ヘアデザイナー各役割に応じて目指すもの?
Hair Designer 各役割に応じて目指すもの?
ヘアデザインはお客様の髪質を知り、持ち味を知り、好みを加味して
こうありたい女性像、男性像に向かってお客様と共同で作り上げていくのが欧米での考え方
だからプロに対して信頼を寄せてくれます。
ただ日本の場合サービス業との考えが強くなりすぎ本来お客さまとの
協力なしにパーソナルな個性に合わせたスタイルはできにくいはずです
この感覚の違いが過剰なサービスへと向かい初対面のお客様に対いて私たちはまず信頼してもらう
ことからはじめなければなりません。
本来のヘアデザイナーが提供すべき仕事ができない環境になっているように思います
もちろん似合うことが前提、髪は重力、風、人のちょっとした仕草でも動く
動いた時が綺麗に見えるデザイン、手入れのしやすいスタイル作りはもちろんですが
私達が作ったデザインを通して
今やお客様の心の健康、元気を提供することに
注意を払うべきでは無いでしょうか?
そう考えるとお客様との会話もおのずと代わり
お客様に愛情をもって、丁寧にコンサルテーションするようになっていきます。
1度より、2度3度と回を重ねるごとに多くの事が分かりあえ、創造以上のデザイン提供が
可能になり紹介が増えることになります。
前回アシスタントについて触れてみました
ではスタイリスト、トップスタイリスト、サロン、ディレクター、アートディレクター
(初級技術者、中級、ベテラン、店長並びに、オーナー経営者)といった技術者ランクが
あるとすると、どの様な基準値がランク分け及び給料の査定基準もしくは勉強課題に
しているのでしょうか?ここで一つの例をご紹介します。
スタイリスト
洋服のこと、プロポーション、髪質、骨格、季節と湿度によるデザイン、ライフスタイル
これらすべてがヘアデザインに関係します。これらをわかった上でデザイン作りに合格した人が
スタイリスト(初級技術者プロとしての)合格ラインです。
トップスタイリスト
多くのお客様から支持され、得意なデザインを持ち、色々な要望にこたえられる
旬なヘアデザイナーしかも自分自身人間として多くの人に好かれる要素を持ち
デザインに対して、生き方に対しても、少し哲学的な領域に確立できつつある人です。
サロンデイレクター
10年以上のキャリアをもち、ナチュラル、フェミニン、ボーイシュ、モダン、カットだけではなく
総合技術にも精通しているキャリヤーの持ち主、サロンを代表するヘアデザイナーです
一つのことに対してわかりやすく語れる人。
アートディレクター
お客様の気持ちの理解はもちろん髪の毛の心を読み取り、髪の素材作りから
内面に隠れたお客様の本音の部分まで理解しデザインを作ることができ
ファションから音楽、インテリアまですべてをモウーラでき、アイデアと造形学に精通して
誰もが認める人格ができている人を指します。
特に分ける必要もないかもしれませんがある程度自分の目標、羅針盤になるのでは無いでしょうか。
本来プロとは、スポーツの世界でもトップランクの人はヘアデザイナー
で言うところのアートディレクターの人格と、その仕事に対しての研究と努力は
できていると思います。
だからこそ自信というオーラが出ているのだと思います。
そこにたどり着くためには専門コーチや、メンタルコーチの存在は欠かせないのかもしれません。
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