コンプレックスは魅力に変わる
誰しもあるコンプレックス
以前ミスユニバースに出る女性を担当することになった
さすがに目鼻立ちもキレイだし、スタイルも足長で抜群の
プロポーション、誰が見てもキレイです。
コンテスト出場までフェーシャル、ネイル、ヘア、メイクまで
定期的にしていた、ある時お話の中からこんな美女でも
コンプレックスを持っている事をしった。
えっ・・えっと、絶句するぐらい驚いたが、彼女のコンプレックスは
おしりの大きさだという。
世界の美女は、おしりのラインがキレイでヒップアップしている、
それがコンプレックスだというのです。
おしりをヒップアップして大きくするためのトレーニングをして
いるそうなのです。
確かに海外には、おしりが大き過ぎて困っている人もいますが
黒人のヒップの横からのラインはヒップアップしていて綺麗だし
くびれもあり水着がとても似合う。
誰しもあるコンプレックス
一番多いのは自分の顔に対するコンプレックスだが、バストが大きく
なりたい、髪がストレートになりたい、足が細くなど顔や身体的
コンプレックスは人さまざまだ。
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広い世界を見てみると、肌の色や、足の長さ、目や、唇と上げていったら
きりがない。
しかし国によって思いは違う
アジアの国々は色白が美人の条件になりますが・・・
これがヨーロッパの国々は日焼けした小麦色の肌が
美しい、またステータスとされたりします。
イタリアでは鼻が、高すぎてコンプレックスに感じていたり
美の基準は一つではないのです。
自分の思い込み?
自分の思い込みのため、自分にしかない魅力になる可能性を
コンプレックスとして考えているケースが多々あるのです。
そもそもあなたが考えているコンプレックスは魅力や
個性と紙一重、一つの狭い価値観にとらわれず世界に目を向けると
日本では嫌いな一重まぶたも、色黒も、鼻が低いことも魅力になるのです。
あらゆる視点で自分を見つめ治して見たらいかがでしょう?
モデルの世界でも一重まぶたは個性となり活躍している人は多くいます。
今まで、ブスの部類に入っていた人も、個性と捉えられ、脚光を浴びた人も
おり、あなたのコンプレックスは輝くダイアモンドの可能性があるのです。
目の魅力は大きさではなく、表情だったり、輝きだったりします。
心の持ちようで目の輝きが、表情として生き返ります。
目で言えばモデルの冨永愛など・・・
コンプレックスに思って、笑顔を作らないことかも知れません。
世界の国々によって理想の美しさは違いますが
ほぼ共通して求めているのは、知性ではないでしょうか?
ミスコンテンストでも見た目の美しさだけではなく
知性も審査基準を担っています。
数時間、色々な角度から審査している内に、知性のある無しで
顔が違って見えてきます。
外見も大切ですが、知性を磨くほうがもっと輝くのではないでしょうか。
自分らしい美しさ
きちんと自分の内面を探り、自分の魅力とは何なんだろうと
考えてみてはいかがでしょう?
ヨーロッパでは自分の個性を大切にして、イギリス人はヘアやメイクは
プロに任せてくれる人が多く、その人の特徴を引き出すよう心がけます。
逆にフランス人は自分の個性や魅力を熟知していて
自分はこうしたいけど、どう思うかと言った相談を受けます。
確かに自分軸を持つことは良いことですけど
その中に閉じこもってしまうと・・・
考えが自分中心で、固まってしまい広い視野で、見た時の自分の魅力を狭く
することにもなります。
コンプレックスとは・・・?
自分にしかない個性になり得る唯一の宝かも知れません。
ヘアメイクデザイナーからすると、理想形の美人顔に近づけるように
デザインするのか、基本となります。
またお客様も若く可愛らしさを求めてきます。
しかしその人らしさや、個性を表現するのは・・・?
その人がコンプレックスに感じている部分を個性としてデザイン表現する
のがデザインコンセプトになります。
その人の持ち味をデザインに生かすことです。
ファッションでもそうですが、なるべくスタイルよく見せるのか
サルエルパンツのように、足を短く見せるファッションで個性を
出すのかの違いです。
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コンプレックスを隠そうと、整形をしすぎて、顔の表情がなくなったりと
僕からすると醜い顔に見えます。
日本ではヘアメイクも「若くて可愛い」事が良いとされてきましたが
知性があり大人の女性が魅力的とされる時代も近いと思われます。
こんな人と、お話がしてみたいと言ったように、またスポーツなどで
頂点を極めた人たちは、内面からくる人間力が、顔や外見の魅力となり
どの人であっても魅力的に美しく見えます。
内面的な事、感性、感覚、頭のなかで考えている事、将来の
夢や希望、あなたの内面的な自分を見つめる事で自分の中に
眠っている長所が引き出された時、コンプレックスは魅力に
変わります。
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