コピーしたい場合) を 使う場合は、「command」キーを押しながら＋「C」キーを押した後 両方のキーを同時に離します。

すると選択された文章がコピーできます。

カーソルの移動ショートカット

control ＋ A 現在の行・段落の先頭に移動・・・(ABCのAアルファベットの先頭と）お覚える

control ＋ E 現在の行・段落の末尾に移動・・・現在の行・段落の末尾に移動 
・・・（EndエンドのEと）して覚える。

control ＋ F １文字進む・・・（ForwardのFと）して覚える

control ＋ B  1文字もどる・・・(Backwardと） して覚える

control ＋ N １行下に移動・・・（Next line Nと）して覚える

control ＋ P １行上に移動・・・（Previous line Pと）して覚える

カーソル移動のキーボードショートカットの便利な点は・・・ 文章の入力中にわざわざ右手を「矢印キー」やマウスに持っていかなくて済むことです。

「control」キーが「A」キーの左隣りに位置するタイプのキーボードなら 左手の小指を「control」キーに乗せたまま作業できます。

慣れてくると文章の執筆スピードがかなり早くなります。

 

shift の併用

上の6つのショートカットのうち、「E」「F」「B」「P」の4つは 「shift」キーを同時に押しながら使うことで、テキストの「範囲選択」ができます。

control ＋ shift ＋ E

カーソルから行・段落の末尾までのテキストを選択といった具合です。 例えば、この位置にカーソルがあるとします。

「control」キーと「shift」キーを押し、押したままの状態で 「E」キーも押すと、このように末尾まで選択されます。

行や段落全体を選択したい場合は、次の順に入力していきます。 「control」キーは押しっぱなしで大丈夫です。

カーソルが文末にある場合・・・？

control ＋ A で選択したい文章の先頭にカーソルを移動

 

control ＋ shift ＋  E 末尾まで選択

 

右側全部選択されました。

「F」「B」「P」はそれぞれ以下の挙動になります。

control ＋ shift ＋  F カーソルから右に1文字選択

control ＋ shift ＋  B カーソルから左に1文字選択

control ＋ shift ＋  P  カーソルから上に1行選択 

いずれも、「control」キー、「shift」キーと一緒に「F」「B」「P」を 押している限り、選択範囲が広がっていきます。 ですので連打する必要はありません。

「F」と「B」については、先ほどと同様に「option」キーも
一緒に押すと、1文字単位ではなく1単語単位で選択してくれます。

日本語ではうまく機能せず1文字単位になってしまいますが 英語やカタカナであればきちんと単語を認識します。

 

続いて削除系6選

ここで紹介するのは文章を削除したい時です。

control ＋ D カーソルの右側の文字を削除

control ＋ H カーソルの左側の文字を削除

「delete」キーはキーボードの中心部から少し離れた位置にあるので この2つはちょっとした入力ミスを修正したい時に重宝します。

control ＋ K カーソルの右側の文字から行・段落の末尾までを削除

control ＋ Y 「control + K」で削除したテキストを挿入

「control + K」はカーソルの右側を末尾までばっさりカットしてくれます。 カットしたテキストは「control + Y」で使い回すことができます。

先ほどの文章で、文と文の間にカーソルがあったとします。

 

次の順に入力することで文の位置関係を変える事ができます。

control ＋ K カーソルの右側の文を削除

 

control ＋ A 先頭に移動

control ＋ Y 削除した文を挿入

活字にするとややこしく見えるかもしれませんが、実際には「control」キーを 押しっぱなしにしたまま「K」「A」「Y」と順番に押すだけですので簡単です。

他にも、「control」+「A」⇒「K」でカーソルがある行・段落を まるまる削除できます。段落を入れ替えたい時にも便利です。

下は段落が2つの文章です。

control ＋ A 先頭にカーソルを移動

 

control ＋ K 1段落目を削除

 

「control + N」などを使ってカーソルを移動します。

control ＋ Y 削除した文を挿入

文章の行を上と下で入れかえることができました。

もし間違って文章を消してしまった場合は・・・？

ミスで文章を消してしまった場合・・・

⌘ command ＋ Z 消した文章を元に戻すことができます。

 

復元する事ができました。

この様な英語表示のままローマ字入力で打ってしまった場合のミス・・・の削除

ローマ字表示の部分を一括削除

option ＋ delete で英字のミスした部分を一括削除すことができます。
 

 

元の位置に戻り、文章を作り直すことができます。 よくミスする僕にとっては、よく使うショートカットキーです。

作成した文章保存

WordPress、メモ帳、Word、などで、作成した文章は、時々保存をしておく必要があります。

control ＋ S 作成中 文章の保存ができます。

せっかく文章を作成したのに、ちょっとしたミスで消してしまっては元もこうもありません。これは頻繁に行ってください。よく使うショートカットです。

ショートカットの一覧は Apple のサイトに

Mac には、他にも便利なショートカットキーがたくさんあります。 キーボードで多くの操作をこなせるようになると、マウスに手を 伸ばす事なく作業スピードがアップします。

キーボードショートカットについて詳しく知りたい方 Apple のサイトに一覧がありますぜひご覧になってください。

参照　Macアップル ショートカット