プロのメイクアップ道具 ブラシについて
メイクをする時正しい道具があるとないのでは
結果に大きな違いがでます。
良い道具を使えばファンデーションをより均一に伸ばし、唇や
目元にきれいに効果的に色を載せることができます。
しかも値段はそれほどかからないのです。
目次
メイクアップ・アーティストの道具一式
最近のテクノロジーのお陰で、アイシャドーが、粉浮きしたり、マスカラがダマになったり
口紅がにじんだり、と言った心配が無くなって来ました。
もちろん、どんな化粧品を使うかによっても大きな違いがありますが、
そのつけ方、道具の使い方で大きな違いが出ます。
皆が認める良いとされてるファンデーションも正しいスポンジを使わず
その効果を最大限に引き出す事はできないことを知っています。
道具のちょっとした心得を知って賢く使えば、まるで普段からプロのメイキャップ
アーティストにしてもらっているかのように美しく仕上がります。
もしメイクが不自然だとすると、悪いのは化粧品ではなく、使う道具が間違って
いるのかもしれません。
ファンデーションスポンジ
ファンデーションを薄く塗り重ねていくのに絶大な効果発揮します。
リキッドやクリームファンデーションをぬるときには2つ折りにした角を使えば
細かいところもむら無く塗ることができます。
海棉のような天然スポンジは避けたほうが良いでしょう。
表面がなめらかな合成樹脂のもの「但しラテクックスを含まないもの)のほうが
柔らかく順応性があります。
パウダーブラシ
できるだけ大きくて毛が柔らかくボリュームのあるものを手に入れることです。
毛先にボーリュームと柔らかさがあれば、広い範囲にふんわりパウダーを乗せることが
できます。
顔全体に均一に粉をのせることができます。
パウダーブラシはチークブラシで代用することはできません。
よほど小さい顔でない限り、満足の入った結果は得られません
MAC Duo Fibre Brush #187 スティプリングブラシ 187番
個人的にはMARC JACOBSのThe Face II – Sculpting Foundation Brush No.2が好きだが
日本では手に入らりません。
メイクに取ってブラシはとても大切です。
歌舞伎や、舞妓さんメイクの白塗りにはそれに適したブラシがあるように
今はファンデーションもブラシで塗ってよりナチュラルに仕上げる
プロも多くいます。
海外プロ専用ブランド、などはパウダーフラットカブキとした商品のブラシが
売りだされています。
コンシーラー
これは迷わずナイロンの毛のものを選びましょう。天然のブラシはクリームで
べっとりと固まってしまいますが、ナイロンブラシならコンシーラーの上を
なめらかに滑り、1箇か所に塗るのにちょうどよい分量を取ることができます。
使う化粧品のテクスチャーを考え選びましょう。
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アイシャドーブラシ
自分のイメージ通りの仕上がりにするために、アイシャードブラシは最低3本持のが理想です。
小さめのブラシは、まつ毛の際はギリギリのところに、アイラインを描くときや
まぶたの二重になった部分にアクセントカラーを乗せるときなどの細かい作業をする時
狙ったところにピタリと書くことができます。
中位の太さのものは色をたくさんつけることができるので、ほんの2〜3回ブラシを
動かすだけで、まぶた全体に色をぬることができます。
大きなブラシは広い範囲に色をなじませることができます。
大きなブラシはニュートラルなベースカラーを付けるときに役立ちます。
鮮やな色のシャドウを付けるときには向いていません。ですから使わないことです。
アイブローブラシ
多くのブラシの中で最も毛が硬いのがアイブローブラシです。
メイクの仕上げに眉の流れを整えれば顔がスッキリとあかぬけて見えます。
写真に映える仕上がりにするには眉を上に向かってとかします。
毛並みが上に綺麗にとかされているだけで、生き生きとした女性を演出することができます。
リップブラシ
大多数の女性がリップブラシ無しで口紅を塗っているのはおどろくべきことです。
もちろん小指で紅をさす、と言った伝統的文化はあるかもしれませんが、特殊な
ケース、ラインをはっきりさせたくないケースはあるとして、ブラシを使うだけで仕上がりは
劇的に改善されます。
リップブラシは、普段のメイクに使うものと、バックの中に忍ばしておく携帯用と
2つ有ると便利です。
平筆にするか、細筆にするかは好みの問題です。
僕は平筆の方を好んで使っています。平筆はリップラインが書きやすく
使うケースが多いいです。
細筆は口角の細かい部分を仕上げるのに向いています。
リップブラシは天然毛の方が適しています。僕は毛足が長いものより
少し腰のあるタイプが使いやすく感じてます。
まつ毛コーム
束になったまつ毛をコームでとかし、つけすぎたマスカラーを調節する
ブラシがもう片方についたものです。
コームの目の粗さをよく見て選んで下さい。コームの目が細すぎると綺麗にまつ毛を
とかすことができません。
コームの形がカーブが付いているもの、このカーブが眉毛を整える時の
ガイドに使えます。そこが選ぶポイントです。
アイブローステンシル
これを使えば簡単に眉毛の方たちを整えることができます。
自分の眉毛の形にあったものを選び、眉の形を完璧にするのに使います。
アストレア ヴィルゴ アイブロウモデル
ビューラー(まつ毛カーラー)
メイクアップアーテストには欠かせません。プロでなくてもビューラーは必ず使うべきです。
マスカラなしでもまつ毛に張りを与え、目をパッチリ見せるこの道具はメイクポーチに
無くてはならないものです。
まつ毛を上に綺麗にカールさせるだけで目元の印象がハツラツとして輝きます。
爪ハサミ & 爪切り
傷んだ毛先や、眉、欠けた爪を切って整えたりと、思わぬ時に必要です
また色々な用途に使えます。
ぜひ一つ手元においておきましょう。
指
指は最高のブラシ
ファンデーションを塗るときも未だに使うプロもいます。
唇が大きく、唇の輪郭をハッキリさせてくない時など指でぼかします。
クリームタイプのチークやシャドウーは指で付けたほうが簡単です。
チークは頬の高いところに、アイシャドーは瞼からはみ出さないように。時には
ノーズシャドーも綺麗に繊細につけることができます。
寒い朝など指の温度で固くなりがちなクリームタイプも綺麗に滑らかにのびます。
その他
毛抜や、綿棒、綿花、ウエットティッシュ、透明なテープ、ダカール
タオル中くらいな大きさのもの、(ケープ代わりにその他用途いろいろ)
ケープ代わりに使う場合、肌色、もしくは白、色物は顔に色が反射しメイクには不向き
中くらいの硬さヘア、スプレー ワックス、
上げていったらきりがありませんがこれらすべてメイクに必要になります。
野外撮影など、虫除けスプレー等々、モデルを快適に良い気分で
仕事をしてもらうのも、ヘアメイクのしごとですから
ブラシのお手入れ
ブラシはいつも清潔に保ちましょう。
リキッドタイプのクレンジングか、うすめたシャンプーもしくは中性洗剤を使って
毛の内側までよく洗い完全におとします。
すすいでからティッシュでやさしく水分を拭き取り
テーブルの端から浮かすように置いて乾かします。
ブラシの毛先にカーブがついて乾いたものは使いづらく、使えません。
浮かすことで乾く過程でブラシの毛の中を空気が通り、乾いた時に嫌な匂いが
することもありません
最近は専用洗剤が出ています。
ブラシの毛は天然のものでも、ナイロン毛でも構いませんが、僕はできるだけ一番
値段の高いものを購入することをおすすめしています。
大抵の場合それが一番使いやすいからです。
ブランド品は有名プロが契約していて品質も改良されていて、良い物が
多イイです。
モデルも一流ブランドを見て安心します。
最低限必要なモノ
すべてのモノを揃えるには時間もお金もかかります。
とりあえず最低限のものだけを揃えようと思うのなら買うべきものは
リップブラシ、中サイズのアイシャドーブラシ、そして中サイズの良質な
フェースブラシです。
いざというとき便利なアイテム
エリザベスーアーデンのエイトアワークリーム
まぶたに塗って艶を出したり、カサつく部分に潤いを与えたり、あれた唇
やかかとのひび割れをなをしたり、甘皮を柔らかくしたり、ヘアスタイリングジェルに
代用したり、パウダータイプのシャドーやチークと混ぜて塗りやすいクリーム状に
することもできます。もちろんリップの上に重ねて塗ることでグロスの輝きを
出したりすることができます。とにかく便利!
綿棒は色をぼかしたり、混ぜたり、いざというとき色を付けるチップ代わりに
使えます。メイクを落とすのにも適していますしチョットした失敗なら、
さっと修正することができます。すぐれものです。
透明な収納ボックスが何を入れても外から見える、もう綿棒も探しまわらなくて
すみます。
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